2012年4月28日土曜日

■「午後イチ」「なるはや」社会人が使う独特なことば「オトナ語」とは?


「午後イチ」「なるはや」社会人が使う独特なことば「オトナ語」とは?
http://uloco.jp/a/i_0001hoshi/id/1554/t/20120427
2012/04/27

 あなたは「オトナ語」というものを知っているだろうか?

 友達や家族との間では使わないけれど、ビジネスでは普通に使われる言葉のことだ。ほぼ日刊イトイ新聞の連載「オトナ語の謎。」で、オトナ社会(職場やビジネスシーン)で登場する独特なことばを「オトナ語」と定義したことが始まりだという。

 では実際、社会ではどんなオトナ用語が使われているのだろう? ライフネット生命調べによると、職場で使う「カタカナ語・外来語が由来のオトナ語」は、1位「オファー(する)」、2位「プロパー(社員)」、3位「ペイ(する)」。職場で使う「オトナ語特有の言い回し」は、1位「午後イチ」、2位「ぜんぜんOK」、3位「たたき台」などが挙がった。これらの用語は、会社などで結構耳にしているのではないだろうか。

 年齢別でみると、20代女性は「なるはや」「オリテル(折りTEL)」といった省略語が、40代男性は「ガッチャンコ(する)」「ガラガラポン」などオトマトペ(擬音語)を用いた言い回しが多く、それぞれの特徴も見られた。ちなみに、ガッチャンコとは後で組み合わせることを言い、ガラガラポンとは紆余曲折を経た企画を一度白紙に戻すという意味があるそうだ。

 覚え始めると結構おもしろいオトナ語。だが単なるおもしろ知識ではなく、社会人の36%、派遣社員では41%と4割強が「オトナ語力は社会人に必要なスキル」と感じていた。そう、オトナ語は社会生活を送る上で、すでに必須な用語となっているのだ。

 調査では、さらにこんな事実も判明した。オトナ語をよく使う人はプレゼン上手が多く、異性からの人気も高い傾向がみられた。また、「同年代と比べて出世が早い方だ」という質問には、オトナ語を使わない人の14%が「あてはまる」だったのに対し、よく使う人は24%に上った。相手が使うオトナ語の意味が分からないのに知ったかぶり、後で苦労するようなことは避けたいが、出世や異性からの人気獲得にもつながるオトナ語をビジネスで使わない手はないようだ。



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