2012年4月1日日曜日

■【中国ブログ】中国人が語る日本文化「まるで水のようだ」



【中国ブログ】中国人が語る日本文化「まるで水のようだ」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0331&f=national_0331_130.shtml
2012/03/31(土) 20:23
 
 氷は眠っている水、水は起きた氷と描写できるかもしれない。中国人ブロガーの「程万軍」さんは氷と水が持つこの特徴こそが日中両国の文化を表わしていると自身のブログに綴っている。

 筆者は「中国文化は固体である氷のようだ。中国は西洋化を迫られてきたが、それは望んでのことではなく、中国人は自国の文化を誰よりも誇りに思っている」と述べる一方、日本はまるで液体である水のようだと形容。「近代の日本も西洋化を迫られてきたが、日本は進んで世界の一部となった」と述べた。

 19世紀中ごろ、西洋文明を前に日本と中国は劣勢に置かれていた。中国の西洋化運動は明治維新より8年も前に始まっていたが、日本の方が早く列強に並ぶ力を得ることになった。その理由は日本が一気に西洋化できたからだ。材料を調達して模倣するだけでなく、国家体制から思想にいたるまで、世界の主要文明と一体化した。

 筆者は、固体の文化には安定性があるが、そのために活力を失うこともある一方で、流動性がある液体の文化は世界の流れに従い、そして世界の流れを造りだすこともできると指摘。

 また筆者は、水の如き日本がサッカーの分野で躍進したことについて触れ、「1980年代、日本サッカーのレベルはアジアでも下位にあったが、1990年代にクラブ制を導入してからその勢いはすさまじく、ワールドカップにおけるアジアの常連となった」と指摘。日本がサッカーの分野でも一気に世界化を成し遂げたことについて、体制から人材構造までも世界と一体化したと指摘、「これこそ水の性質を持つ文化の価値」と称賛した。




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