2012年4月15日日曜日

■【中国BBS】抗日戦争の映画に見る中国と台湾の違い


【中国BBS】抗日戦争の映画に見る中国と台湾の違い
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0415&f=national_0415_054.shtml
2012/04/15(日) 11:35
 
 中国大手検索サイト百度の掲示板に「抗日戦争映画に見る中国と台湾の違い」というスレッドが立てられた。飛行機のなかで台湾の抗日映画を見たというスレ主が、中国と台湾の映画内容の違いについて意見を述べている。これに対してさまざまなコメントが寄せられた。

 スレ主は次のような違いを列挙している。「中国は農村での部分的な抗日戦の題材が多いが、台湾は都市戦が多いこと、中国は貧しい人が主役だが台湾は紳士な金持ちが主役、中国はまず国の仇からだが、台湾は家の仇から入ること」などだ。

 中国の抗日映画では貧しい人が主役である場合が多いことについては「新中国は農民が天下を取ってできたのだからしょうがない。農民を撮らないで誰を撮る」という意見が寄せられた。

 寄せられたコメントの中で大勢を占めたのが、中国の抗日映画には笑ってしまうという冷めた意見だ。

・「中国が撮るのはちょっと伝奇的な感じだ。1人対数百人とか」

・「中国のは妄想の成分が多すぎる」

・「中国の抗日ドラマの95%はコメディとして見るべき」

・「中国の抗日映画は神話レベルに達しているよ」


 中国と台湾ではいろいろな面で違いがあるので、同じ抗日映画でも角度や描き方が異なるようだ。
 
 ・「双方の党の出身が違うからね」 

 ・「国情が違う」

 ・「中国は無産階級の貧乏人による抗戦。台湾は資産階級の家族による抗戦。でも俺は台湾の方が好きだ。中国の抗日映画は気分が悪くなる」


 そのほかには「欧州の戦争映画を見ると、戦争は本当に忌むべきものだと思えてくる。中国のは…言いたくない」というコメントや、「台湾が撮る抗日映画の方が正確であることに疑問の余地はない。中国の本来の抗日を描いている。中国が撮ると北朝鮮映画のようになる」という意見もあった。

 中国では毎日のように抗日映画やドラマが放送されているが、掲示板のコメントを見ると、あまりに非現実的な描き方に嫌気がさしている人も少なくないようだった。



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