2012年12月31日月曜日

■【中国BBS】わが国も団結して釣魚島を購入せよ…中国人の声は


【中国BBS】わが国も団結して釣魚島を購入せよ…中国人の声は
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1231&f=national_1231_015.shtml
2012/12/31(月) 13:43

 中国大手検索サイト百度の掲示板に「日本は釣魚島(尖閣諸島の中国側呼称)を購入したのに、なぜ中国は団結して買わないのか?」というスレッドが立てられた。スレ主の質問に対して、中国人ネットユーザーからな意見が寄せられた。

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 日本は2012年9月11日、私有地であった尖閣諸島(中国名:釣魚島)の所有権を地権者から買い取り、国有化した。これは「日本国内における所有権」の移転にすぎず、国際法として領有権が移転したわけではなく、尖閣諸島をめぐる日中間の問題の構図も変わらないはずだったが、中国は「日本が先に尖閣諸島に関する棚上げの合意を破った」と論点をすり替え、日本による尖閣諸島の実効支配打破に向けて動きを活発化させている。

 スレ主は、日本が尖閣諸島を国有化したことに言及し、「なぜわが国は団結して琉球諸島を買わないのか」と質問している。スレ主の質問に対して「わが国は少しも団結しないからだ。みんな自己中心的」という理由が挙げられたが、ほかにも次のような意見があった。

・「島の購入なんてただの形式だからな」
・「もともとこうなんだよ。形式だろうと根拠もなく語ろうが、日本は計画どおりに実行するが、中国は腑抜けだ」
・「もとから日本のものだからね。ただ国有化しただけでしょ」

 しかし上記の意見には反対のコメントもあり「もともと中国の領土なのに何を買うというのだ?」、「自分の物を買うってどういうこと?中国、台湾の漁民が昔から漁業をしてきた場所だから、もし買うなら漁民から買うべきで、主権は日本ではなく中国に属する」など、愛国的な意見が少なくなかった。

 ほかには、日本人はお金持ちだからだ、オレは北海道が買いたい、などの意見のほか、「日本が強引に買ったから何だっていうんだ? あの土地は70年の土地使用権しかないんだよ」と中国では私有地が持てないことを皮肉るコメントや、「中国人はみんな愛国だが、問題は寄付を誰にするかということだ。どのような寄付をしても腐敗役人のポケットに入ってしまう」と嘆くユーザーもいた。



■【中国ブログ】過去への贖罪? 日本の対中ODAの本質とは


【中国ブログ】過去への贖罪? 日本の対中ODAの本質とは
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1231&f=national_1231_011.shtml
2012/12/31(月) 11:35

 中国政府は日本による政府開発援助(ODA)援助について、中国国民に対して詳しく語らないため、親日家の一部の中国人は恩知らずと非難している――中国人ブロガーの「過客而已」さんは「中国人からの恩知らずとの非難は間違い」と主張、その理由を自分のブログで取り上げた。

 外務省によれば、1979年に開始された対中ODAの総額は2005年までに約3兆4234億円以上に達し、道路や空港、発電所といった大型経済インフラや医療・環境分野のインフラ整備のための大きなプロジェクトを実施した。しかし、中国政府は日本によるODAの内容を詳しく開示していないため、中国人のなかには日本によるODAの存在すら知らない人も少なくない。

 筆者が「恩知らずとの非難は間違い」だと主張する最初の理由は、「国家間の関係とは利益に基づいている」から。日本のODAを「善意」や「過去への贖罪」と見る人もいるが、筆者は「国家間にはそんな感情など存在せず、ただ利益のみが考慮される」と説明する。

 次に、「日本の援助はほとんどが低利息ローン」だと主張。日本による援助資金の9割は「最終的に返済する必要がある」と紹介したが、筆者の主張どおり、有償資金協力(円借款)は3兆円を超え、無償援助は1457億円にとどまっている。

 筆者が挙げた3つ目の理由は「中国による見返り」。中国が海外製品を輸入するようになると、欧州や米国、さらに日本から多くの商品が押し寄せてきたと述べる筆者は、「日本はODAによって国際的に良いイメージを確立し、欧州や米国を押しのけて中国市場での確固たる地位を築いた」と主張。さらに「中国の急速な現代化」を背景に「日本製品は中国産を圧倒してきた」と述べ、「それによって生じた損失を考えると受けた援助はどれほどのものだろうか」と問いかけた。

 「良心的な援助というのは国際的によく見られる」と述べる筆者は、第2次大戦後、米国は欧州に、ソ連は中国に、その後は中国もアフリカに長期にわたって資金援助を行ってきたとし、「しかし、どの国も援助国にひざまずいて感謝を述べることはない」と主張。国家利益で決められる援助政策にあって、「良心」を取り上げるのは「ナンセンス」と締めくくった。



■【中国BBS】日本は東洋の国?それとも西洋の国?


【中国BBS】日本は東洋の国?それとも西洋の国?
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1231&f=national_1231_002.shtml
2012/12/31(月) 08:51

 中国のネット掲示板で、「日本は東洋の国?それとも西洋の国?」と質問を投げかけるスレッドが立ち、さまざまなコメントが寄せられている。

 掲示板には投票機能が付いていて、現時点では402人が投票。結果は「東洋の国(60.2%)」、「西洋の国(24.4%)」、「どちらとも言えない(12.2%)」、「東洋か西洋に分けるべきではない(9.2%)」となっていた。4人に1人は「西洋の国」と捉えている点が興味深い。

 この結果について掲示板上では、「東洋と西洋をそれぞれどう定義するかによる」、「地理的な話?それとも経済的な話?」、「東洋の国ではあるんだけど、別の角度から見れば西洋の国でもある」など、一概には言えないというコメントが相次いだ。

 また、「日本は東洋と西洋の優れた部分が合わさった国だと思う」、「中学2年のときの地理教師は『日本は伝統的に東洋の国だが、政治や文化の面などでは西洋の国に属する』と言ってた」などのコメントも見られた。日本人が思っている以上に、中国人から見ると「日本は西洋的な国」に見えるようだ。

 そのほか、「地球は丸い。東洋西洋という区別など本来ないのだ」という声も。インドや中東、アフリカ諸国などが台頭しつつある現代では、確かに東洋西洋という区別はちょっと時代遅れなのかもしれない。



■【韓国BBS】日本の邦楽年間ランキング、AKB48が上位独占


【韓国BBS】日本の邦楽年間ランキング、AKB48が上位独占
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1231&f=national_1231_010.shtml
2012/12/31(月) 11:21

 韓国のコミュニティーサイト「ガセンイドットコム」の掲示板に「2012 J-POP年間ランキング1位-5位がAKB48?」とのスレッドが立てられたところ、さまざまな意見が寄せられた。

 スレ主は、日本の2012年の邦楽年間ランキングは、シングルの1位から5位がすべてAKB48で、6位以下もNMB48やSKE48、ジャニーズばかりだったとのニュース記事を紹介した。記事では、AKB48のCDが握手券付きであったことや、韓国の「江南スタイル」を批判できないとの見方を取り上げた。

 これに対する日本のネット上の反応として「これは確かに当惑している」、「批判ではなく、無関心なんだろう」、「江南スタイルが何の関係があるの?」、「まぁ確かに握手券とジャニーズだけですね、それは否定できない事実」「恥ずかしい順位、日本の恥」といったコメントが上がったと伝えた。

 スレッドには、日本の音楽市場に対して批判的な意見が並んだ。

・「J-POPが滅びている証拠ですね」
・「チャートを見たところ、誰が見ても小児性愛者に加え、変態が多いようにしか見えない。日本が没落している(笑)」
・「情けなくて言葉が出ない」
・「日本は経済大国、アイドルの同じCDを大量に購入できるほど」
・「ふふふ、他の国の歌が全く入らないね」
・「結局、対外能力がない」

 また、ランキング上位を占めたAKB48に関心を示すコメントも見られた。

・「ライブの映像をみたら、 口パクで詐欺っぽい」
・「韓国人でもAKB48にドキドキしながら、いざこのような日本の現実を見ると、自分たちはAKB48なんか好きじゃないとか言うよね(笑)」
・「日本では48という数字が特別な意味があるのですか?」
・「わが国でいえばソウル48、釜山48、大邱48、仁川48になるのかな?」

 一方、韓流に対するコメントも上がった。

・「ここで、なぜ江南スタイルの話題が出るの(笑)」
・「今さら江南スタイルをAKB48と比較した記事?」
・「また韓国の話題」



■【中国BBS】なぜ日本では和服と現代が共存できているのか?


【中国BBS】なぜ日本では和服と現代が共存できているのか?
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1231&f=national_1231_009.shtml
2012/12/31(月) 11:19

 中国大手検索サイト百度の掲示板に「なぜ日本では和服と現代が完全に共存できているのか?」というスレッドが立てられた。スレ主の質問に対して、中国人ネットユーザーからさまざまな意見が寄せられた。

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 スレ主は、日本の通りを着物姿で歩く女性の写真を貼り付け、日本ではこのような光景はごく普通で何もおかしくないが、中国で伝統的な衣装を着て街を歩いたら気が狂っていると思われるだろうと述べた。

 中国人ネットユーザーからは、

・「日本は文化大革命を経験していないからだよ」
・「主な理由は文化の断絶がなかったからだ」
・「日本人は伝統文化の継承を非常に重要視している。中国は伝統文化の喪失が激しすぎる」
・「伝統文化の保存と尊重ゆえだな」

 など、中国では文化の継承が行われていないことが理由との意見が多く寄せられた。しかし、中国にはチャイナドレスがあるという意見もあり「中国だってチャイナドレスで街を歩いてもおかしくはない」、「中国にはチャイナドレスや馬掛があるだろ。ただ漢民族の衣装ではないが」、「中国でチャイナドレスを着るのと同じ感じだろう。問題ないよ」などのコメントがあった。

 中国の伝統衣装と言えば漢服になるはずだが、この点については「もし漢服をきたら、民度が低くて教育のない人たちに和服を着ていると勘違いされ、群衆に囲まれてしまう」、「中国で漢服を着たら和服と間違われてボコボコにされる」などを危惧(きぐ)する声が聞かれた。

 ほかには、日本の文化と精神は大融合と寄せ集めが好きだからで、中国のように何でも統一ではないからだという意見や、日本文化は途絶えることなく継承されたが祝祭日は西暦に基づき祝っている、と指摘するユーザーもいた。



■【台湾ブログ】日本で買ってきてもらったドーナツに感動!


【台湾ブログ】日本で買ってきてもらったドーナツに感動!
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1231&f=national_1231_016.shtml
2012/12/31(月) 13:43

 日本へ旅行に行くおばに、クリスピー・クリーム・ドーナツでクリスマス限定発売のドーナツを買ってきてほしいとお願いしたという台湾人女性のBanbiさん。念願だった限定ドーナツを手に入れた感想を自分のブログにつづった。

 クリスピー・クリーム・ドーナツは米国のドーナツチェーンで、日本のほか中国など世界中で展開しているが、台湾には出店していないようだ。

 筆者のおばも百貨店に出店していたクリスピー・クリーム・ドーナツでドーナツを買って食べてみたところ、「すごくおいしくて感動した」らしく、台湾へ戻る当日に新宿店でお土産として購入してくれたという。

 筆者が楽しみにしていた商品は、クリスマスシーズン限定発売の「ホリデーダズンボックス」だ。おばは親切にも台湾へ戻るとすぐに宅急便で筆者へと発送してくれたというが、残念ながら配達の途中にドーナツが崩れてしまったらしい。

 それでも「そんなの関係ない!」と語る筆者。なぜなら、おばは「ホリデーダズンボックス」購入後に写真を撮影していたらしく、写真を見ながら崩れてしまったドーナツを自分で復元した。

 しかし、おばが撮影した写真には12個のドーナツが写っているのに、届いたドーナツはなぜか9個しかなかったと不思議に思った筆者。おばさんに聞いてみると、筆者の父親が我慢できずに勝手に3個も食べてしまっていたことが発覚した。しかし、心の広い筆者は怒りもせずに呆れた様子。

 「どうしてこんなにクリスピー・クリーム・ドーナツはおいしいの?!」と絶賛する筆者。1つ1つのドーナツの写真を撮影し、ブログで紹介しながら、「ドーナツの口当たりがパンとケーキの中間ぐらいの絶妙な柔らかさだから?」と分析。さらに味に関しても「決して飽きのこない甘さがおいしさの秘訣」と称賛しつつ、「どうしてこんなおいしいドーナツが台湾では売っていないのだ!」と嘆きのコメントをつづった。



■【台湾ブログ】寿司を食べに築地へ…吉野家に変更も大満足


【台湾ブログ】寿司を食べに築地へ…吉野家に変更も大満足
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1231&f=national_1231_017.shtml
2012/12/31(月) 14:21

 「海産物が大好き!」と語る台湾人ブロガーのVenusさんは新鮮な海産物が食べたいなら築地市場に行かなきゃ! と述べ、築地を訪れた際の出来事を自身のブログに綴った。

 築地市場は日本最大の卸売市場であり、日本中の生鮮食品が集まる巨大な市場だ。東京を訪れる外国人観光客にとっても有名な観光スポットとなっているほか、築地場外市場商店街での買い物や食べ歩きは日本人の間でも人気が高い。

 「築地には有名な寿司屋があるらしい」と述べる筆者。がんばって朝早くに起床、午前6時30分半にはホテルを出発し、午前7時には築地市場に到着した。しかし、筆者のお目当てだった寿司屋「大和寿司」と「寿司大」のいずれもすでに客が列を作っており、「もう長蛇の列ができてる!」と驚いた様子。

 寿司屋の列に並んでいるのは旅行客が多い様子で、「この調子だと順番が回ってくるまで2、3時間はかかりそう…」と諦めてしまった筆者。

 東京の人びとのあいだで人気のある場所で朝ごはんを食べたいと思っていたという筆者は、市場内にあった吉野家に多くの客がいる光景を見て、「吉野家に決定!」とさっそく店内へ。

 築地市場内にある店舗は吉野家の第1号店であり、創業店として他店とは異なる特別な位置付けとなっているほか、多くの常連も存在する。筆者は立ち寄った吉野家の店舗が創業店であることを知らなかったようで、「市場で働いている人たちで満席だった」と述べ、牛丼をオーダーしてみて「台湾の吉野家よりも牛肉の量も多くて、めちゃくちゃおいしい!」と大満足。

 写真を撮影しながらお会計を済ますと、次回の来店を促すクーポンをもらったという。「東京にいられる時間は短くて、クーポンを使うことはできないから旅の記念として持ち帰ろう」と満足しながら店を後にした。



■【台湾ブログ】スーパー3軒はしご!日本でがんばって主婦してます


【台湾ブログ】スーパー3軒はしご!日本でがんばって主婦してます
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1231&f=national_1231_012.shtml
2012/12/31(月) 12:06

 日本人男性と結婚した台湾人の女性が、スーパーで買い物する様子などをブログにつづり、「日本の主婦生活」ということで、日常の様子や見なれた景色を台湾の知人たちに伝えている。

 外出する時は自転車に乗ることが多いらしいYuchuan(ハンドルネーム)さんは、携帯電話を片手に目に映った身近な風景を次々撮影。「木曜日はスーパーで買い物する日。家から出ると道路の両側には会社と工場、前方には高速道路があって、すぐそばを電車が走っている。小さな路地に入ると、そこには台湾の“土地公廟”のような小さな神棚が目に入る。この前通った時は、おばあさんがここで拝んでいた」と、写真を載せて1枚ずつ説明を添えている。

 続けて「橋を渡りながら川を見ると、浮いている鴨の姿を発見! 丸っこいフォルムになって愛らしい。橋を渡り切って左折した所に建っているのは、接骨院。古い建物でなんと趣があるのだろう」と、次々感想を述べたYuchuanさん。さらに真っ直ぐ行くと、目的地であるスーパーに到着するとのことだ。

 「この日の目玉商品は、20尾200円のエビ。激安商品はこれ位しか見当たらないが、2月中旬の催事・バレンタインデー用のチョコが早くも売り出されていた。とてもかわいいパッケージには、LOVEという文字とFriendという文字が並んでいて、なんだか不思議。愛を感じているのに友人とは……複雑な関係に思える。私が難しく考えすぎでようか!?」とつづったYuchuanさん。台湾には義理チョコの習慣がないのか、友人へ贈るチョコの存在に戸惑ったようである。

 そしてハシゴ状態で2軒目のスーパーに行き、「均一祭で買い物客がいっぱい! 100円で魚の切り身がたくさん売られていて、鮭を買った」そうで、安い買い物に満足したようである。そして日本の伝統行事である「節分の豆まき」に注目。「赤鬼の顔が飾られている棚には、福豆が並べられ節分ムードがあふれている。テレビを見ていると、節分の日に自分の年齢より1個多い福豆を食べると、病気にならず安全な1年が過ごせる、ということを教えてくれた」と、日本の風習を紹介したYuchuanさん。

 3軒目のスーパーにも行き、「主婦は疲れる。でもそれぞれ、安い商品が違うのだから仕方ない」と自分に言い聞かせている。「帰り道の商店では、おつまみ系の“さきいか”を見つけて食べたいと手に取ったが、400円近い値段を見て高くて戻してしまった」と、ブログの文から節約姿が垣間見れたYuchuanさん。「結局今日買ったものは、鮭に蝦に鶏肉、キャベツ、こんにゃく、玉子、カレールー、麺」ということで、夜のメニューはサーモンとエビを載せたシーフード麺!」と献立を明かした。またキッチンの写真を撮って、「電子レンジと小さなコンロが見えますか? 私は毎日ここで食事を作り食べています」と、ブログで公開。味には自信のなさそうなYuchuanさんだが、安い品を求めて買い物に励み、主婦としての日本生活を楽しんでいるようである。



2012年12月30日日曜日

■日本の空に変化をもたらしたLCC、2013年は勝負の年


日本の空に変化をもたらしたLCC、2013年は勝負の年
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1230&f=business_1230_007.shtml
2012/12/30(日) 15:29

 2012年、日本初の国産LCC(ローコストキャリア)が相次いで登場したことにより、日本の空は大きな転換期を迎えた。

 11年の震災以降、日本への外国人旅行客の減少が続く厳しい状況の中、LCCの進出は経済面の浮揚を促す意味でも歓迎される事柄であることは間違いない。しかも、利用客の頭打ちで経営難に喘ぐ地方空港にとって、これまで電車や車、長距離バスなどを利用していた新規客層や若年層の取り込みや掘り起こし、海外観光客の誘致は大いに期待したいところではあるだろう。

 しかしながら、LCCの翼がこの先、日本の空に定着するか否かについては、専門家の意見は極端に分かれている。そもそも、米国の航空自由化を機に登場したLCCはその後、世界的にシェアを伸ばしたが、急成長した会社がある一方、事業停止や経営破綻に追い込まれた業者の数も多い。ましてや、日本はLCCにはあまり適さない土地柄といわれている。その証拠に、日本へのLCCの進出は、欧米各国はもとより、他のアジアの国々と比べても大きく遅れている。その理由はいくつか挙げられるが、まず最大の理由としては「高額な空港使用料」そして「チケット流通コスト」の問題があるだろう。

 LCCの成功のカギは言うまでもなく「安全面は従来通りに確保しつつ、いかにコストダウンを図れるか」にある。ところが、日本の現在の航空事情は、機内サービスを省略したり有料化する程度では実現できない環境にある。

 たとえば、日本とアメリカにしかない航空機燃料税や、世界平均の3倍といわれる高額な着陸料、カウンター使用料など空港施設に関する諸々の経費、さらには日本における空港地上業務費用の水準は、シンガポールの約8倍、オーストラリアの約6倍。これらが顧客の運賃にダイレクトに影響することはいうまでもない。実際、これらが今まで、海外大手LCCの日本の空への参入の大きな障壁となっていた。

 これに対応するため、国内の各空港ではLCC専用ターミナルの増設、または改装の動きが活発になりつつある。まず、12年10月に沖縄県那覇空港で貨物ターミナル内の一部を旅客用に改装し、国内初となるLCC専用ターミナルの供用を開始したのを皮切りに、関西空港、成田空港でもLCC専用ターミナルの建設に動きはじめた。これらの動きが今後、どこまでコストダウンに繋がるのかが、LCC定着のための大きなポイントになってくるだろう。

 また、「チケット流通コスト」の問題についても、日本人独特の感性をどこまで合理的にシフトさせることが出来るかが焦点となる。たとえば、LCCでは基本的に、航空券の予約はインターネットを通じて自分で行なう。しかし、日本人の感覚、とくに中高年世代においては、インターネットで購入するような習慣は少なく、代理店で手配することが当たり前の感覚としてあるのだ。ビジネスでの利用ならともかく、プライベートなら「まずは旅行会社の窓口に行って」という感覚が根強く残っている。

 もちろん、LCC側もマーケティングを行い、その結果から、日本市場の特異性を鑑みて、旅行代理店などを通じたチケット販売の割合を他国よりも多めに設定しようとしている。しかし、それは当然、流通コストを高めることに直結してしまう。旅客運賃に影響するようでは本末転倒だ。LCCは格安どころか、サービスが省略、有料化されている分、イメージの悪い航空会社に成り下がってしまうだろう。

 海外の事例を見ても、低コストを実現したのに破綻したLCCの例は少なくない。重要なのは低コストに加えて、搭乗率を上げること。とくに日本のような風土では「安かろう悪かろう」では、搭乗率の増加は見込めない。また、LCCというモデル本来の理念が浸透することもないだろう。

 LCC元年である12年は物珍しさも手伝って、各社まずまずの滑り出しを見せたようだ。しかしながら、このままでは数年後には厳しい状況が訪れてもおかしくはない。日本のLCCがはじめて経験する、お正月の帰省や卒業旅行、大型連休のシーズンで利用した客がどのような反応を示すのか、またビジネスシーンでの利用は増加するのか。マスコミやニュースで取り上げられることも少なくなっていく中、口コミでの評判をどこまで広げられるのか。2013年こそが、LCCにとって今後の十年を左右する正念場でもあり、本当の意味での元年とも考えられるのではないだろうか。



■日本人は中国の未来をいかにみているか?―中国メディア


日本人は中国の未来をいかにみているか?―中国メディア
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=68012&type=
2012年12月30日 10時20分      

2012年12月28日、現在の日本人にとって、中国はすでに日々の生活に欠かせない一部分となった。東京で最も乗客の多い山手線に30分乗って、もし中国語を耳にしなければ、逆に違和感を覚える。毎年100万人以上の中国人が日本観光に訪れ、中国の言葉・文化・商品などが日本各地のすみずみまで浸透している。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

尖閣問題で日本には嫌中ムードがさらに高まった。東京の街角で人々はメード・イン・チャイナのファッションに身を包み、レストランでは中国で加工された食品を楽しみながら、テレビを指さし、中国社会の些細なことに揚げ足をとっている。9月に中国の一部の都市で発生した抗議デモの映像は、つい最近の事件と伝えんばかりに繰り返し放映され、近年稀に見る頻度だ。

この現象は今後、長期にわたり続く可能性もある。しかし2020年あるいは2030年頃、中国の経済規模が日本の多くの政治家が崇める米国の水準に達すれば、日本人の中国に対する姿勢にも変化が生じるだろう。このような将来が遠くないことを日本人も認識している。

■中国の経済規模が世界一になったとき、日本はどうするのか?

「そのうち中国に対する優越感はなくなるだろう」と会社員・渡辺泰三さんは語る。過去10年、毎年訪中してきた渡辺さんはこれまで、中国に足りない部分、一方で中国が急速に「時代遅れ」から脱皮した無数の変化を目の当たりにしてきた。これまで、中国の企業管理は立ち遅れ、情報化が普及しておらず、日本企業は強烈な優越感に浸っていた。

「弊社の工場はラインの自動化、営業の情報化で、10年前は中国の同業者をはるかにしのいでいたが、現在はそれほど差がなくなっている。私たちの強みは、ノウハウが若干多いというだけ」

渡辺さんは自宅で、大学生の娘から学校の話を聞いたとき、隔世の感を覚えたという。「娘は日本経済が落ち込み始めた時代に生まれた。いま二十歳だが、この20年間で日本経済が回復したことはほとんどない。中国人の同級生に不景気という感覚はまったくない。学習能力や消費水準はすでに日本人の同級生を超えている」

依然として中国に対しある種の優越感を抱く年配世代とは対照的に、日本の若い世代は日中両国の新たなパワーバランスに少しずつ適応しつつある。

これは日本経済の低迷と中国の追い上げで両国の経済バランスが微妙な段階に差し掛かったことに伴う一種の特殊な感覚だろう。仮に日本経済が今後も足踏みを続け、中国が年7-8%のペースで成長した場合、2020年には中国経済は米国に肩を並べ、世界一に躍り出る。そのとき、日本はどうするのか?日本の有識者らは「早急に議論すべき問題」と模索を始めている。

■強がって心中の恐怖を隠す

しかし日中両国の未来のパワーバランスの変化が日本国民の心中に投映されるとき、日本人の中には中国に対する友好的ではない感情が生まれる。中国が弱ければ、日本には中国に寄り添いたいという友好心が広まるが、中国が強くなると、中国を嫌う人が急に増え、嫌悪感にいくらか恐怖心が加わる。

日本の内閣府が昨年行った調査結果によると、在日米軍軍属による日本人女性暴行事件が頻発しているにもかかわらず、米国に好感を持つ日本人は依然81.9%に上る。一方、中国への好感度は26.1%にとどまっている。今年に入り石原慎太郎・前東京都知事が日中領土紛争に油を注いでからは、この数字はさらに低下しているだろう。

「総選挙戦中の日本には、各政党から『日本領土固守』や島しょ進駐の公約は聞かれたが、周辺国との関係処理に関する理性的な声は聞かれなかった」。早稲田大でアジア関係を専攻する中国人留学生は記者の取材に対しこう語った。

専業主婦の間でさえ、日本の対外関係について触れると、過去の「不再戦」「弱者救済」などの話題から、徐々に領土問題に移り、強烈な「愛国」ムードを表す人達も出てきた。

「ネットと愛国」の著者・安田浩一氏は日本に現われた変化について、こう解釈している。「多くの日本人男性がデモに参加している。政治目的がメインで、ときには感情のはけ口となっている。しかし女性のデモ参加は、社会に対する絶望や心理的危機感によるものだ」。経済の長期低迷、政治的動揺により、出口の見えない迷いの中、少なからぬ日本人は対外関係にはけ口を求め、強がりで心中の恐怖を隠しているという。

■「中国との共存を続けざるを得ない日本」

尖閣紛争悪化後、日本企業の多くが「チャイナ+1」を強く意識し始めた。中国以外のマーケットを確保することで、中国市場でのリスクを分散しようという考えだ。

だが日本経済産業省のアジア担当官は語る。「今後5年から10年間、インド、東南アジアのいずれにしても、中国市場の代わりを務めることは不可能。日本は今後も中国との共存を続けざるを得ない」。部品調達拠点設立から最新の物流体制構築、完成品の組立・販売、さらに一般市民の消費レベル向上まで、中国はわずか20-30年で実現した。世界のほかの地域に中国に相当するマーケットを新たに構築するのはほぼ不可能で、また日本経済の既存のパワーではそれを待っていることもできないとしている。

「日本経済はすでに政治からの脱却を始め、企業は完全にグローバル化した。しかし政治は旧態依然として日本国内にとどまり、政治家は自国経済の利益を顧みず、自己の考えで国家間の関係を攪乱している。それが問題」。日本の有力紙編集長の言葉だ。

経済的苦境からの出口を見出せず、保守政治が根強い現在の日本で最も持てはやされている声は、「中国衰退論」だ。書店には、中国経済の将来的な発展の可能性を度外視し、中国の政治制度を完全に否定する書籍が満ちている。多くの人は「明日の中国にはまた問題が増えるだろう」と自らに言い聞かせ、中国の真の台頭へ備えようとはしない。日本人の目下のこの自信欠如と冷め切った心を、日本の一部の有識者らは憂慮している。



■中国経済、「負債成長」に突入―中国メディア


中国経済、「負債成長」に突入―中国メディア
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=68019&type=
2012年12月30日 10時10分      

2012年12月28日、2008年の米国サブプライム危機の発生後、中国は大規模な投資計画を推進し、地方政府の債務水準が大幅に上昇した。今年1-10月、地方融資プラットフォームの地方債発行規模は約6000億元(約8兆円)に達し、昨年通年の約1500億元(約2億円)を上回った。これは政府の債務水準が急速に上昇し続けていることを示す。中国経済の成長が今後どのようにモデルチェンジするかはさておき、負債に依存する成長というすう勢がほぼ形成されたようだ。経済参考報が伝えた。

都市化による内需刺激、経済成長のけん引が期待されている。都市部住民の生活水準向上を主題とする都市化は確かに、消費と投資をけん引することができるだろう。しかしその前提条件は、政府による大規模な借金だ。現在の都市化は30年前の都市化と異なり、生活水準の向上、現地人と他省出身者の収入格差の縮小を目的としている。これは大量の資金を必要とする都市化だ。かつての都市化は工業化による結果であり、農村部の安価な労働力が都市部に流れ込み、企業に莫大な利益をもたらすと同時に、政府の収入を増やした。これは大量の資金を生む都市化だ。かつての都市化により農民が都市部の貧民と化したが、現在の都市化は借金返済を目的とするものだ。今後の都市化推進の進度は、各地方政府の債務管理能力によって決まる。しかし高齢化および経済成長率の低下に伴い、今後の財政支出の増加率は財政収入の増加率を大きく上回ることになり、この不足分をより大規模な借金により補わなければならない。

今年1-11月の企業債発行総額は、前年同期比191.9%増の5713億5300万元(約7兆7000億円)に達した。これは地方の都市建設投資公司、地方国有資産投資経営公司などが中心になって発行したものだ。借金の規模が倍増しているが、これは満期を迎えた債務を返済するためで、政府投資プロジェクトの資金を追加するためでもある。政府の公共商品・サービスの提供に必要な資金は、今後年を追うごとに増加するだろう。

ラテンアメリカ諸国は1970年代に「赤字財政・負債成長」戦略を実施し、当時の世界経済の衰退を乗り切った。しかし赤字財政により、ラテンアメリカ諸国は債務危機に陥り、同地域の1981-1990年のGDP年間平均成長率は1.0%のみに、1人当たりGDP成長率はマイナス1.0%のみになり、「中所得の罠」に陥った。中国も今後、赤字財政政策を実施することは間違いないが、これはやむを得ないことだ。しかしラテンアメリカ諸国と比べ、中国には長所とメリットが存在する。

(1)中国の今後の債務増加は日本と同様に、内債が圧倒的比率を占める。中国は外貨準備高が世界一の国であり、外部からの影響を受けにくく、危機が発生する可能性は低い。

(2)中国は過去30数年間にわたり工業の基礎固めを行い、世界的な競争力をつけ、輸出額が世界一となった。これはラテンアメリカ諸国の輸入代替方式とは比べられないものだ。後者はかつて、貿易赤字と巨額の外債が毎年続き、最終的に金融危機を発生させた。

(3)中国政府の資産負債表の品質はラテンアメリカを大きく上回っている。国有企業の規模を見るならば、政府の受ける「株主配当」は15兆元(約202兆円)を超える(2008年のデータ)。これには土地・鉱産物・森林などの国有資源は含まれない。

(4)中国人は世界でも稀に見るほど勤勉な国民であるが、これは労働生産性の向上にとって非常に重要である。今後の産業モデルチェンジの過程において、労働生産性を向上させる余地が残されている。ラテンアメリカ諸国はかつての産業モデルチェンジにおいて、労働生産性を低下させた。

上記した通り、中国経済の負債成長は避けられないが、過度に懸念する必要はない。当然ながら、収益率をいかに高めるべきかは、発展の戦略・方式・手段を選択する上で最も重要な指標となる。国家は規模化経済を実現し、企業は労働生産性を高め、国民サービスは公共サービス商品の効果を最大限に高める必要がある。このような経済のモデルチェンジを実現する前提条件として、政府の機能もモデルチェンジさせる必要がある。



■老いた親の面倒をみるのは子供の義務、「高齢者権益保障法」改正案が可決―中国


老いた親の面倒をみるのは子供の義務、「高齢者権益保障法」改正案が可決―中国
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=68037&type=
2012年12月30日 15時43分      

2012年12月28日、年老いた親と離れて暮らす子供に定期的に帰省するよう義務付ける「高齢者権益保障法」改正案が、全国人民代表大会常務委員会で可決された。西部網が伝えた。

改正案では、社会的に広く認知されている重陽節(旧暦9月9日)を「敬老の日」と定めた。家族に対して高齢者への「精神的いたわり」を強く求め、「家庭の構成員は精神的に老人を無視、孤立させてはならない」と規定。離れて暮らす子供には、定期的に帰省したり連絡をとるよう義務付けており、各職場は雇用者の「探親(親に会うために帰省する)」権利を保障しなければならない。

最近中国では、実の子供による高齢者への虐待や遺棄、財産の盗取などの事件が相次いで発生している。改正案では高齢者に対する家庭内暴力を禁止。同時に「家庭の構成員や親族は高齢者の財産を占有、強奪、違法譲渡、隠匿、破壊してはならない」と規定している。

北京師範大学法学院の崔文星(ツイ・ウェンシン)副教授は、「高齢者に対する虐待や遺棄が犯罪として成立するケースはまれ。多くの場合が外部の目の届かない場所で行われており、こうした虐待をどのようにしてくいとめるかが問題だ」と指摘している。



■中国の青年社会人、3割が依然として親のすねかじり―SPメディア


中国の青年社会人、3割が依然として親のすねかじり―SPメディア
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=68006&type=
2012年12月30日 19時44分      

2012年12月28日、環球時報によると、シンガポールのニュースサイト「チャンネル・ニュース・アジア」は27日、中国では一人っ子政策の影響で、学校を卒業して社会人になった後にも依然として親に依存して生活する若者が増加していると報じた。

ある調査によると、中国の青年社会人の約30%が親に経済的に依存しているという。一人っ子政策の導入以降、中国の親は幼児期の教育から就職まで子供の生活のあらゆる分野まで面倒をみる傾向が強くなった。そして今、一人っ子政策の第2代目が生まれ始め、親世代の影響はさらに大きくなっている。3歳の男の子の父親である王飛(ワン・フェイ)さんは、「祖父母が上海で生活している子供は、大きくなった時に同じく一人っ子と結婚したら、彼ら夫婦は3~4戸のマンションを相続でき、その家賃収入だけで悠々と暮らせる」と話した。

一方で、上海外服心理援助センターの戈登顧(ガー・デングー)主任は「中国には『富は三代続かず』と言うことわざがあるように、親が子供を過度に加護すると、結果的に子供は立派に育たない」と指摘した。

親の子供に対する庇護が大きければ大きいほど、子供の親に対する依存度合いは大きくなるが、一部の親はそうした甘えを子供に奨励さえしている。戈主任によると、「仕事では何も遠慮することはないよ。会社があなたをクビにしても別にかまわないし、仕事が嫌ならさっさとやめてしまいなさい。どうしても働かなきゃいけないの?私たちが全部援助してあげるから大丈夫」と子供に話す親さえいるという。



■【台湾ブログ】私のオアシスはモスバーガー、とにかく大好きです!


【台湾ブログ】私のオアシスはモスバーガー、とにかく大好きです!
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1230&f=national_1230_003.shtml
2012/12/30(日) 11:52

 「摩斯漢堡(モスバーガー)を心から愛しています!」とブログで宣言した台湾人女性が、その理由や店内での過ごし方を書きつづり、興味深い内容になっている。

 「モスバーガーは、私が1人で過ごせる静かで安心できるオアシス!」と言い放ったのは、美味しい物に目が無いというCing(ハンドルネーム)さん。「ノートパソコンや本を持ち込んだり、論文を書く準備をしてモスバーガーに出かけます。とても静かで清潔な店内は、本当に素敵な場所。午後になったらモスに行って静かに席に座り、混み始めたら家に帰るのが私の日課。ヘルシーなバーガーから揚げ物までそろっている、メニューも魅力。モスバーガーのすべてが大好きで、心から愛しているので多くの人に紹介したいんです!」と述べ、熱い気持ちが伝わってくる。

 Cingさんが通っているのは、台湾北西部に位置する新竹市のモスバーガーらしいが、「素敵さは台湾の全店舗共通だと思う」とのこと。「私が決まってオーダーするのは、海洋珍珠堡(シーフードライスバーガー)! 焼きおにぎりにシーフードのかき揚げがはさまれている。イカ、エビ、野菜がつまっていてお米とマッチして本当に美味しい。この味が大のお気に入りなんです!」と説明したCingさんは、写真も載せてわかりやすく紹介している。

 続けて、セットで頼んだ豆乳プリンの味にも大満足したというCingさん。「黒糖柚子ソースをかけていただいた。大豆の香りと味が強かったが、甘すぎない黒糖と柚子の風味を加えると、なんだか新鮮に感じるカッコイイ味になった!」と述べている。

 店の雰囲気からフードまで、とにかくモスバーガーを大絶賛しているCingさん。ブログの最後には公式サイトのURLを載せ、「ここを見れば店舗の住所がわかります」と強力推薦。来日時はモスバーガーを訪ねてもらい、台湾の店舗と比較してどんな思いを持つのか、感想などを聞いてみたいものだ。



■【仏国ブログ】日本の芸者は、伝統芸能を習得したプロのホステス


【仏国ブログ】日本の芸者は、伝統芸能を習得したプロのホステス
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1230&f=national_1230_005.shtml
2012/12/30(日) 13:08

 フランス人が、文化情報サイト「Culture」で、日本の芸者について記した。

 筆者は、欧米では芸者は娼婦に近いイメージを持つ人もいると語る。しかし、芸者は、お座敷と呼ばれる茶屋でプロのホステスとして働いていると伝えた。高度な伝統文化を芸術として習得しており、伝統舞踊や唄、楽器演奏、華道、着物の着付け、茶道、書道、教養ある会話や礼儀作法をきちんとわきまえてこなしているのが芸者だと述べる。

 こうして手に入れた能力は、日本の伝統社会において尊敬されており、「芸者」という文字は「アーティスト」を意味していると説明。

 それではなぜ、芸者には否定的な意味合いがついてまわるのかということについて、「お座敷の常連客が招いたお客のために、芸者が踊りや娯楽的なサービスを要求されるからだ」と指摘。芸者のサービスは、お座敷と良好な関係を保っている常連客ならではの特権であり、誰もが得られるものではないと説明した。

 また、常連客との性的な関係は芸者としての義務ではなく、個人の選択であり、その場合、その常連客はその芸者のパトロンということになるという。その関係は、結婚まで発展するということがなく、常連客になるようなお金持ちの男性は、両親が選んだ女性を妻にするからだと説明した。

 さらに筆者は、常連客が妻帯者である場合、その妻と芸者との関係については険悪なものではなく、妻は自分の旦那が通っているお座敷の芸者を知っている。なぜならお盆や新年には、常連客の妻へお土産を持ってあいさつまわりをする習慣があるからだと述べた。

 その一方で、現代の日本社会で芸者になる女性の数はどんどん少なくなっていることも伝えた。それは、需要が少ないわりに、訓練が厳しいからだという。また、最近の日本人男性は、高い代金を芸者に払うよりも、より安価な娯楽を好む傾向にあると説明。

 筆者は、日本の観光産業は芸者を貴重な文化として保護するだろうが、こうして世界や社会から取り残され、保護された環境に存在する芸者は、今までとはまた異なってくるだろうと指摘。独特の世界でもっぱら芸を磨き続け、その伝統芸が尊敬されてきた昔ながらの芸者のあり方とは違ってくると思うと、それは悲しいことだと述べた。

 ブログ記事からは、一部のフランス人が抱く芸者のイメージではなく、筆者なりに現代の芸者事情について熱心に調べた様子が伝わってくる。



■【中国BBS】差別だ! 中国人が日本で部屋を探すのは難しい?


【中国BBS】差別だ! 中国人が日本で部屋を探すのは難しい?
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1230&f=national_1230_004.shtml
2012/12/30(日) 12:54

 中国大手検索サイト百度の掲示板に「中国人が日本で部屋を探すのは難しい?」というスレッドが立てられた。スレ主は中国人が日本で部屋を探すのは非常に難しいことだと主張したところ、中国人ネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。

                          ***

 スレ主は、動画サイトに投稿された動画の一部を紹介し、中国人が日本の不動産を探して入居しようと思っても、すぐに断られると述べている。そして主な理由が「中国人だから」ということであり、「これは差別だ」と主張した。

 スレ主の主張に対して、中国人ネットユーザーから次のようなコメントが寄せられた。

・「自分自身の品格に問題があって相手を失望させたのに、公正な目で見ろと要求するのかね?」
・「中国人が外国で自分の言動に注意しなかったゆえ、その国の人に悪い印象を与えてしまったということだ」
・「結局のところ、中国人の民度の問題だと思う。それに公徳心がない。国内でもそうだし外国に行っても同じ。外国人に悪い先入観を与えてしまっている」

 ほかにも、自身の民度が低いのに尊敬しろと言っても無理だ、民度のない中国人が日本人に悪印象を残したから仕方がない、中国人は民度が酷すぎるから別に驚くことではないなど、中国人の民度が低いためであって、差別ではないという意見が大勢を占めた。

 しかし、「中国の国際的な地位が低いから外国人に差別されるのだ」と主張するユーザーや、「だったら自分は台湾人ですとか、あるいは香港人です、と言えば対応が変わるのでは?」というアドバイスもあった。

 また、「スレ主はまず自分のことからきちんとした方がいい。おかずに下水油が使われていないか、牛乳に化学物質が入っていないかどうか、その塩は亜硝酸塩でないかどうか」と、中国国内の問題にまず目を向けるべきという意見もあった。



■【台湾ブログ】規模の違いに驚き…東京ネイルエキスポに参加


【台湾ブログ】規模の違いに驚き…東京ネイルエキスポに参加
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1230&f=national_1230_010.shtml
2012/12/30(日) 15:40

 日本ネイリスト協会の主催によって東京で開催された東京ネイルエキスポ2012に参加するため、日本を訪れた台湾人女性のcherish815さんが、エキスポに参加した際の様子を自身のブログにつづった。

 cherish815は、東京ネイルエキスポへ参加とネイルスクールで勉強で2日間を費やし、さらに1日かけて東京を観光したという。東京では池袋のサンシャインプリンスホテルに宿泊したというcherish815さんは、池袋駅から遠かったことが少し不満の様子だが、近くに量販店のドン・キホーテや薬局などがあったことには嬉しげな様子だ。

 日本滞在3日目、念願だった東京ネイルエキスポに参加。同エキスポはお台場の東京ビッグサイトで開催されたのだが、到着してびっくり、「会場がこんなに大きいとは!」と規模の大きさに驚いた様子。

 参加の記念にと、エキスポの看板の前で5分ほど写真撮影をしたcherish815さん。「うっかり時間を無駄に過ごしてしまった」と焦った様子で館内へ入ってみると、来場者が想像以上に多く、行列にうんざり。ようやく入場してみると、「こんなたくさんの人が!!」と驚きを隠せなかったという。

 同様の展示会は台湾でも開催されているようだが、会場と出展会社数の規模が全然違う! と語るcherish815さんは、ネイルグッズの買い物で忙しく、写真を撮る暇もなかったそうだが、「レジにたどり着くのにも30分はかかる」とまたまたうんざりした様子だ。

 その後、ネイルスクールで知り合った日本人に勧められた商品などを購入してみたそうだが、台湾に戻ってから使用してみて非常に気に入ったそうで「なぜ日本でもっと購入して来なかったのか後悔してしまった」という。

 その後、エキスポで行われた先生の実演を見に行ってみたところ、あまりの手際の良さにびっくり。「目を見開いて実演を見ておかないと、あっという間にネイルが完成してしまう」と日本人のネイルアートのレベルの高さに驚きを隠せない様子。

 心ゆくまでネイルグッズを買い込んだcherish815さん、エキスポで購入したグッズは大きな袋1つ分だったそうだ。来年も東京ネイルエキスポに参加したいと語ったcherish815さんは「今からがんばってお金を貯めるぞ!」と決意を述べた。



■【台湾ブログ】北海道の旅は旭川を拠点にせよ…旭山動物園に大満足


【台湾ブログ】北海道の旅は旭川を拠点にせよ…旭山動物園に大満足
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1230&f=national_1230_009.shtml
2012/12/30(日) 14:36

 北海道旭川市を観光に訪れた台湾人ブロガーのLohasinearthさん。旭川を拠点に北海道の旅を計画すべきとブログの読者に勧めるほど気に入ったらしく、その理由を自分のブログにつづった。

 旭川市は札幌市に次いで北海道で2番目に大きな市域人口を抱える都市であり、面積は台北市の3倍もあるのに人口はわずか8分の1だ。「人口に対して自然がこんなに豊かに存在する旭川が本当に羨ましい」と心の声を語る筆者。交通も便利と感じたらしく、富良野や旭山動物園、層雲峡などの「絶対に遊びに行くべき名所がたくさんある!」と羨ましげに話した。

 旭山動物園は旭川駅から自動車で40分ほどの距離にあり、ホテルからの送迎もあったため、さっそく遊びに行ってみたという。動物園の人気イベントの1つがペンギンのお散歩。毎年12月から冬の期間中に行われ、毎日2回にわたって観客の近くを歩いていくそうだ。

 冬の北海道らしく、絶え間なく雪が降りつづくなかでも「人が多かった!」と驚きを示した筆者だが、ペンギンのお散歩の時間には子どもに見せようと多くの家族が集まってきたらしく、「とてもにぎやかだった」と述べた。

 身体を揺らしながら歩くペンギンの姿は「とてもかわいくて、注目度ナンバーワン!」と大喜び。なかには羽が生えかわっていない子どものペンギンもおり、飼育員に見守られながら、だらしなさそうに歩くかわいい姿に視線が釘付けになってしまったとメロメロの様子。

 たまたまお笑いコンビ「よゐこ」の有野晋哉も動物園で収録していたらしく、「とってもラッキー!」と大喜び。旭山動物園に大満足の筆者は、「もしも北海道に来たならば、絶対に旭山動物園に行くべし!」と最後に強く勧めた。



■【中国BBS】寿司の起源はわが国との主張に「幼稚な真似するな」


【中国BBS】寿司の起源はわが国との主張に「幼稚な真似するな」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1230&f=national_1230_008.shtml
2012/12/30(日) 14:23

 中国大手検索サイト百度の掲示板に「日本人は寿司(すし)の起源が中国であることを認めているのか?」というスレッドが立てられた。スレ主のこの質問について様々なコメントが寄せられている。

                         ***

 スレ主は、紀元前3-4世紀に作成された中国最古の類語辞典・語釈辞典である「爾雅」の「釈器」に、寿司の記述があると主張。1800年前の中国ではすでに寿司が広く食べられており、西暦700年ごろになって日本に伝わり、寿司の起源は中国であると主張したところ、次のようなコメントが寄せられた。

・「認めるかどうかに意味があるのか?日本料理と言えば最初に思いつくのが寿司だ。この問題で起源など何の意味もなさない」
・「寿司と言えば最初に思いつくのが日本だ」
・「スレ主は病気か?寿司といえば日本だろ。中国を連想するとでも思うのか?起源説なんて持ち出すな」

 また、起源よりも継承のほうが重要だという意見もあり、「起源がどうのこうのなんて幼稚すぎる。きちんと継承することこそ王道だ。韓国人のような真似(まね)をするな」というコメントがあった。韓国の起源説について言及するコメントはほかにもあり、「われわれは韓国と違ってねつ造はしていないが、五十歩百歩という感じがする」というユーザーもいた。

 ほかには、「日本人はとっくに認めているし争う必要もない」、「これは一種の劣等感の表れだ」、「特許料がとれるわけでもないし意味がない」などのコメントがあった。

 寿司といえば握り寿司が有名だが、握り寿司は江戸時代に江戸で生まれたものと言われる。そのほかの寿司としては、巻き寿司やいなり寿司、なれずしなどの寿司があるが、寿司の起源は諸説あるものの、東南アジアで魚を長期保存するための手段として生まれた料理が日本へ伝わり、日本で独自の発展を遂げたうえで現在のような寿司となったと言われている。



■【米国ブログ】新宿ゴールデン街を散策「タイムトリップしたよう」


【米国ブログ】新宿ゴールデン街を散策「タイムトリップしたよう」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1230&f=national_1230_006.shtml
2012/12/30(日) 13:15

 日本に滞在中の米国人女性が、日本文化に関する情報を発信するブログ「vivianlostinseoul.blogspot」で、新宿ゴールデン街を訪れた感想をつづった。

 友人たちと食事をするために新宿に向かった筆者は、夜遅くまで営業している店を探し、新宿ゴールデン街を散策したという。新宿ゴールデン街は、バーやクラブがところ狭しと店を列ね、木造の長屋建ての店舗が狭い路地をはさんで並んでいると説明。まるで「タイムトリップをしたような路地」と表現した。

 多くのバーは、おそらく6人ほどしか座れないほど狭く、「建物は小さくて倒れそうで、通りはぼんやりと光がともっていて、全体的に薄汚い感じがした」という。この雰囲気は、戦後の闇市の名残を残すからだろうかと述べる。「放火事件などもあったが、現在でも1950年代の雰囲気を残す場所として、今も人気のある地域だ」と紹介した。

 筆者が興味深く感じたのは、いくつかの店では外国人客のために英語のメニューを提供していることだという。しかし、「常連客を歓迎するバーも多いので、日本人の友人と一緒に行くとさらに楽しめるだろう」と伝えた。

 筆者は、「ゴールデン街は、新宿のイメージとはまったく異なる古い世界に出会える」と述べ、新宿に行くことがあれば行ってほしいと勧めた。

 高層ビルが立ち並ぶ新宿からわずか数分の場所にあるゴールデン街。筆者は、その雰囲気に不思議な魅力を感じたようだ。



■賃金労働者の割合、50代が20代を上回る 韓国


賃金労働者の割合、50代が20代を上回る 韓国
http://japan.donga.com/srv/service.php3?biid=2012122907348
DECEMBER 29, 2012 03:27 東亜日報

給料をもらう働き口で50代が占める割合が20代を上回っていることが明かになた。また、賃金労働者の半分以上は、勤続期間が3年未満だった。

統計庁が28日に発表した「2011年賃金勤労働き口行政統計」によると、昨年、賃金労働働き口全体で50代が占める割合は18.1%(263万9000人)で、17.8%(259万9000人)の20代を上回った。2010年には20代が占める割合(19.5%)が50代(16.9%)より高かった。

50代の働き口の割合が高くなったのは、昨年、20代の人口数が2010年に比べて9万9000人減った上、ベビーブーム世代が再就業に活発に出ているためと解釈される。

20代は新しく生まれた働き口もあまりつかめなかった。「新規・代替働き口」のうち20代は133万6000人の働き口に就き、全体の新規働き口の26%を占めているのに対し、30代の新規・代替働き口は143万8000人(28%)で20代を上回った。2010年には、20代の新規働き口(133万1000人)が30代(132万8000人)より多かった。20代の人口減少の影響しているが、企業が学校を卒業したばかりの人材よりは現場で経験を積んだ経歴者を好む傾向が強まっているからだ。




■一部飲食店で古い食用油の使用が発覚


一部飲食店で古い食用油の使用が発覚
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/12/29/2012122900400.html
2012/12/29 12:05 朝鮮日報

食薬庁、飲食店1144カ所を検査

 ハンバーガーチェーンのマクドナルドなど一部の飲食店が、子どもや青少年に人気のフライドポテトなど揚げ物を調理する際に古い食用油を使用していることが分かり、当局に摘発された。

 食品医薬品安全庁(以下、食薬庁)は28日「揚げ物を調理・販売する韓国国内のファストフード店など飲食店1144カ所で、揚げ物用の油脂を検査した結果、7カ所が酸価(油脂の酸化に伴って発生する脂肪酸の数値。油脂の劣化を評価する基準の一つ)の基準値(3.0以下)を超過したため、管轄の地方自治団体に行政処分を依頼した」と発表した。

 油脂の酸価が高いと、それだけ油が古くなっていることを意味する。摘発された店舗の中には、酸価が基準値の5倍を超えているところもあった。

 摘発されたのは▲「韓国マクドナルド」周礼店(釜山市沙上区、酸価3.5)、竜鳳店(光州市北区、酸価3.7)、蔚山虎渓店(蔚山市北区、酸価3.4)、亀尾荊谷店(慶尚北道亀尾市、酸価15.2)▲「キムパプ(韓国風のり巻き)天国」江華店(仁川市江華郡、酸価12.4)▲「トッポッキ(甘辛く煮込んだ棒状の餅)と揚げ物いろいろ」(京畿道議政府市、酸価3.9)▲「サンダーチキン」大淵店(釜山市南区、酸価5.3)-の計7店舗。

 食薬庁の関係者は「飲食店が、揚げ物用の油を、適切な時期に交換しなかったのが原因。食品を購入する消費者は、揚げ物の色がひどく黒ずんでいたり、おかしなにおいがする時には、摂取を控えるように」と語った。



■来年もウォン高・ドル安続く 円安にも注目=韓国


来年もウォン高・ドル安続く 円安にも注目=韓国
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/12/28/2012122801090.html?ent_rank_news
2012/12/28 11:35 聯合ニュース

【ソウル聯合ニュース】ソウル外国為替市場が28日、今年最後の取引を終える。今年は、先進国の量的緩和政策や世界的な格付け会社による韓国長期債の格付け引き上げなどを追い風に、1ドル=1070ウォン台までウォン高が進んだ。

 専門家らは、来年もウォンの強含みが続き、1040ウォン台まで上がると見込んでいる。

◇今年の特徴はウォン高、変動性縮小

 今年の韓国の外為市場で最も目立ったのはウォン高だった。27日にソウル外為市場は、昨年末に比べ79.6ウォン高の1ドル=1072.2ウォンで取引を終えた。

 年初の取引は1157.0ウォンで始まった。次第にウォンが上がり、1~3月期は1100ウォン台前半で推移した。しかし4~6月期、欧州債務危機を反映し、ウォンは次第に押し下げられた。ギリシャのユーロ離脱の懸念から、5月25日には1185.5ウォンの年初来安値を記録した。

 ウォン高が本格的に表れ始めたのは今年後半だ。韓国経済の基礎体力が強化され、欧州圏の経済リスクにも耐得られるようになった点が挙げられる。

 一方で専門家らは、欧州、米国、日本と、先進国が通貨安で景気てこ入れを図るため金融緩和政策に乗り出した影響が最も大きいと口をそろえる。

 その結果、10月25日に下値支持線だった1100ウォンを切り、1098.2ウォンを記録。11月7日に1090ウォン、12月10日には1080ウォンも割り込んだ。先進国が金融緩和策を取る中、ドル換算のウォンの価値は1年で7.86%上がった。

 また、為替相場の変動の幅が大きくなかったことも今年の特徴だ。全般的にウォンが上がり続けたが、取引時間中の変動幅が10ウォンを超えた日は3営業日しかなかった。北朝鮮のロケット発射のニュースが伝えられた今月12日も、変動幅は3.9ウォンにとどまり、前日よりウォン高となった。

 取引量も減った。7~12月の銀行間の現物外国為替取引は平均81億4800万ドル(約7043億円)で、昨年同期の平均に比べると12.9%減少した。

◇外資系投資銀行は来年もウォン高予想

 専門家らはウォン高が来年も続くと見込む。欧州債務危機が一息つき、景気刺激に向けた先進国の通貨政策も当分維持されるとみられるためだ。

 海外の投資銀行(IB)12行は、ウォン高が来年7~9月期には1ドル=1048ウォン台に進むと見込んだ。韓国の先物取引会社と銀行の10社も、来年10~12月期に1041ウォンまで上がると予測した。

 ただ、ウォン高の進行速度は今年ほど早くはないとの意見が支配的だ。ウリィ先物のピョン・ジヨン研究員は「1050ウォン前後で調整が入る可能性がある。特にウォン高によるサービス収支悪化で経常収支の黒字幅が縮小しかねず、ウォン高の速度が鈍ることもあり得る」との見方を示した。

◇来年はウォン高・円安が鍵

 来年のウォン相場は、ドル安と同時に円安も注目される。

 日本で発足したばかりの安倍新政権は強力な金融緩和を掲げている。

 年初に100円=1490ウォン台半ばで取引を始めたウォンの対円相場は、6月まで1500ウォン前後で推移したが、今年後半にウォン高に転じた。今年最後の取引である今月27日には1240ウォンと、2010年5月以来のウォン高水準となった。

 ウォン高・円安がさらに進む可能性も指摘されている。



■ベトナムの大学、韓国語科の入試倍率は10倍


ベトナムの大学、韓国語科の入試倍率は10倍
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/12/30/2012123000154.html
2012/12/30 09:12 朝鮮日報

ベトナム国家大ハノイ校外国語大学、フオン韓国語韓国文化学部長に聞く

 「私が大学に通っていた15年前は、韓国語の教材もなくミニ辞典をコピーして使っていた。今韓国語を専攻している学生たちは、ハノイのコリア・タウンで韓国料理を食べ、韓国ドラマを見て、K-POPを聞きながら、生きた韓国を勉強できるようになった」

 ベトナム国家大学ハノイ校外国語大学のチョン・ティ・フオン韓国語韓国文化学部長は15年前、この大学で韓国語を専攻し、今は母校で約300人の後輩たちに韓国語と韓国学を教えている。フオン学部長はハノイ校で韓国語の講義が始まって2年後の1997年、当時ロシア学科に属していた韓国語韓国文化学科に入学した。韓国と韓国語についてはよく知らなかったが、韓国に対する漠然とした好奇心を抱き、同学科を志望した。

 フオン学部長は99年に韓国交流協力団(KOICA)がベトナムで初めて開催した韓国語スピーチコンテストで優勝した。そして、ハノイの韓国語専攻の学生としては初めて、奨学金を得て慶熙大学に短期留学することができた。卒業後は母校で講義をしていたが、2004年に延世大学国語国文学科の修士課程に留学し、帰国後の08年、母校の韓国語韓国文化学科の学科長に就任した。フオン学部長は「韓流の影響でベトナムの若者たちの間で韓国語学習ブームが起きている」と話した。国家大学ハノイ校外国語大学の場合も韓国語専攻を設置したころに比べて専攻者の数が10倍ほど伸びた。昨年は韓国語専攻の入試倍率が、過去最高の10倍に達した。フオン学部長は「韓国語専攻の卒業生たちは就職率が高い。韓国企業に就職すれば、平均初任給が、他の外国企業に就職した英語学科の卒業生よりも100ドル(約8400円)ほど高い」と話した。

 フオン学部長は「ベトナムで韓国を勉強する学生たちが今後、韓国とベトナムの架け橋となり、中心的な役割を果たしてくれるだろう。学生たちが単に韓国の『言葉』を学ぶだけにとどまらず、韓国の歴史、社会、文化を深く理解し研究できるよう、教育と支援を行わなければならない」と話した。




■韓国語を学び、K-POPを楽しむベトナムの若者たち


韓国語を学び、K-POPを楽しむベトナムの若者たち
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/12/30/2012123000152.html
2012/12/30 09:11 朝鮮日報

両国の新しい関係を築く80-90年代生まれの新世代

 11月末、ベトナム・ホーチミンの新興開発区域、フーミーフンにあるロッテリアでは、テレビ画面から韓国の女性アイドルグループのミュージックビデオ(PV)が流れていた。ここはベトナムの若者たちに人気のスポットだ。大学生のウン・トゥイ・ユンさん(22)はPVの中の歌手を知っているか、という記者の質問に「T-ARA」だと答えた。この大学生は「普段からK-POPをよく聞いていて、韓国の化粧品も気に入っている。韓国ドラマの中で見た韓服(韓国の民族衣装)を絶対に一度着てみたい」と話した。

 ベトナム国家大学ハノイ校外国語大学・韓国語韓国文化学部2年生のウンウェイ・ブー・ハエプさん(20)は「『韓国』という言葉を聞くと、サムスン、現代など大企業が真っ先に思い浮かぶ」と話した。卒業後はベトナムに進出している韓国の電子企業で通訳として働くのがウンウェイさんの目標だ。

 「発展した国」「韓服、キムチの国」「すてきなドラマや芸能人の国」…現地で出会った若者たちは韓国についてこのように話した。「ベトナム戦争参戦国としての韓国」を思い浮かべると不愉快な気分にもなりかねないが、そのような「過去」に触れる若者はほとんどいなかった。韓国のベトナム戦争参戦の事実を知らなかったり、知っていたとしても過ぎたことについては気にしなかったり_という態度だった。

 ベトナムで韓流に熱狂する世代は、主に1980-90年代に生まれた世代で、現在のベトナムの中心となっている。ベトナムの全人口8800万人の平均年齢は28歳(2010年時点)で、35歳未満が人口全体の60%を占めている。この世代は、ベトナム戦争後のベビーブームの時期に生まれた世代だ。

 ベトナムの生産と消費をけん引するのもこの80-90年代生まれの世代であり、ベトナムに進出した韓国企業で働く労働者も大半がこの世代の人たちだ。

 この世代は、戦争が終わり、ベトナムが改革・開放と経済成長に本格的に向かい始めた時期に生まれた。戦後世代にふさわしく経済活動に積極的で、外国文化に対しても開放的だ。この世代の若者たちは1992年にベトナムと韓国が国交を結んだ後、輸入された韓国製品を使い、韓国ドラマを見て、韓国の食べ物を食べて育った。つまりベトナムの「親韓」世代といえる。

 さらにこの世代はインターネットと携帯電話を通じ、韓国で流行するドラマや音楽にリアルタイムで接しており、現地の韓流ブームを主導している。2009年に韓国文化産業交流財団(KOFICE)がベトナムの10-30代104人を対象に行った調査では、回答者の半数程度が「外国の大衆文化のうち、韓国のドラマ、映画、音楽が最も好きだ」と答えた。「ほとんど毎日」あるいは「週に2、3回」韓国ドラマや音楽など韓国の大衆文化に接しているという回答も80%に達した。

 ベトナム・ハノイ韓国文化院のパク・ナクチョン院長は「韓国文化はベトナムと似ており、現代的であるため、ベトナムの若者たちが好んでいるようだ」と話した。韓国の俳優は米国など西洋の俳優に比べて親近感がある上、礼節を重視する文化や家族中心の価値観が似ており、ベトナムの若者たちが共感しやすいという。また、韓国ドラマは中国や日本のドラマに比べて面白く現代的なため、ファッションやヘアスタイルなど流行に敏感な80-90年代生まれに人気があるという。

 この世代の間での韓国人気は、韓国語学習ブームにもつながっている。ベトナムの大学では、正規の韓国語教育が急速に広まっている。1993年に国家大学ハノイ校人文社会科学大学に韓国語課程が副専攻として初めて開設されて以来、現時点で韓国語科あるいは韓国語学専攻が設置されている大学は13校に達しており、韓国語の専攻者は2516人に増加した。

 西江大国際大学院のホ・ユン教授(元ベトナム・タイグエン大学招聘〈しょうへい〉教授)は「韓国とベトナムの関係の未来を、韓流効果を超えて一段階発展させるためには、大胆な支援と投資によって、ベトナムで親韓派のエリートを養成すべきだ」と話した。「韓国語専攻者だけでなく、理工系など多様な分野のベトナムの若者たちを韓国の高等教育機関で研修させ、韓国でも若い『ベトナム専門家』を育成し、人的交流を拡大すべきだ」と話した。



■【コラム】コンテンツを欠くアジア文化殿堂


【コラム】コンテンツを欠くアジア文化殿堂
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/12/30/2012123000161.html
2012/12/30 09:25 朝鮮日報

 光州市の都心を貫く繁華街・錦南路の起点となる旧全羅南道庁跡地に「国立アジア文化殿堂」を建設する工事が本格化している。2005年12月7日に起工式を行ってから7年が過ぎた。5・18光州民主化運動(光州事件)の舞台となった旧全羅南道庁の建物を一部残し、地下に文化施設を建設する予定だ。現在の工事進捗(しんちょく)率は47%で、年内に外観を完成させ、来年は内部の工事を行い、2014年の完成を目指す。その後は1年間の試験運営後、15年に正式オープンするという。

 光州を文化の首都に育て上げ、2010年までに「殿堂」を建てるという当初計画に比べると約5年遅れだ。歴史的な場所だけあって、旧全羅南道庁のどの部分を残すかをめぐって論争があった。文化中心の都市をどうつくっていくかという枠組み、計画内容をめぐっても論戦が展開された。予算支援も十分ではなく、工事はなかなか進まなかった。

 現在の計画では15年のオープンは可能とみられる。しかし、光州だけでなく文化界は既にオープン後を心配している。アジア文化中心都市建設推進団などの関連機関も苦悩している。オープン後にいったい何を見せるべきか、コンテンツが問題だからだ。「スペースを埋めるのは大変だ」「いい加減なコンテンツではオープンできないのではないか」という意見も出ている。光州市からは国立現代美術館を誘致しようという話も出た。現在のコンテンツ開発ペースからみて、コンテンツ不足が明らかとなったことによる危機意識の表れだ。店を出しても売り物がない状況を懸念している格好だ。

 今回の事業は大統領直属の「アジア文化中心都市建設推進委員会」が管轄し、文化観光部(省に相当)に属する「建設推進団」が担当している。アジア文化情報院、文化創造院、アジア芸術劇場、民主平和交流院、子ども文化院という5施設で構成する「新概念複合文化施設」を目指しているが、互いを関連付けるコンテンツ、プログラム、各院の特性に合ったコンテンツはほとんど開発されていない。昨年末にアジア文化開発院という、コンテンツの研究開発、制作、流通を図る特殊法人が設立されたが、まだ活動を開始していない。

 コンテンツは一朝一夕で出来上がるものではない。かなりの時間と努力を投入しないかぎり期待はできない。時間を無駄にしてきたことを責めても仕方ないし、それを否定することはできない。中でも政府が建物の完成だけを重視してきたとの批判は免れない。

 今は中身を満たさなければならない。アジア文化殿堂のコンテンツは殿堂そのものだけでなく、文化中心都市の建設の成否を左右する重要な要素だという点には異論がないだけに、これからが大切だ。「建物だけ建てれば終わり」という地方自治体の箱物行政を中央政府が繰り返してはならない。アジアの文化中心都市は成功しても失敗しても、国の品格を象徴する存在となるからだ。




■多重債務者、金融業界の「時限爆弾」に


多重債務者、金融業界の「時限爆弾」に
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/12/30/2012123000163.html
2012/12/30 09:30 朝鮮日報

 京畿道竜仁市に住むKさん(67)は、貯蓄銀行と信用協同組合からマンションを担保に借り入れた2億5000万ウォン(約1900万円)のローンを抱えている。事業資金として借りたものだが、事業に失敗し、高い延滞利息に耐えかね、Kさんはマンションを手放そうとしたが、1年以上売れなかった。

 Kさんのマンションは最近競売にかけられた。一時は相場が7億5000万ウォン(約5700万円)まで高騰したが、現在の鑑定価格は4億8000万ウォン(約3660万円)だ。しかし、競売での落札価格は鑑定価格の70%台が一般的なため、4億ウォン(約3040万円)を回収するのも容易ではない。Kさんは「借金を返せば家もなく、手元に資金はほとんど残らない。どうやって暮らしていけばいいのか途方に暮れている」と話した。

■低信用・多重債務者が23万人

 金融監督院が第2金融圏(銀行以外の金融機関)を含めた不動産担保ローンの現状を調べた結果、「低信用・多重債務」構造が危険な状況に陥っていることが分かった。低信用・多重債務者とは、今年9月末現在で信用等級が「7等級」以下で、三つ以上の金融機関から住宅担保ローンによる借り入れがある人で、全国で23万人を数える。住宅担保ローン利用者の4.1%に相当する。

 金融監督院によると、低信用・多重債務者の多くは貸出金利が高い第2金融圏を利用しており、借金に耐えきれず、結局は金融機関に自宅を奪われる可能性がある。現在延滞がある住宅担保ローン債務者4万人はいずれも7等級以下の低信用債務者となっている。

 韓国金融研究院のソ・ジョンホ上級研究委員は「低信用・多重債務者の中には借り入れで事業資金や生活資金を工面した自営業者が多数含まれている。不況が長期化し、融資を受けた当時に比べ信用等級が低下しているケースが多いとみられる」と分析した。

 現在マイホームを売却しても借金を完済できない人が19万人に達するとされ、監督当局はその大半が低信用・多重債務者だと推定している。家計債務が深刻な社会問題となれば、低信用・多重債務者は問題の発端になりかねない。

■カード不良債権危機より解決困難

 住宅担保ローンの多重債務を制度的に解消しようとしても障害が多く、妙案はなかなか見つからない。権赫世(クォン・ヒョクセ)金融監督院長は「2003年のクレジットカード債権問題をバッドバンク(不良債権を専門に処理する金融機関)で円満に解決したのとは状況が異なる」と指摘した。担保がなく、金額が少ないカード債権とは異なり、融資額が大きく、担保をめぐる権利関係が複雑な多重住宅担保ローンは、解決策を提示するのが困難だ。

 そうした懸念は、ウリ銀行が住宅担保ローンの返済負担で家計が苦しい「ハウスプア」の救済策として打ち出した「トラスト・アンド・リースバック」制度への申込者が、1カ月にわずか1人にとどまったことで現実化している。同制度は家の所有権を銀行に信託し、ローンの利払いの代わりに銀行に家賃を支払う方式だ。しかし、ローン返済滞納者は自宅を複数の金融機関に担保として差し入れているケースが多く、ウリ銀行だけに自宅を信託することができない。制度を利用したくても多重債務というハードルが存在する格好だ。

 これといった対応策がない中、多重債務者の延滞率が危険レベルに達した場合、銀行以外の金融機関から致命的な打撃を受ける。担保となっている住宅の処分権は銀行が優先で、いわゆる第2金融圏は後回しとなるためだ。権院長は「多重債務者の住宅が大量に競売にかけられた場合、不動産価格の下落を招き、それによって金融機関の不良債権が増大することになる」と懸念を示した。

 専門家は第2金融圏が崩壊すれば、「債権者のジレンマ」と呼ばれる現象が起き、銀行も安心できなくなると警告する。債権者のジレンマとは、金融機関が不安感を感じ、争って債権を回収しようとすると、返済能力が不足する債務者が裁判所に個人破産を申請し、結局どの金融機関も債権を回収できなくなることを指す。祥明大金融経済学部のユ・ギョンウォン教授は「多重債務者が多く、債権者のジレンマが一気に襲う可能性があるため、当局は秩序ある債務調整案を事前に準備する必要がある」と指摘した。

■相互金融機関の破綻懸念

 多重債務者が返済に行き詰まると、第2金融圏の中でも農協、漁協、山林組合、信用協同組合、セマウル金庫などの相互金融機関が最も深刻な打撃を受けると予想される。それだけに多重債務者は金融業界、特に相互金融機関にとって「時限爆弾」とも言える存在だ。

 相互金融機関は全国に約2300カ所あり、いずれも規模が小さい。しかし、資産を全て合計すると6月末現在で438兆ウォン(約33兆円)に達する。相互金融機関の預金には利子所得税の減免制度があるため、余裕資金が集中した結果だ。このため、相互金融機関の資産は貯蓄銀行(預金業務を中心とする業態の銀行)全体の資産規模(60兆ウォン=約4兆5500億円)の7倍を超えるため、不良債権問題が拡大すれば、波紋は貯蓄銀行破綻よりも深刻とならざるを得ない。




■【コラム】10代を追い出す「19禁」コンテンツ


【コラム】10代を追い出す「19禁」コンテンツ
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/12/30/2012123000172.html
2012/12/30 09:41 朝鮮日報

 先ごろ行われた韓国大統領選挙の結果をめぐり「世代間の争い」を口にする人が多い。20・30代は民主統合党(民主党)の文在寅(ムン・ジェイン)氏支持、50・60代はセヌリ党の朴槿恵(パク・クンヘ)氏支持で固まったというわけだ。朴氏が当選したのは、少子高齢化のあおりで若者層が減り、50・60代の有権者数が増えたことが一因とみられており、世代構成の急速な変化が政治に直接影響を与えている現実が如実に表れた選挙だった。

 2012年の大衆文化界も、こうした世代構成の変化の影響を受けた。「19禁コンテンツ」がにわかに目立つようになったことが、その代表例だ。エンターテインメント産業は昔から、若い世代の情熱を糧に成長を続けてきた。中でも、新しいものに対する好奇心とのめり込み度がほかの世代に勝る10代の関心を引くための競争は、常に激しかった。

 ところが、最近の大衆文化界は10代に背を向けている。理由は簡単。この世代の人口が急減しているためだ。テレビでは「子どもはあっちに行け」と言わんばかりに「19歳以上視聴可」の等級を付け、出演者の性的なトークを放送する番組が増えた。

 ケーブルテレビtvNの『SNLライブ』やMBCミュージックの『ハハの19TV下克上』は、最初から性的なネタを中心に企画された番組だ。地上波も同様だ。さまざまなトーク番組が自ら「19歳以上視聴可」の等級を付け、扇情的なトークをはばかりなく放送している。「夫婦が愛を分かち合うときは、普段と違う場所ですべきだ。台所や食卓でするのがちょうどいい」などといった発言も放送された。

 年末の公演市場でも「19禁コンサート」が注目を集めた。今月8日と15日に開催されたエレクトロニックライブ「ロード・トゥ・ウルトラ」と「ナイフ・パーティー」は、会場で酒を販売し、クラブのパーティーのような雰囲気が明け方まで続く典型的な大人向けイベントだった。

 女性グループのBrown Eyed Girlsも、24-25日に「トゥナイト37.2度」と題した成人対象のライブを開催し、半裸に近い露出度の高い衣装でステージに立った。公演関係者はタイトルの「37.2度」について「セックスでオルガズムを感じるときの体温」と説明する。また、映画界では今年『ウンギョ』『不倫を待つ男』『カネの味』『後宮:帝王の妾(めかけ)』など、大胆な性描写を盛り込んだ作品が次々に公開された。

 心配なのは、10代の子どもたちが楽しめる健全なコンテンツがどんどん減っているということだ。これは、10代をターゲットに結成されたはずの多くのアイドルグループが、見苦しい露出競争で大人の関心を引こうとあくせくしている現実を見るだけでも容易に分かる。「19禁」が見境なく広がり、未成年者が扇情的なコンテンツにさらされる機会が増えることも心配だ。

 大統領選が終わり、次期大統領には世代間の和合という課題が与えられた。2013年の大衆文化界も、疎外されている10代の子どもたちをどんな健全なコンテンツで取り込むかが最大の課題になりそうだ。



■<レコチャ広場>なぜ中国は日本サッカーの成功をパクれないのか―中国


<レコチャ広場>なぜ中国は日本サッカーの成功をパクれないのか―中国
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=67923&type=
2012年12月29日 10時30分      

2012年12月25日、サッカー解説者・周文渊(ジョウ・ウェンユエン)氏はブログエントリー「学べない日本サッカー」を発表した。

スポーツ紙・体壇週報の記者・傅亜雨(フー・ヤーユー)氏が新刊「日本サッカーの明治維新」を出版したが、私たちベテランですら知らなかったことも多く書かれている。例えば2011年のJリーグ王者・柏レイソルは新興勢力と言われてきたが、本書を紐解けば1965年のJSL創設時のオリジナルメンバー、日立製作所が前身だということがわかる。

日本サッカーの歴史を伝える同書からはなぜ中国が日本サッカーを学ぶことができないのか、その理由が分かるだろう。日本サッカーの成功の原動力となった指導者に政府関係者はいない。

むしろ日本サッカーの歴史にあるのはその逆だ。Jリーグ創設に力を尽くした川淵三郎氏はかつて日本代表選手、日本代表監督だったが、その後サッカーを離れ、企業幹部として働いていた。だが、日本サッカー協会の招聘に答え再びサッカーに身を投じている。定年まで会社で働いていればそれなりの待遇、年金を得ただろう。そのすべてを投げうったのだ。

中国は違う。かつて選手、監督として成功した者は、政府官僚となり、システムに飲み込まれていく。そこから逸脱することは許されない。日本サッカーの成功は中国でも大々的に報じられた。だが中国が日本を模倣しようとしても、その根本を真似ることはできないのだ。その象徴がなでしこジャパンだろう。数世代にわたる苦闘の末、日本が世界一の地位をつかんだ時、中国はなお混沌の中に沈んでいる。



■<2012年、中国版ツイッターが見た日本10-1>平等な社会なんて…お笑い芸人の生活保護費受給問題


<2012年、中国版ツイッターが見た日本10-1>平等な社会なんて…お笑い芸人の生活保護費受給問題
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=67928&type=
2012年12月29日 11時16分      

2012年、情報鎖国が続いていると考えられていた中国で、大きな異変が起きた。依然として政府の検閲下にある同国のインターネット界で、4億人近い一般市民が“中国版ツイッター”と呼ばれる簡易投稿サービスを通じ、発言権を持ちだしたのである。情報の受け手としても十全とは言えない状況にある彼らだが、それでも個人の意見を自由に発言し、情報の送り手側ともなったのだ。

この“中国版ツイッター”を通じて、既存のメディアからはうかがい知ることのできない中国人の本心を知ることができるようになった。彼らは、日本のことをどう思っているのか?今特集では、2012年に“中国版ツイッター”をにぎわせた日本関連の話題をご紹介する。第1回は「お笑い芸人たちの生活保護費受給問題」。

5月、お笑い芸人の親族に絡んだ生活保護費受給問題が争議となった。お笑いコンビ・次長課長の河本準一は、自身の母親が長年にわたって生活保護を受けていたという一連の問題について釈明会見を行い、続いてキングコングの梶原雄太にも同様の問題が噴出、説明を迫られることに。芸能ニュースというレベルを超え、社会問題ともいえる事態となったが、報道は隣国の中国にも届いているようだ。

“中国版ツイッター”では、在日中国人と思われる人物が、「また芸人の生活保護問題が出たね。河本一家の恥知らずな行為もそうだけど、僕たちの納めた税金ってこういう寄生虫のために使われてるんだな。今年は何としてでも脱税の方法を考えるよ」とつぶやいたのをはじめ、いくつかの反応が届いている。以下はその代表的な発言。

「知れば知るほどひどい話だよね。15年(も受給していた)なんて」
「河本はもう半年くらいはテレビに出られないのでは?」
「いや、干されるべきだろ」
「もともと吉本の息のかかった芸人は嫌いなんだけど、これでますます見損なった」

「それでも、家族愛と涙って一定の効果があるのかな。まあ、罪の如何よりも、単に河本の好感度が著しく下がったというだけの話だよね」
「梶原の話はまたちょっと違うのでは?これは矢面に立たされそうだね」
「藤森まで泥まみれになってほしくないな(※オリエンタルラジオの藤森慎吾がこの件についてツイッター上でフォロワーと舌戦になっている件を受けて)」

「どこも同じだよ。平等な社会なんて、ただの笑い話さ」



■台湾で急増する中国人観光客、「野放しでは香港の二の舞いに」=香港専門家が警告―台湾紙


台湾で急増する中国人観光客、「野放しでは香港の二の舞いに」=香港専門家が警告―台湾紙
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=67934&type=
2012年12月29日 6時20分      

2012年12月26日、台湾・聯合報によると、中国本土から訪れる観光客の急増が原因となって発生する問題に台湾が直面していることについて、香港科学技術大学教授が自身の見方を発表した。「このままでは台湾は香港の二の舞いになってしまう」と警告している。

ここ数年で、香港は中国本土から訪れる観光客の数をコントロールできなかったことから様々な社会問題が発生しているが、記事は「台湾も香港と同じ状態になりつつある」と指摘。中国本土からの観光客が特産品の茶葉を買いあさることで在庫不足に陥り、ベトナムなどから輸入した茶葉を販売せざるを得なくなっていることが台湾産茶葉の信用を落とす結果につながっており、同様の事例は枚挙にいとまがないとしている。

2012年末までに中国本土から台湾を訪れる観光客は700万人を超え、2013年にはさらに倍増するとみられているが、それに伴ってレストランやホテル、移動手段、医療サービスなど様々な分野で価格が上昇しており、現地台湾に住む一般の人々の不満も大きくなっている。

台湾は香港と比べて広く、海を隔てているなど地理的に有利な条件を持っているが、台湾政府は香港政府と同じく一部産業からの圧力で有効な対策が取れないまま中国本土からの観光客を受け入れ続けている。今後こうした状況を野放しにして本土観光客がさらに増加すれば、観光客を狙った詐欺行為や現地住民と観光客の間での摩擦などが増え、現在の香港と同じ状態になってしまうと教授は指摘している。



■ワイン消費量急増も、中国には真のワイン文化が欠落している―米紙


ワイン消費量急増も、中国には真のワイン文化が欠落している―米紙
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=67935&type=
2012年12月29日 7時30分      

2012年12月27日、環球時報によると、米紙ウィメンズ・ウェア・デイリー(WWD)は26日、中国ではワインの消費量が急速に増加しているものの、真のワイン文化が欠落している、と指摘した。

中国では最近10年間でワインの消費量が大きく伸び、国内にワインメーカーが大量に出現した。国際ブドウ・ワイン機構(OIV)によると、中国のワイン消費量の85%は国内産で、その大部分は河北省や寧夏回族自治区、山東省などに分布する数万カ所の小規模ワイナリーが生産した、名前を聞いたこともないような低価格ワインだという。

では、有名な中国ワインを作り出すために、欠けているものは何だろうか?ある専門家は「ワイン文化である」と答える。中国産ワインは、10年前にはまだ口に合うような味のものが少なかったが、今では富裕層だけでなく、かなり広い層の食卓にも上るようになっている。英国の調査会社、国際ワイン・スピリッツ研究所(IWSR)は、中国人1人当たりの年間ワイン消費量は現在の1~1.3リットルから3年以内に同2リットルまで増加し、その大部分を国内産の低価格ワインが占めると予測している。

一方、ワイン投資家や高級ワインの愛好者からみると、数百年の伝統を持つ欧州産ワインは替え難い価値と品質を誇っており、中国のワインメーカーが欧州のワインメーカーに追いつくことは容易ではない。

報道によると、中国の富豪がフランスの有名ワイナリーを買収しているが、こうした行為は彼らが良好なワイン文化の中心となる代替不可能な要素が一夜にして中国に出現することはあり得ないことを意識している表れかもしれない。



■<中国旅游>中国古代のラブストーリー民間の四大伝説


<中国旅游>中国古代のラブストーリー民間の四大伝説
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=67966
2012年12月29日 15時12分      

2012年12月28日、中国の民間には古くから代々伝わってきた四大伝説がある。いずれも愛情をテーマにした物語であるが、「命は誠に尊い、愛はさらに価値あり」という言葉が語るように、異なる時代に誕生しながらも、愛と自由への渇望で共通している。今回は中国の四大伝説をご紹介する。

■「孟姜女」―夫のもとへ千里を旅した貞女
秦・始皇帝の時代(紀元前221~紀元前206年)に、孟姜女(もうきょうじょ)という美しく善良な少女がいた。彼女は結婚するが、夫の範喜良(はん・きりょう)は万里の長城建設の工事に狩り出された。寒さに耐えて働く夫のために彼女は夜なべをして冬着を作り、はるばると1人で長城まで来たが、夫はすでに亡くなっていた。悲しみにくれた彼女は泣き崩れ、その泣き声で万里の長城が数里にわたって崩壊したと伝えられる。秦皇島市(河北省)の山海関はずれには孟姜女寺があり、寺の両側に「海水朝朝朝朝朝朝朝落、浮雲長長長長長長長消」という有名な対聯(ついれん:戸口に左右一対ではりつける詩文)がある。孟姜女像のほか、「望夫石」という背丈ほどの岩もあり、孟姜女がここに登って遠くを眺めながら夫を待っていたと言われている。

■「白蛇伝」―蛇の化身と人間のかなわぬ恋
南宋時代(1127~1279年)、峨眉山で1000年の修行を行った白蛇・白娘子(はくじょうし)は人間の女性に変身して西湖の辺りで遊んでいたところ、書生の許仙(きょせん)と出会って相思相愛の仲になった。しかし、2人が結婚する直前、金山寺の法海和尚に正体を見破られ、雷峰塔に封じられたとの話である。現在、2人の出会った西湖がある杭州市には、この「白蛇伝」ゆかりの所はたくさん残っている。2人が互いに一目惚れをした断橋、白娘子を20年ほど閉じ込めた雷峰塔、法海と大戦を交えた金山寺…「白蛇伝」の物語がこれらの旧跡に神秘的でロマンティックな色彩を与え、数多くの文人墨客を魅了ている。

■「七夕伝説」―中国伝統のバレンタインデー
天帝の娘・織姫は牛飼いの牽牛と恋に落ち、天帝の許しもないまま結婚した。それを知った天帝は激怒し、夫婦を天の川を隔てて別居させた。そして年に一度だけ、7月7日の夜に2人が鵲橋(かささぎばし)で会うことを許したという。山東省の沂源県は2人の故郷と言われ、織姫廟と牽牛廟が川を隔てて向い合い、伝説の内容と驚くほど合致している。織姫廟の前に、葉っぱに実がなるという珍しい銀杏があり、2人の愛の証と言われている。

■「梁山伯と祝英台」―男装の少女と書生の悲恋
勉強好きな娘・祝英台(しゅくえいだい)は男装して町の塾に入り、そこで書生の梁山伯(りょうさんぱく)と出会う。2人は意気投合して義兄弟の契りを結んだ。3年間の学習が終わり、祝英台は政略結婚のため故郷に戻された。その事実を知った梁山伯は、あまりの辛さに病死する。彼女の婚礼行列が梁山伯の墓の前を通ると雷鳴とともに墓が割れ、彼女はその中に飛び込む。そして嵐が止むと、一対の蝶が舞っていた。中国版「ロミオとジュリエット」と言われる美しい悲恋の物語で、その舞台は現在の杭州市。2人の出会った万松書院、兄弟の契りを結んだ草橋亭、「十八里見送り」の長橋など…「愛の街」と称される杭州で、2人のロマンチックなストーリーの足跡を探ろう。




■食べ終わったらすぐに帰って!レストランの回転率を上げる中国式裏技―中国


食べ終わったらすぐに帰って!レストランの回転率を上げる中国式裏技―中国
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=67998&type=
2012年12月30日 0時27分      

2012年12月27日、中国新聞網は記事「中国と台湾のレストラン、客を追い払うための奥の手」を掲載した。

レストラン経営にとって何よりも大事なのは回転率。食事を終えたお客さんにはすぐ帰ってほしいのが本音だが、そんなけちくさいことを言うわけにはいかない。だがなるべく早く帰ってもらえるようさまざまな奥の手があるのだという。

台湾では食べ終わったらすぐに食器を片付ける、食後にはお茶を注がないといった手段が一般的。だが中国本土はこんなものでは済まないという。先月、杭州を旅行したという阿国さん。レストランで注文したところ、驚くような速度で次から次に料理がやってきたのだとか。少しゆっくりしてほしいと頼んでも無駄、またたく間にテーブルは料理であふれかえった。その勢いに圧倒されて阿国さんたちは急いで食べるしかなかったという。



■北京首都国際空港、旅客数世界一が間近に=旅客満足度は3位を維持―中国メディア


北京首都国際空港、旅客数世界一が間近に=旅客満足度は3位を維持―中国メディア
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=67913&type=
2012年12月28日 17時1分      

2012年12月27日、「中国第1の国門」と呼ばれる北京首都国際空港の旅客数が急増しており、旅客数世界一のとなる可能性が見えてきた。

中国南方航空のA380便が26日に着陸すると、同空港の今年の旅客数は延べ8000万人を突破し、3年連続で世界2位となった(世界一の米アトランタ空港との差をのべ1000万人に縮めた)。このペースであれば2015年にのべ9000万人を超えることは間違いなく、世界一も間近に迫っていると表明した。北京商報が伝えた。

データによると、北京首都国際空港の旅客数は、1993年ののべ1000万人から2000年ののべ2000万人に増加するまで7年かかった。その後、2010年にはのべ7000万人に、2012年にはのべ8000万人に達し、増加率が世界のその他の空港を大きく上回った。中国人民大学公共管理学院の許光建(シュー・グアンジエン)副院長は、「同空港は世界へのひとつの窓口として、中国の民間航空業界・改革開放政策。社会や経済の高度成長の成果を示した」と語った。

関係者によると、同空港は最も広範な国内線網、日々拡大する国際線網を持つ。利用航空会社は94社に達し、国内の127の空港、世界の109の空港と結ばれている。国際線および香港・マカオ・台湾線の旅客数は、今年12月24日にのべ2000万人を突破し、全旅客数の4分の1に達した。また、中国と世界の民間航空界で成長の記録を絶えず塗り替えており、世界が注目する「中国のスピード」を創造した。

旅客数の急増と同時に、弱点とされていたサービスも向上している。国際空港評議会(ACI)の最新データによると、2012年第3四半期の北京首都国際空港のACI旅客満足度は4.88に達し(年内には4.9に達する見通し)、5季連続で世界3位を維持した。2007年末の旅客満足度は、世界62位だった。

業界内のアナリストは、「2013年にも、北京首都国際空港は外国人旅行客に対する72時間以内のビザ免除政策を実施し、乗り継ぎ時の荷物直接託送サービスを試験的に開始する。これにより、同空港の全体的な競争力が高まる」と分析した。

しかし、多忙なこの空港は、時間不足や遅延等の難題にも直面している。首都機場股フン公司(フン=にんべんに分)の関係者は、「急増する旅客数による圧力を緩和するため、空港は付近の土地・空中資源を利用した拡張工事を検討しており、4本目の滑走路の建設についても計画中だ」と表明した。



■全面禁煙では?!世界最長の高速鉄道、職員が喫煙しながら下車する様子を生中継―本日の中国TOPニュース


全面禁煙では?!世界最長の高速鉄道、職員が喫煙しながら下車する様子を生中継―本日の中国TOPニュース
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=67939&type=
2012年12月28日 20時20分      

2012年12月26日、営業距離が世界最長となる高速鉄道“京広高鉄”が中国で全線開通した。首都の北京市と広東省広州市をおよそ8時間で結ぶとあって、“先進的な中国”をアピールする格好の材料となったわけだが、早くもこうした国威を“斜めから”眺めた報道が散見され始めている。現代快報の28日付の報道。

快適な旅を約束する中国の高速鉄道。その車内は全面禁煙のはずだ。しかし26日、国営テレビの中央電視台(CCTV)が開通当日の様子を生中継で報じた際、目を疑うような映像が視聴者の目を釘付けにした。列車は途中の武漢駅で運転士が交代する。番組はその様子を中継していたのだが、列車から降りてきた運転士など職員と思しき男性陣の中に、タバコを片手に表れた人物が2人いたのだ。うち1人は中年男性で、すでに半分ほど吸ったタバコを持って車内から出てきた。もう1人は若い男性で、すでに点火したタバコを口にくわえて出てきたが、その首からは職員のIDカードのようなものがかけられていた。

この様子を録画した動画やキャプチャー画像は“中国版ツイッター”と呼ばれる簡易投稿サイトであっという間に流布し、27日時点で5000回以上の転載を重ねている。一般からは「高速鉄道内は法治の及ばない区域なのか」「つまり、車内の火災報知機が動作しなかったってことだね」などと非難ごうごうだ。ちなみに、高速列車の各路線ではルールを無視した乗客の喫煙によって列車が停車したり減速したりというトラブルが頻繁に発生している。



■世界最長「京広鉄道」に乗ってみた!車内は暑いし、食事はまずい―台湾紙


世界最長「京広鉄道」に乗ってみた!車内は暑いし、食事はまずい―台湾紙
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=67929&type=
2012年12月28日 13時44分      

2012年12月26日、台湾紙・蘋果日報(アップルデイリー)の記者が、この日に全線開通した中国の高速鉄道「京広高鉄」の1番列車に乗車し、その体験記を同紙に掲載した。

午前7時56分(現地時間)、深セン北駅から「京広高鉄」上り1番列車に乗り込む。2等座席は9割ほど乗客で埋まっていた。北京までの約10時間、静かで揺れの少ない車内で乗客にインタビューを行ったが、インターネット接続は断続的につながらず、Wi-Fiのサービスもなく、電話もつながらない。

記者が乗った最も安い2等座席は、北京までの片道980元(約1万3500円)。椅子と椅子の間隔は狭く、足を伸ばすことはできない。車内にはなんの娯楽もなく、備え付けのテレビには旅行会社のCMしか流れない。仕方ないのでお菓子を食べたり、トランプで遊ぶしかない。一番高いビジネスクラスの座席は2927元(約4万400円)で、飛行機のファーストクラスのようにゆったりとしており、快適に過ごせる。この座席は牛皮製で1脚23万元(約315万円)もするという。

2等座席には豪州から観光客が乗っていたが、乗り心地については「快適だ」と答えた。車内食堂には4人掛けのテーブルが10卓しかなく、お昼時には満席に。メニューは鶏肉飯と玉子麺だけで、麺はすでに売り切れ。36元(約500円)支払って冷たくなった鶏肉飯を買い、座席に戻って食べた。中国鉄道部の公式サイトでは「高速鉄道列車内では中国各地の名物料理が味わえ、特産品も買える」とうたっていたが、実際はまだまだ。

寒い北京に向かっているのに車内は暖かい。2等座席の車両は空気が流れておらず、温度は20度以上。乗務員に「暑い」と訴えても、「空調は中央がコントロールしている」という理由で変化なしだ。深センは16度、北京はマイナス7度。車内温度がこれほど高ければ、北京は冷蔵庫の中にいるような感じがするはずだ。短時間では適応できそうになかったが、北京到着が27分遅れてくれて助かった。



■中国の高速鉄道が世界最長に、米国人ユーザー「負けた」とため息―中国メディア


中国の高速鉄道が世界最長に、米国人ユーザー「負けた」とため息―中国メディア
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=67921&type=
2012年12月28日 14時59分      

2012年12月27日、環球時報(電子版)によると、高速鉄道としては世界最長の長さを誇る「京広鉄道」が26日に全線開通したが、米国人ユーザーたちは「米国が中国に負けた」とショックを感じているという。

26日付のAP通信は、「世界最長の高速鉄道が中国に開通した」と報道。北京市から広東省広州市までの2298キロの道のりを、最短約8時間で結ぶ「京広鉄道」。これまで20時間以上かかっていた両都市が、半分以下の時間で移動できるようになったと伝えた。このニュースのコメント欄には、翌27日午後2時(現地時間)までに1636人のユーザーがコメントを投稿。その多くが米国人ユーザーで、ほとんどが「中国はインフラ建設に力を入れて、次々と新しいものを建設している。それに比べて米国は失速状況だ」というもの。

「中国が一生懸命こんなことをしている間に、われわれの政府はどうやって予算調整や経費の削減をするか、中東から撤退するべきかをめぐって言い争ってばかりいる」「中国が形のあるものをはっきりと見せつけても米国は変わらない。米政府は泥棒とペテン師で牛耳られているからね」「インフラ整備に関して言えば、多くの国がすでに米国を追い越している」というコメントもあった。

もっとも「そう思う」を獲得したコメントは「米国はリーダー的立場にいたし、大型公共交通機関の創始者だった。でもその時代はもう終わったんだ」というもの。「中国の子供たちが算数の勉強をしている時に、米国の子供たちはスーパーモデルに夢中になっているからね」とのコメントも多くの「そう思う」を獲得していた。



■30年間の高度成長で中国沿海の珊瑚礁80%が消滅―英メディア


30年間の高度成長で中国沿海の珊瑚礁80%が消滅―英メディア
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=68003&type=
2012年12月30日 7時40分      

2012年12月27日、BBC中国語版によると、中国の過去30年間の高度経済成長によって、中国沿海の珊瑚礁が80%減少していることが分かった。オーストラリア研究評議会・珊瑚礁研究拠点と中国科学院南シナ海海洋研究所が共同で保全生態学の雑誌に発表した。

この報告によれば、南シナ海海域では6つの国が環礁や島の領有権を主張しているが、これら環礁や島は過去10~15年で、平均60%以上だった珊瑚の生存率が約20%にまで減少した。中国の高度経済成長による沿海地域の開発、汚染、乱獲が主な原因で、現地の珊瑚礁は壊滅的状況にある。

すでに環境保護を目的とした海洋公園は作られているが、規模が小さく、距離も遠すぎるため、珊瑚の生存率低下を食い止めることができていないという。多くの研究結果でも、中国が過去30年にわたって何の制御もせずに経済発展したことが、大気、水、土壌の深刻な汚染を引き起こしたということが明らかとなっている。



■中国政府「尖閣は中国のものではない」と認識していた…日本の報道に猛反発―中国版ツイッター


中国政府「尖閣は中国のものではない」と認識していた…日本の報道に猛反発―中国版ツイッター
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=67962
2012年12月28日 22時10分      

2012年12月27日、「中国古来の領土」として、今秋以降に中国が日本との間で領有権争いを過熱させてきた尖閣諸島(中国名・釣魚島)について、中国政府が少なくとも1950年当時には、これを琉球(沖縄)の一部とする認識を持っていたことがわかった。日本の大手メディアが確認し、これを報じた。

これは中国政府が1950年に作成した外交文書で確認できたもので、この文書の中では尖閣諸島を中国名の「釣魚島」ではなく日本名で表記していたことや、「尖閣諸島を台湾に組み込むべきか、要検討」と記していることから、少なくともこの時、同区域が中国領土でないことを認識していたことになる。これまでも、1953年には共産党機関紙の人民日報が「琉球諸島は、尖閣諸島など7組の島しょから成る」と記述したほか、1958年に中国で発行された世界地図でも尖閣を沖縄として記載していたことがわかっている。27日、これについて会見で質問された中国外交部の華春瑩(ホア・チュンイン)報道官は、「よく承知していない」と正面からの回答を回避した。

過去の中国政府による「尖閣の沖縄帰属論」。中国の一般国民はどう受け止めているのか?“中国版ツイッター”と呼ばれる簡易投稿サイトで反応を探った。以下、主な意見。

「だったら琉球を独立させよう!琉球はもともと日本のものではないから!」
「1895年以前、琉球は中国の属国だったんだ!」
「琉球もろとも尖閣を取り戻そう!」

「元代には中国だってモンゴルの領土だったし(=過去の事実を掘り返してはきりがない)」
「当時の中国は釣魚島を琉球に属するものと見なしていたが、琉球自体を日本に帰属するものとは考えていなかった」
「過去には中華民国が、台湾における日本の統治権を認めている(=しかし、現在は台湾は日本の領土ではない)」

「草案(=対日講和条約における領土草案)に書かれていたことなら、法的効力はない」
「草案を正式な文書と見なすべきではない」
「検討段階の草案を持ち出してくるということは、日本側にはそれだけ説得力のある論拠がないということ。中国は当時は内戦を終えたばかりで、新政権のメンバーは八路軍の田舎者たちと遊撃隊で構成されていた。外交の何かもわかっていないやつらだったんだ。だからもし、この文書が本物だったとしても、これは外交部のアルバイトが作成したようなものだということだ!」
「これは政府内部で議論・検討したものであり、重視すべきは国際条約である!これこそ双方の共通認識」

「戦勝国となっても敗戦国となっても人様の領土を奪っていく日本」

「北京にある中国外交部の資料館に収蔵されていた文書というじゃないか。一体、誰が売国奴なんだ?」
「真相を求む!中国の歴史学者、がんばってよ~!」

「尖閣諸島が中国のものと証明したいなら、軍を派遣して守ればいい。しかし、上陸できる能力はあるのか?マスコミ報道をみだりに信じるな、尖閣諸島はもともと日本のものなんだ」
「琉球は朝鮮やベトナムと同じように、もともと中国の領土ではない」



■<2012年、中国版ツイッターが見た日本10-4>好きな気持ちに国境なし…ロンドン五輪体操で内村が金


<2012年、中国版ツイッターが見た日本10-4>好きな気持ちに国境なし…ロンドン五輪体操で内村が金
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=67967&type=
2012年12月30日 5時20分      

2012年、情報鎖国が続いていると考えられていた中国で、大きな異変が起きた。依然として政府の検閲下にある同国のインターネット界で、4億人近い一般市民が“中国版ツイッター”と呼ばれる簡易投稿サービスを通じ、発言権を持ちだしたのである。情報の受け手としても十全とは言えない状況にある彼らだが、それでも個人の意見を自由に発言し、情報の送り手側ともなったのだ。

この“中国版ツイッター”を通じて、既存のメディアからはうかがい知ることのできない中国人の本心を知ることができるようになった。彼らは、日本のことをどう思っているのか?今特集では、2012年に“中国版ツイッター”をにぎわせた日本関連の話題をご紹介する。第4回は「ロンドン五輪体操で内村が金」。

8月、ロンドン五輪男子体操個人総合決勝で、内村航平が金メダルを獲得。日本選手としては1984年ロス五輪の具志堅幸司以来、28年ぶりの快挙だった。大きな重圧をはねのけての勝利。表彰台でやっと心からうれしそうな表情を見せた内村選手に、“体操王国”中国からも多くの賛辞が飛んだ。

■内村をたたえる声
「ラララ~、今日は口笛吹きながら出社したよ」
「彼は完璧だった。彼は日本人だけど、人を好きになるのに国境なんて関係ないよね。彼、すごかった、チャンピオン、イエ~~イ」
「やっぱり内村におめでとうを言いたい、あの失敗(=団体総合決勝でのミスを指して)から、こんなに早く立ち直るのはスゴイと思うんだ」
「今大会ではずっと眉間にしわを寄せていたよね。昨日はやっと笑顔になった~、彼はやっぱり笑顔がイチバン」
「跳馬で着地した時の安定感を見て、彼が王者の風格を取り戻したことを感じた」
「内村航平、大和民族の誇り…(※中国人のコメント)」

実は、中国は個人競技には参戦していなかった。そのため、張り合いを感じなかったとの声も当然、多かった。

■中国不在を惜しむ声
「内村の金メダル、28年ぶりの個人総合金メダル、ドイツの銀メダル、本当におめでとう。田中選手、残念でした。しかしながら、決勝に中国人選手の姿を見ないとは!」
「中国人選手が1人も参加していないのは、内村が強すぎるから試合放棄したんじゃないの?きっと種目別に集中するんだろう」
「もし中国人選手が参加していれば当然、内村選手よりも彼らを応援したけれど」
「個人総合の世界で楊威(ヤン・ウェイ)が不在となってから、内村無敵の時代になったね。中国が第2の楊威を輩出して空白を埋めてほしいね」
(※楊威:“体操王”と呼ばれる元・中国のエース。北京五輪金メダリスト。2009年に引退)

それにしても中国ファンの視線は熱い。こんなコメントまで見られた。

「選手の傍らにいた冨田さんがやっぱりカッコイイ」




■<中華ボイス>心にゆとりのある親切な米国人、中国人は発展しても心に余裕なし―中国ネットユーザー


<中華ボイス>心にゆとりのある親切な米国人、中国人は発展しても心に余裕なし―中国ネットユーザー
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=67890&type=
2012年12月30日 8時40分      

今の中国人は以前より人情が薄いと感じる人も少なくないだろう。親切心や気遣いなどといった人情は、心にある程度の余裕がないと生まれないのかもしれない。今の中国は経済こそ成長したが、それとは裏腹に物価高や就職難に整わない社会保障など、心に余裕が持てる環境ではない。

2012年12月21日、中国のネットユーザーは「3回米国に旅行して分かったのは、どの街でもホテルマンに限らずスーパーの従業員や守衛、警察にドライバーなど皆「How are you doing」と気軽に声をかけてくれる。また、「Good morning/afternoon」など挨拶を交わしてくれる人も多い。私が何か手伝うと必ずお礼を頂き、いつの間にか私自身も知らない人に気軽に挨拶や声をかけるようになっていた」とフレンドリーな米国人を紹介した。



■中国の高齢化社会、将来日本よりも深刻に―日本華字紙


中国の高齢化社会、将来日本よりも深刻に―日本華字紙
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=68005&type=
2012年12月30日 6時30分      

2012年12月28日、日本華字紙・中文導報によると、中国の高齢化社会は今後、世界トップレベルの日本よりもさらに深刻な状況に陥るとみられる。

北京大学国家発展研究院客員研究員で米スタンフォード大学経済学博士の梁建章(リアン・ジエンジャン)氏は、「中国の人口構造は今後20年から30年の間に深刻な高齢化社会に突入する。その高齢化レベルは現在世界一の日本よりもさらに進む」と指摘した。

人口高齢化は社会問題だけではなく、経済問題でもある。高齢化の影響を受けた日本経済は、高度成長のレールから外れてしまった。日本企業トップの高齢化は普遍的現象だが、梁氏は「事態はわれわれの想像以上に深刻だ」と指摘。70年代では日本企業の経営者の31.8%が35歳以下だったが、90年代になるとそれがわずか16.4%に減少している。

しかし、出生率が1.5ポイント以下になった中国は「今後20年で日本と同じような状況に陥る」と梁氏。「50年代から80年代にかけて、日本は世界で最も力のある経済体だった。しかし90年代以降は人口の高齢化が進み、日本企業の創造性は突然影をひそめた。日本経済低迷の根本的な原因は、企業の技術革新や起業能力が消失したことにあり、それは日本企業と日本社会の高齢化と密接な関係がある」と主張した。

梁氏はさらに「大多数の国では子供の出産は自由であり、高齢化や少子化のスピードは比較的緩やかだ。しかし出生率の極めて低い国は高齢化は速い」として、中国の今後に強い不安を示した。



2012年12月29日土曜日

■大リーガー・松井秀喜が決断 日米20年の選手生活にピリオドを打った


大リーガー・松井秀喜が決断 日米20年の選手生活にピリオドを打った
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1229&f=national_1229_001.shtml
2012/12/29(土) 00:05

 「よくやったという気持ちはない。そんなに苦労したかな、という気持ち。それなりに頑張ったつもりだが、もう少しいい選手になれたかもしれない」。松井秀喜選手は28日、引退会見でこのようにコメントした。

 両膝の痛みが取れず、満身創痍の状態だった松井選手。恩師の長嶋茂雄終身名誉監督や野球関係者からは、DH制(指名打者)があるパ・リーグでまだまだ活躍できるという声が多かった。しかし、松井選手が選んだ道はバットを置くことだった。

 現役時代、ホームランバッターとしての実績は誰もが知るところだが、松井選手の素晴らしさはファン、選手、報道関係者たち多くの人々に愛されたことだ。現代では珍しくなったスーパースターという言葉がまさにぴったりとあてはまるプロ野球選手だった。

 引退の理由は、プレーの信条としていた「命懸けのプレー」ができなくなったことが大きいようだ。今後の去就は未定だが、読売ジャイアンツのコーチ、あるいは大リーグでの指導者、解説者など、さまざまな道が予想される。

 プライベートでは、2013年の3月に第1子の男の子が生まれる予定。少し早い話だが、その息子さんがプロ野球で活躍するなんて日もくるかもしれない。



■ポップカルチャー祭典「KAWAii!!MATSURi」開催決定


ポップカルチャー祭典「KAWAii!!MATSURi」開催決定
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1228&f=entertainment_1228_013.shtml
2012/12/28(金) 16:07

 世界中から注目を集めている、日本のポップカルチャー。日本語の「MANGA」や「KAWAII」は日本のポップカルチャーを代表する言葉として世界共通言語となりつつあり、これらの文化の発信基地である「ハラジュク」「シブヤ」「アキハバラ」は、単なる日本の地名の枠から飛び出し、流行を発信するキーワードとして、ここ数年、国内のみならず世界からも注目をあつめている。

 そんな中、2013年4月20日・21日、日本中の「KAWAii」が東京体育館に集結することが決まった。最新のKAWAiiをテーマにして音楽やファッションが融合した、日本発・KAWAii!!の祭典を、ハラジュク・シブヤ・アキハバラのそれぞれのカルチャーに精通したアーティスト、キャスト、クリエイター陣が集結し、『KAWAii!! MATSURi』として、開催される。



■【仏国ブログ】日本の大みそか「フランスよりもスピリチュアル」


【仏国ブログ】日本の大みそか「フランスよりもスピリチュアル」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1227&f=national_1227_005.shtml
2012/12/27(木) 10:34

 日本に滞在しているフランス人が、自身のブログ「CHROMA」で日本における年末の過ごし方についてつづった。

 日本での年末の祝い事は、筆者のいるフランスとは全く異なると伝えた。クリスマスは同じ意味を持たず、家族と食事を楽しむというよりは、バレンタインのように恋人と過ごすロマンチックな日を意味すると述べた。一方で、日本の子ども達も西洋のようにプレゼントを欲しがる傾向は強まっており、25日になるとコカ・コーラのサンタクロースがあちこちに姿を表す。

 年末には、過ぎ去った1年の問題を忘れるために会社でパーティが企画されると忘年会についても言及。これについて、心配事を排除して新たなスタートをきるというのは、日本人のライフスタイルの特徴だと伝えた。

 また、大みそかの夜にはフランスと同様にカウントダウンをするが、その後何もしないフランス人とは違って、日本人は仏教徒の寺院へ行き、108回鐘を鳴らす習慣があると紹介した。108という数字は、悟りを開くために捨て去らなければならない人間のさまざまな欲や苦を表す数字。さらに、悟りを開くということは、「禅」に近いものであるとし、言葉を使わずとも物事の真実を理解することだと説明した。

 筆者は、日本人の大みそかの晩に食べる食事は控えめで、年越しそばについては「小麦粉の麺で作られたものを食べる」と表現。そして、そばを食べる意味について「麺は長いことから、新年への架け橋になることを、また麺の本数は良いことが訪れる回数を示している」とし、多く食べれば食べるほど、良いことが起こると説明した。

 また、日本では新年にはおしるこという赤豆をゆでたものと、お雑煮、野菜と魚のスープを食べると紹介。年末年始の日本のこうした食文化を受け、日本での新年はフランスよりもスピリチュアルで、クリスマスとは真逆だとした。

 フランス人から見た日本とフランスの年末年始の文化や習慣の違いは、興味深い。



■【仏国ブログ】お弁当はヘルシーで経済的、かわいい容器も魅力


【仏国ブログ】お弁当はヘルシーで経済的、かわいい容器も魅力
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1229&f=national_1229_004.shtml
2012/12/29(土) 08:37

 フランス人女性が、自身のブログ「bio pas cher」で、オーガニックの食材を安くお昼に食べるなら、お弁当にするとよいとつづった。

 日本文化のファンでアジア系の婚約者がいるという筆者は、お弁当の存在を知り、自分自身の仕事での昼食用にお弁当箱を買うことにしたという。特にお昼に健康的な食事をしたいなら、お弁当を持参するのがよく、職場に持って行けるから便利だとつづった。

 お弁当箱は大きいものや小さいもの、1段、2段、3段のもの、鉄や木、派手なもの、シンプルなもの、いろいろな種類があると説明。筆者が選んだのは、28ユーロのもので、黒とピンクのシンプルなデザインで2段のものだった。電子レンジに入れてもよく、体に有害なビスフェノールAがないと保証されていたと写真を掲載して紹介した。

 さらに、容量は2段組で収容と大きめで、冷たい前菜やデザートを入れる箱と、温めて食べる箱とを分けることができるという。筆者はよい弁当箱というのは、よく密閉でき、ビスフェノールAが使われていないものだと述べた。

 またお弁当用のアクセサリーもあり、食べ物の中にさりげなく置いても飾りつけになるものとして、パンダ、ぶた、鶏などのかわいい動物の形をしたソース入れの容器を紹介。それには、塩、茶葉、サラダドレッシングなどを入れるのだという。

 もっと高度な技術を身につければ、デコ弁(デコレーション弁当)ができるようになると、いくつかの写真を掲載。デコ弁にはやはりアクセサリーが必要で、例えば卵用の動物の型、ウィンナーに絵を刻むもの、アルファベットの型などがあると紹介した。

 筆者は日本のお弁当のアイデアに魅力を感じ、「お弁当は家で作れるから安いし、オーガニックの素材を食べることができて健康にも良い」と感想を述べた。



2012年12月28日金曜日

■<13億人のアンケート>師走の悩み?過重労働が引き起こす肥満“過労肥”、あなたの身近にもいますか?


<13億人のアンケート>師走の悩み?過重労働が引き起こす肥満“過労肥”、あなたの身近にもいますか?
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=67897&type=
2012年12月27日 19時57分      


2012年12月27日、年の瀬が迫って目もまわるような忙しさの中、疲労感は溜まるばかり。それなのに、連日の忘年会で体重はやや増量気味。そんな悩みを抱えている日本国民は決して少なくないだろう。

最近、お隣の中国では“過労肥”という言葉が聞かれている。読んでわかる通り、過労によって引き起こされる肥満のことである。仕事が忙しすぎて食生活が不規則になり、睡眠時間が減る。起きている時間が長いので、夜遅くに飲食する。また、仕事のプレッシャーを食べることで解消する。そんな悪循環に陥っている人は、多忙であればあるほど肥満していく。中国紙・中国青年報は18日付でこれに関するアンケートを行い、27日午後1時時点で2689件の回答を得た。結果は以下の通り。

■社会人になって体重は増えましたか?
すでに過体重の域に達している―908票(33.8%)
標準体重の範囲にはとどまっている―844票(31.4%)
すでに肥満体―547票(20.4%)
基本的に/まったく増えていない―339票(12.6%)
まだ社会人になっていない―28票(1.0%)
その他―20票(0.7%)

■あなたの身近に“過労肥”はいますか?
非常に多い―510票(19.3%)
割と多い―1110票(42.0%)
普通―695票(26.3%)
割と少ない―217票(8.2%)
いない―50票(1.9%)
わからない―64票(2.4%)

■社会人になって体重が増える人が多いのはどうしてだと思いますか?
長時間のデスクワークで運動不足になるから―2046票(76.1%)
多忙で食生活が不規則になるから―1663票(61.8%)
日々の疲れで運動する体力が残っていないから―1533票(57.0%)
接待が多いから―1432票(53.3%)
時間に追われ睡眠不足になるから―1343票(49.9%)
ストレスで過食に走るから―1057票(39.3%)
その他―83票(3.1%)

■“過労肥”を予防し、減らすためにはどうしたらよいと思いますか?
運動を続け、規則的な生活習慣を身につける―1979票(73.6%)
適度な休息を設け、徹夜など無理をしない―1659票(61.7%)
規則的な食生活を心がけ、間食や夜食を減らす―1511票(56.2%)
企業が職員の心身の健康に注意を払い、プレッシャーや業務を適量に―1488票(55.3%)
企業が仕事の合間に運動したりリラックスできたりする環境を与える―1463票(54.4%)
健康的なストレス解消方法を見つける―1298票(48.3%)
その他―101票(3.8%)

なお、回答者は70~80年代生まれが多く、全体の75.7%を占める2033人だった。



■<レコチャ広場>中国人が重んじるメンツ、時代とともに変化―中国


<レコチャ広場>中国人が重んじるメンツ、時代とともに変化―中国
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=67882
2012年12月28日 6時10分      

2012年12月25日、歴史学者で中国人民大学教授の張鳴(ジャン・ミン)氏がブログで中国人のメンツに関する自身の考えを発表した。中国人はメンツを重んじると言われているが、そのメンツは時代とともに様変わりしているという。

中国人は昔からメンツを大事にするとされているが、それでもかつての中国人は今よりもずっと質素で道徳観があった。「メンツ」は「見栄」や「虚栄心」とは同じではなく、現在の中国人は見栄ばかりを気にしている。他人に手が届かないような高価なものを手に入れて誇示しようとする人が余りに多すぎる。

また、メンツには経済的に豊かなことだけでなく、特権意識も含まれるようになっている。立派な学歴と経歴を持っている人でもメンツから違法行為に及ぶことがまかり通っている。現在の知識人はかつての士大夫と同等の存在のはずだが、士大夫は今のような悪人ばかりではなかったはずだ。



■中国のスキー場、人気高まる「日韓より割安」で―シンガポール華字紙


中国のスキー場、人気高まる「日韓より割安」で―シンガポール華字紙
http://www.blogger.com/blogger.g?blogID=93042570498659663#allposts
2012年12月27日 13時42分      

2012年12月25日、シンガポール華字紙・聯合早報によると、今年は日本や韓国のほか中国のゲレンデを選ぶスキー客が増えている。最近はより多くの国の人々が中国でのスキーを楽しみ、中国のスキー場の利用者は前年に比べて15%増となっている。若者や家族連れ、カップルだけでなく、50~60代のスキーヤーにも中国のゲレンデは人気という。

中国の大手旅行会社によると、中国のスキー場利用料は比較的安く、設備やサービスの質も最近になって向上しており、中国人客の人気を集めている。アジアでは過去十数年、日本や韓国のスキー場が人気だったが、最近は北京や四川省などのスキー場も注目を集めており、利用者は前年の10~15%ほど増えているという。中国人スキーヤーの1人は「日本や韓国のスキー場も利用したことがあるが、北京のスキー場もそん色ないようだ。その上料金は4割ほど安いのでぜひ滑ってみたい」と話している。



■訪日外国人消費が回復へ、タイ・ベトナムなど東南ア客が中国人客の穴埋めに―中国メディア


訪日外国人消費が回復へ、タイ・ベトナムなど東南ア客が中国人客の穴埋めに―中国メディア
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=67864&type=
2012年12月27日 10時35分      

2012年12月26日、尖閣諸島問題で冷え込む日中関係を背景に、低迷が続いていた訪日外国人の消費が復調しつつある。減少した中国人客の穴を埋めているのは、タイやベトナムなど東南アジアからの観光客だ。消費意欲も旺盛で外国人消費の新たな顔になりつつあるという。中国の経済ニュース総合サイト・中国経済網が報じた。

日本全国に百貨店24店を構える「三越伊勢丹ホールディングス(本社・東京)」は、「11月の外国人向け売上高は前年並みに回復した」と報告。伊勢丹新宿本店ではタイを中心に東南アジアの観光客が前年同期の3倍に伸びた。店頭では海外のブランド品や日本の高級衣料を買う人が多いという。「三越伊勢丹」によると、「1回の支払額は10万円以上と中国人観光客に引けをとらない」。

一方、老舗百貨店を経営する「大丸松坂屋百貨店」(本社・東京)も11月の外国人向け売上高が前年同期より16%増えた。それまで、中国人団体客が多かった松坂屋銀座店は5割減と苦戦が続いているが、大丸札幌店や大丸東京店(千代田区)は4~6割伸びた。そして、9月に増床した大丸東京店は18通貨を両替できるカウンターを新設。日本国内で使用できる携帯電話のレンタルサービスも始めた。

そのほか、観光客に人気があるのは家電量販店だ。うち「ヨドバシカメラ」(本社・東京)のマルチメディアAkiba(東京・千代田区)ではマレーシアなどからの来店客が増加している。同店は「最新式の炊飯器を買うベトナムからの観光客が多い」としている。

また、レジャー施設でも客足は戻りつつある。長崎県佐世保市のテーマパーク「ハウステンボス」では、中国・上海市を結ぶ国際旅客船の運休は続いているものの、「タイやシンガポールからの観光客が増えている」という。

独立行政法人国際観光振興機構(JNTO)によると、10月の訪日外国人客数は前年同期比14.7%増だった。中国からの観光客が33%減った一方、タイやベトナム、マレーシアからの観光客が過去最高を記録したのだ。

その要因として経済成長や査証(ビザ)の発給緩和などが考えられる。日本政府は今年6月、タイ人を対象に短期滞在なら3年以内に何回でも出入国できる数次査証の発給を開始。9月にはインドネシア人向けにも数次査証の発給を始めた。



■「鶏の足や豚の内臓を食べる」「公共の場でにぎやか」=欧米人にとって奇妙な中国の習慣―中国メディア


「鶏の足や豚の内臓を食べる」「公共の場でにぎやか」=欧米人にとって奇妙な中国の習慣―中国メディア
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=67881
2012年12月27日 18時52分      

2012年12月26日、中国の隣国である日本でさえ、習慣の違いを感じることはある。それが遠く離れた欧米では、中国の何気ない習慣でさえも奇妙に映ることがあるのかもしれない。そんな欧米人にとっての中国の奇妙な習慣をチャイナデイリーが紹介した。以下はその内容。


1、公共の場所で騒いでいるといっていいほどににぎやか。

2、鶏の足や豚の内臓を好んで食べる。

3、魚の頭が身の肉よりおいしいと思っている。

4、車の中にやたらとストラップの様な物がぶら下がっている。

5、日本人よりカラオケが好き。

6、部屋の家具がドイツ人より多い。

7、同郷の人に頼りたがる。

8、友人の中でもグループが分かれている。

9、リモコンをビニール袋に入れる。

10、親と子はキスやハグをしない。

11、余分なお金があるとすぐに銀行に貯金する。

12、小学校の時点でメガネを着用する子供が多い。

13、休日に子供を習い事に行かせる。

14、ささいなことですぐにもめる。

15、よく割引券を使って買い物をする。

16、少しでも安いガソリンを買うために車で街中を走る。

17、朝はお風呂に入らないが夜は必ず入る。

18、ホテルの有料の食べ物には全く手を付けない。

19、中国人男性の体毛は欧米の女性より少ない。(習慣というより特徴)

20、お茶を注いでもらったら指でテーブルを軽くたたく。(感謝の意味が込められている)

21、英語を話すときのアクセントが過剰。(中国語の声調である四声が影響している可能性がある)

22、人に頼みごとをする前に何かしら物を贈る。

23、多くの欧米人よりも小規模のギャンブルや宝くじを買うのが好き。

24、指に唾液をつけ紙幣を数える。中には機械より速いのではと錯覚するほどに速い人がいる。

25、食べ終えた魚や肉の骨を直接テーブルに置く。

26、冷蔵庫の中に1カ月分の食料を保管する人が多い。

27、食洗機を食器置きとして使う。

28、棒や刀を振り回すのが好き。(健康のために運動に使用する人が多い)

29、家に保温ポットがたくさんある。

30、キッチンで食事を済ませることが多い。

このように、欧米人に共感できるものもあれば、宝くじを買うのが好きなことや夜にお風呂に入るといった、日本でも見られる習慣が欧米人にとっては奇妙に映るようだ。とりわけ、食文化が豊かな中国の食に関してカルチャーショックを受ける人が多いのかもしれない。



■仕事面で米国の他国出身移民を圧迫する中国人移民=「中国人が来たらもう終わりだ」―米国


仕事面で米国の他国出身移民を圧迫する中国人移民=「中国人が来たらもう終わりだ」―米国
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=67840&type=
2012年12月27日 9時10分      

2012年12月24日、中国人ブロガーが「外国人移民『世界の終わりだ』―中国人が来た!」と題した記事を掲載した。以下はその内容。

フィリピンからの移民「生活を切り詰めて金を貯め、ようやく家が買えると思ったら、中国人が来て不動産投機をするからまた値段が上がった。アメリカンドリームのためにまた15年働かないと…」

メキシコからの移民「一部屋3000ドルの床貼りの仕事、中国人が材料費込み2000ドルでやるようになった。お客に中華料理までごちそうしている」

日本からの移民「ファーストフード店をやって十年、6~8ドルのランチをやっていた。中国人が来て、「1ドル中華料理店」を始めた。1ドルといっても、ひとさじ1ドル。体の大きな米国人は、少なくとも11さじは盛り付けるがね」

2012年は各国からの移民にとってこの世の終わりだった。中国人が来たからだ。

手始めは偽装結婚。中国人が来ると、一年で5000例の偽装結婚が行われる。まず、夫婦で偽装離婚をし、それぞれ別の人と偽装結婚する。費用はそれぞれ2万ドル。公然と新聞広告を打ち、どんどんと「産業チェーン」を形成していく。

2つめは米国での出産。国籍も手に入って福祉も受けられ、一家全員を移民させることができる。メキシコ人が生み出した手法だが、中国人はまず高級住宅地に3階建てのアパートを買って100以上の部屋を作り、それぞれの部屋に高い金を払ってやってきた中国人妊婦を住まわせる。

最後は政治的庇護だ。過去十年間、中国人は「法ナントカ功をやっている」「カトリックを信じている」あるいは「二人目の子を産んだ」と言えば米国の庇護を受けることができた。グリーンカードが手に入るという話が伝わると、中国人が大量に押し寄せるようになった。

エジプトからの移民「あなた方中国人はなんでも世界で一番が好きだね。ビルは世界一高いものを、子どもを産むとなれば世界で一番たくさん、高速鉄道も世界最速を作りたがる。卓球ではメダルを独占し、留学生の送り出しも世界最多。中庸という言葉を知らないのか」

カナダからの移民「中国が米国と戦争をするのに、征服する必要はない。新しい空母に人を満載して、数回往復すれば、米国はもう終わりだよ」



■中国の食糧自給率、90%以上を維持=食料生産量は9年連続で増加―中国メディア


中国の食糧自給率、90%以上を維持=食料生産量は9年連続で増加―中国メディア
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=67865&type=
2012年12月27日 14時30分      

2012年12月26日、中国国務院新聞弁公室は、中国の食糧生産量の「9年連続増加」などについて記者会見を開いた。中国農業部総エコノミスト、報道官の畢美家(ビー・メイジア)氏は、「中国の食糧生産量は5年連続で1兆500億斤(5250億kg、1斤は500g)以上を維持した」と述べた。人民日報海外版が伝えた。

畢氏は、「2004年以降、中国の食糧生産はさまざまな困難とリスクに打ち勝ち、9年連続増加(計3177億斤)を実現した」と述べた。中国の食糧生産量は9年連続増加を実現したが、食糧の輸入も過去2年間に増加した。中国の食糧自給率は近年90%以上を維持しており、穀物自給率は95%以上に達している。

畢氏は、「輸入増は、主に国内の多様化した消費需要を満たすためだ。特に高級・高品質のコメ、高品質の強・弱グルテン小麦は、適度な輸入による調整が必要だった」と指摘した。この他とうもろこしは重要な飼料作物・工業原料であり、養殖業・加工業等の消費急増に伴い供給が逼迫しており、適度な輸入が必要となった。同3種の糧食の輸入量は、国内生産量の2%未満となった。



■チャンス求めるフランスの若者、故郷を離れ中国へ―仏紙


チャンス求めるフランスの若者、故郷を離れ中国へ―仏紙
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=67878&type=
2012年12月27日 16時35分      

2012年12月25日、新華網によると、仏ル・モンド紙は23日、様々な経歴を持つフランスの若者が自国を離れ、チャンスを求めて中国へ渡っていると伝えた。若者の多くはフランス国内では身を立てる機会が余りに少ないと感じているという。

駐上海フランス領事館に届け出されている在留フランス人は1万2000人。届け出をしていない人も含めると1万6000人に上るとみられ、中国はアジアで在留フランス人の最も多い国となっている。1985年当時の在留フランス人はわずか71人だった。

中国へ渡る人は比較的若い層が多く、その大半はフランス国内で自分の能力や学歴、経歴に見合った職や相応の給与が得られないと感じており、フランス国内の停滞感や将来性に悲観して、活力やチャンスに満ちた中国を目指すという。



■100歳以上の高齢者4万7773人、女性が8割―中国


100歳以上の高齢者4万7773人、女性が8割―中国
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=67871&type=
2012年12月27日 18時24分      

2012年12月26日、中国老年学学会は調査データを発表し、今年10月16日現在で、全国(香港、マカオ、台湾を除く)の100歳以上の高齢者が4万7773人だと明らかにした。新華社通信が伝えた。

また、同日は10大長寿者や10大100歳以上の夫婦が発表され、広西チワン族自治区巴馬ヤオ族自治県の127歳の女性、羅美珍(ルオ・メイジェン)さんが10大長寿の1位に選ばれた。10大100歳以上の夫婦には、海南省臨高県の夫婦が1位に選ばれ、夫婦の年齢を足すと214歳になるという。

このほか、同学会の趙宝華(ジャオ・バオホア)常務副会長は「今年の統計で、100歳以上の高齢者のうち、男性は明らかに女性より少ないと分かった。男性は9505人で全体の19.9%、女性は3万8268人で全体の80.1%を占めた。また、都市部の100歳以上の高齢者は1万2457人で全体の26.08%、農村部は3万5316人で全体の73.92%を占めた」と語った。



■出稼ぎ労働者、8割が実家での発展を希望=両親の扶養に適し低い生活コストがメリット―中国


出稼ぎ労働者、8割が実家での発展を希望=両親の扶養に適し低い生活コストがメリット―中国
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=67866&type=
2012年12月28日 0時24分      

2012年12月25日、中国で春節(旧正月)の帰省ラッシュが迫っているなか、求人求職サイト・大谷打工網が発表した、1万人以上の基層労働者を対象に実施した調査の結果によると、出稼ぎ労働者の8割が帰郷し発展したいという考えを持っていることが明らかになった。広州日報が伝えた。

今回のオンライン調査には、1万356人の利用者が参加した。これに1000人分の現場アンケート調査を加えると、サンプル数は計1万1356人分に達した。このうち広東省が3121人分、広州市が783人分になった。

出稼ぎ労働者は流動性が高い。調査結果によると、出稼ぎ労働者の57%は過去3年内に勤務地(都市)を変更しており、このうち20%が3回以上勤務地を変更した。彼らは特定の都市に対してこだわりを持っておらず、仕事に対する忍耐力の不足が、高い流動性の主因となっている。

出稼ぎ労働者が勤務地を変更する理由のうち、給与が圧倒的な比率を占めなくなったことは興味深い。新世代の出稼ぎ労働者のうち、40%は給与を理由に勤務地を変更した。また32%は、実家や家族と近い所に移りたかったためとした。新世代の出稼ぎ労働者は、家族を養うため大金を稼ぐというプレッシャーがないため、自らの感性を重視して仕事を選択している。

実家で勤務する意向はないかという質問に対して、86%は実家での発展を考えたことがあると回答した。出稼ぎ労働者は、実家での勤務の最大のメリットを、「両親の扶養に適している」とした。他にも、「生活コストが低い」、「出身地による差別がない」などがメリットとしてあげられた。

給与の他に職業的発展を重視

ホワイトカラーと異なり、基層労働者の転職率は高い。回答者の52%は過去3年間で1~3回転職しており、15%以上は3回以上転職している。彼らは転職を続けることにより、より良い発展の機会をつかもうとしている。出稼ぎ労働者の33%は、過去3年間で1度しか転職していないと回答したが、その他の出稼ぎ労働者と比べて安定的だと言える。

転職率が高い理由の1つとしては、新世代の出稼ぎ労働者は若者が多く、仕事に対する態度が移ろいやすく、異なる職種を試すことで自らに合った仕事を求めようとしていることがあげられる。次に新世代の出稼ぎ労働者は、かつての出稼ぎ労働者のように給与だけを重視していない。彼らは業務環境や生活条件をも重視しており、業務環境や経営者の社員に対する態度を理由に離職することもある。



■「中国の高速鉄道、もはやドイツの技術を必要としない」=自主開発の進展で―独紙


「中国の高速鉄道、もはやドイツの技術を必要としない」=自主開発の進展で―独紙
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=67857&type=
2012年12月27日 9時51分      

2012年12月24日、独フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥング紙は、「中国の高速鉄道はもはやドイツを必要としない」と題する記事を掲載し、「中国の鉄道技術は初めこそドイツの技術を導入したが、自主研究開発の進展で今では必要なくなった」と指摘した。環球時報(電子版)が伝えた。以下はその概要。

北京のヒルトンホテルには、模型列車がドイツ風クリスマスの飾り付けを通るオブジェが飾られている。しかし、模型列車はドイツ高速鉄道ではなく中国製だ。中国の高速鉄道はもはや独シーメンスの技術を必要としなくなった。彼らは現在、世界最長の高速鉄道を自主開発できるまでになったのだ。

12月26日、北京と広州を結ぶ世界最長の高速鉄道の運行が始まった。平均時速290キロ、全長2300キロを8時間で結ぶ。中国の高速鉄道は大事故を一度起こしたほか、数度のスキャンダルを起こし、拡張計画は一部で縮小を余儀なくされた。しかし、クリスマスの飾り付けだけでなく、実際の高速鉄道でも中国はドイツを必要としなくなったのだ。



■世界最長の京広高速鉄道、GDPを年4000億円牽引―中国


世界最長の京広高速鉄道、GDPを年4000億円牽引―中国
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=67901&type=
2012年12月27日 20時59分      

2012年12月27日、華北・華中の広大な雪原を発し、霧雨けぶる江南を過ぎ、緑の生い茂る嶺南に至る。このほど開通した北京と広州(広東省)を結ぶ京広高速鉄道のG801号に乗ったところ、窓外の景色はこのように移り変わった。経済参考報が伝えた。

世界で最も営業距離の長い高速鉄道である同鉄道は26日に全線開通し、北京から広州までの時間が約8時間に短縮された。同鉄道は環渤海湾経済圏、中原経済圏、武漢都市圏、長株潭都市圏、珠江デルタ経済圏の5つの経済圏を結ぶもので、沿線地域の経済発展を牽引し、産業の移転を加速させる上で大きな役割を果たすものとなる。関連部門の試算によると、同鉄道の社会経済への牽引作用は毎年300億元(約4000億円)を超えるという。

中国鉄道部科学技術司の周黎(ジョウ・リー)司長は、「京広高速鉄道の開通後は、社会の時間コストが低下し、人々の移動は極めて便利になり、地域の経済社会のバランスの取れた発展に巨大な作用をもたらし、近隣都市との融合が効果的に推進されるようになり、沿線の都市化、工業化、情報化のプロセスが加速する」と話す。

鉄三院と国務院発展研究センターが投入産出分析によって専門的に分析したところ、北京-鄭州(河南省)区間だけでも2030年までに2758億4400万元の社会経済の牽引効果があり、年平均153億元に上ることが予想されるという。

ある専門家によると、鄭州-広州区間には中原経済区、武漢都市圏、珠江デルタ経済圏があり、経済は活発で、規模も大きい。三院と同センターの計算によると、この区間の牽引効果は北京-鄭州区間よりもずっと大きく、150億元をはるかに上回るという。

同高速鉄道は五大経済圏を結び、沿線28都市を8時間経済圏に組み込むものとなる。業界の専門家の予測によると、開通の5年後には沿線各都市の国内総生産(GDP)を年平均3-5%引き上げることになるという。

湖南省長沙市の陳沢琿(チェン・ザーフイ)副市長(同市常務委員会委員)は次のように述べた。かつては列車が通ると黄金が生まれるなどといわれていたが、今はさしずめ高速鉄道が通ると富がやってくる。長沙市は中国で高速鉄道経済の恩恵を最も早く受けた場所であり、武漢と広州を結ぶ武広高速鉄道が開通してからわずか数年で、ターミナル周辺は埃をかぶった郊外エリアや都市・農村の合流地点から、高層ビルが建ち並び、工業・商業経済が発達し、人口が密集した中心都市エリアへと一躍発展を遂げ、数万人分の雇用が生まれた。

京広高速鉄道の沿線各地の政府は、意欲満々で発展計画を立てている。長沙市雨花区の邱継興(チウ・ジーシン)区長の話によると、同鉄道が開通し、上海・昆明(雲南省)を結ぶ滬昆高速鉄道が来年開通すると、長沙市は「12345通勤圏」を形成することになる。武漢まで1時間、広州まで2時間、上海まで3時間、昆明まで4時間、北京まで5時間だ。このような特殊な地理的優位に立脚して、長沙市は高速鉄道のターミナル周辺一帯に全国的な影響力をもつ国際金融センター、会議展示センター、ファッション名産品消費センター、文化メディアセンター、医療保健センター、現代型物流センターを建設する予定だ。特に東部地域への影響力をもつ各センターの建設を目指す。こうして「十里の回廊と百棟のビルを擁し、千億万の価値を生み出す」現代型サービス産業群を形成するという。

開通から3年が経った武広高速鉄道のケースをみると、珠江デルタから長株潭都市群と武漢都市圏への産業移転が促進されている。あるデータによれば、同鉄道は3年間でのべ9000万人の乗客を運び、彬州や衡陽(ともに湖南省)を代表とする湘南地域では、09年から現在までに3000件を超える産業移転プロジェクトが行われ、湖南省全体の約4割を占めた。また、同鉄道の開通後、同省の沿線都市では消費財小売総額が大幅に増加し、省全体の平均水準を大きく上回った。

京広高速鉄道は既存の路線の輸送力も上昇させた。鉄道第三勘察設計院集団有限公司の孫樹礼(スン・シュウリー)総工程師によると、同鉄道の開通により、京広鉄道は旅客と貨物が分離され、既存路線の貨物輸送能力が大幅に向上した。豊台西駅(北京市)から武漢北駅までの貨物輸送能力は約2000万トン増加し、鉄鋼、セメント、ガラスの製造といった伝統産業の発展を支える力強い輸送能力を保障することになった。



■観光しない中国人観光客、対外開放進む中でビジネスチャンスを摸索―ミャンマー


観光しない中国人観光客、対外開放進む中でビジネスチャンスを摸索―ミャンマー
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=67873&type=
2012年12月27日 16時19分      

2012年12月25日、ミャンマー・ミジマニュースはウェブサイトで記事「中国人観光客の波、その陰にある真相」を掲載した。26日、環球時報が伝えた。

政府統計によると、2011年にミャンマーを訪れた海外旅行客はタイを上回り、中国が最多となった。しかしヤンゴンの観光地を見ても中国人旅行客の姿はほとんど見えない。いった彼らはどこにいるのだろうか?

実際のところ中国人旅行客はミャンマー観光に興味を持っていないようだ。広州からきたという曾さんは1週間の旅程だというが、観光の予定は一切ない。目的は急速に経済開放が進むこの地でのビジネスチャンスを探すことにある。

ビジネス以外の目的ではショッピングが多く、ミャンマー特産の宝石が人気だ。ある中国人旅行客は交通と通信のインフラが改善されなければ観光目的でミャンマーに来るつもりはないと率直に話していた。



■「恐るべき」まじめさ、中国人留学生が語る等身大の日本―中国メディア


「恐るべき」まじめさ、中国人留学生が語る等身大の日本―中国メディア
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=67898
2012年12月28日 5時20分      

2012年12月27日、日本と聞いて思い浮かべるのはにぎやかな大阪や歴史ロマンあふれる奈良、文化の香りが漂う京都、満開の桜や点在する山間の温泉などだろう。しかし中国人留学生の孫さんにとって最も深く印象に残ったものは、日本人が日常生活で見せる非常に細やかな気遣いだった。中国紙・瀋陽晩報が伝えた。

孫さんは中国で日本の大学から送られてきた合格通知書を受け取り、その宅急便を開けて見た際、しばし呆然とした。こんなに重くしっかりした宅急便の封筒に入っていたのはたった一枚の薄い紙だったのだ。通知書が折れ曲がったりしないように、大学側は2枚の硬いボール紙を使って、非常に薄い紙の通知書を挟みこんでいた。もしかすると中国人はこの行為をまぬけだと感じるかもしれない。2枚のボール紙のために、輸送料が高くなるほか、包装にも手間がかかる。しかし何事も完璧を求めるのが日本人なのだ。

孫さんは学生向けの無料コピーサービス「タダコピ」といった工夫からも日本人の節約を重んじる態度が見て取れるという。「タダコピ」とは、コピー用紙の裏面を広告掲載スペースとすることで、コピーサービスを利用する際にユーザーが負担する費用をなくしたサービス。裏面には、主にエンタメ関連情報やアルバイト情報、若者向け商品情報、就職関連情報が掲載されている。もちろん両面とも白い通常の紙を使うこともできるが、その場合は費用を払う必要がある。

日本の電車や地下鉄は非常に発達しているが、公共バスも利用者の視点に立った設計がなされている。孫さんによると、電車や地下鉄といった主要な交通機関は人の流れが速く、駅にいくつも階段があるため、お年寄りは通常バスを利用する。バスは必ず乗客がすべて座ってから発車し、乗客もバスが停車するまで立ち上がってはいけない。降りる際は事前にボタンを押す。誰もボタンを押さず、バス停にも人が待っていない場合は、バスは止まらず通り過ぎるので効率的。運賃を支払う際は、小銭がない場合は設置されている自動両替機でお札を細かくする。「バス代はだいたい200円ぐらい。以前、クラスメートが1万円しか持っておらず、両替機で長い時間かかって両替したことがあったが、乗客たちは皆我慢強く、誰一人怒る人も文句を言う人もいなかった」と孫さん。

ある日、孫さんが寮の蛍光灯の交換を管理人室にお願いすると、作業員がすぐにやってきた。切れていない残りの蛍光管を確認すると、作業員は「持ってきた蛍光管の色と明るさが少し違うから、新しいものを持ってくる」と孫さんに告げたという。明るさが違うといっても、じっくり見比べないと気付かない程度だったが、作業員は結局4、5往復して切れた蛍光管を交換。それだけでなく、ほかの蛍光管もすべて同じ色合いのものに換え、ようやく満足したように帰っていった。このような行き届いたサービスを行う作業員を目の当たりにした孫さんは「まじめほど恐ろしいものはない」という言葉の意味を再認識したという。



■【中国BBS】国民1人当たりのGDPが低いのは人口が多いから?


【中国BBS】国民1人当たりのGDPが低いのは人口が多いから?
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1228&f=national_1228_017.shtml
2012/12/28(金) 12:37

 中国大手検索サイト百度の掲示板に「わが国の1人当たりGDPが低いのは人口が多いからか?」というスレッドが立てられた。スレ主の質問に対して、中国のネットユーザーからさまざまな意見が寄せられた。

               **********

 内閣府の発表によると、2011年の日本国民1人あたりの名目GDPは4万6192ドル(約370万円)で、OECD加盟34カ国中14位だった。中国は世界第2位の経済大国となったが、1人あたり名目GDPは5445ドル(約47万円)にとどまっており、スレ主は「わが国は人口が多いから1人当たりのGDPが低いのだろうか」と質問した。

中国のネットユーザーからは、「人口だけのせいではないが、確かに人口は最大の原因だ」、「自然なことだな。人口こそ最大要因だ」などのように、人口が原因だという意見が寄せられた。しかし、人口が多いからこそ「積み重ね」によって世界第2位の経済体となれたことを忘れているようだ。そのほかの意見としては、

・「富が少人数に集中しているからだ。経済は共産党の手中にある」
・「発展している地域が少なく、遅れている地域がたくさんあるから」
・「人口のせいではないな。生産力が米国と同じになれば、1人当たりGDPも米国と同じになるはず」
・「利潤が少なく、教育が低く、科学技術レベルが高くないから」

 ほかにも、領土の大きさと関係がある、社会主義が原因だ、富の分配の問題であり人口とは少しも関係ない、などの理由が挙げられた。また、「北朝鮮は人口2000万人だけど貧しい」、「同じアメリカ大陸でも、米国の人口はメキシコよりずっと多いが、メキシコ人の収入は米国とは比べ物にならないほど低い」と、他国と比較するコメントもあった。

 そのほかの意見には、われわれは社会主義国家のなかではもっとも富んでいる、わが国は発展途上なのだから貧しいのは当然だ、オリンピックにお金をかけすぎて教育にお金を回さなかったからだ、などのコメントがあった。



■過去の性犯罪者2500人にも、追加で電子足輪を装着へ=韓国


過去の性犯罪者2500人にも、追加で電子足輪を装着へ=韓国
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1228&f=national_1228_012.shtml
2012/12/28(金) 10:53

 韓国の憲法裁判所は27日、再犯の恐れがある性犯罪者に装着命令が下される電子足輪について、2008年の法施行前の性暴行犯罪者にも遡及して適用する法律は合憲との判断を下した。複数の韓国メディアが報じた。

 韓国メディアは、「電子足輪の大乱くるか?2000人以上の性犯罪者を追加着用」「電子足輪遡及適用合憲、性犯罪者2500人が追加で装着」などの見出しで伝えた。

 国会は2010年7月に発生した凶悪な性犯罪事件などをきっかけに、再犯リスクが高い性犯罪者には電子足輪を遡及適用することに合意して条項を新設した。しかし、清州地裁が2010年8月に罪刑法定主義と刑罰不遡及の原則に違反するとして、違憲かどうかを確かめてほしいと要請した。憲法裁はこれに対して合憲と判断した。

 憲法裁判所は「女性と子どもを保護するという非常に重要な公益を実現するためであり、性犯罪者の利益を侵害するとはいえない。(電子足輪を除いては)、性暴行犯罪を効果的に予防することができる手段はほとんどない」と述べた。

 この判決を受けて検察は、電子足輪が導入された2008年9月以前に1審判決を宣告されたか、刑の終了後3年が経過していない性犯罪者のうち、2回以上常習的に罪を犯したり、未成年者や障害者を性暴行した悪性の犯罪者を選別し、電子足輪の遡及適用を請求する方針。

 現在の電子足輪装着者は1040人であり、今回の判断で約2500人が新たに電子足輪の装着を命じられるとみられている。法務部は電子足輪装着者が2.5倍ほど増加するため、保護観察人材の限界に管理に大きな支障をきたすと懸念しているという。



■中国人の日本製不買への意向が依然66%、様子見も確実に増加


中国人の日本製不買への意向が依然66%、様子見も確実に増加
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1227&f=national_1227_002.shtml
2012/12/27(木) 09:55

尖閣諸島国有化から3カ月 日中両国が新政権へ 2012年12月の対日感情調査 第2回

 中国で行われたインターネット調査で、日本製不買運動(ボイコット)に対する態度を聞いたところ、「賛成し、同調する」が31.7%、「ある程度賛成、一部参加」が34.2%となり、「あまり賛成できない」が14.9%、「全く賛成できない」が3.3%となった。

 「賛成し、同調する」が依然3割に達しており、「ある程度賛成、一部参加」との合計でも66%と、全体の3分の2に達している。前回11月に行われた調査結果と比べて、「賛成し、同調する」と「ある程度賛成、一部参加」にそれぞれわずかな増減は見られたが、いずれも誤差の範囲であり、日本製品・サービスにとってはまだまだ厳しい環境であるのが現実と言えそうだ。

 尖閣諸島国有化が発表された9月に行った調査では、「賛成し、同調する」「ある程度賛成、一部参加」の合計が79%に達しており、10月には69%に低減、11月は66%で、12月も11月と変わらず、足踏み状態となっている。しかし「なんとも言えない」が9月調査では10%を切ったのに対して、12月には16%となっていることから、様子見層が確実に膨らんでいることが分かる。

 この調査項目における結果で、大きな動きが見られなかった背景には、引き続き根強い日本に対する不信感がある一方で、この間尖閣諸島に関わる直接的な大きな動きがなく、しかも日中両国とも新政権の誕生に伴って、それぞれ小さくはない焦点ではあったものの、両国ともに特段の具体的な動きがなかった(できなかった)ことなどが挙げられそうだ。

 この調査は2012年12月6日から24日まで実施、11月には中国で習近平体制が、12月には日本での総選挙で自民党による政権奪取があったタイミングと重なる。有効回答数は中国消費者のうち男性1500人、女性1500人。

 日本政府による尖閣諸島購入を契機とした、中国国民の日本に対する感情変化や、日本企業の中国ビジネスへの影響などを定量的かつ客観的に図る目的のために行われた。サーチナ総合研究所(上海サーチナ)が企画、設計、実査を担当した。



■今現在、日本車に購入意欲がある中国人は、顕著に「日本びいき」


今現在、日本車に購入意欲がある中国人は、顕著に「日本びいき」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1228&f=national_1228_004.shtml
2012/12/28(金) 08:49

尖閣諸島国有化から3カ月 日中両国が新政権へ 2012年12月の対日感情調査 第4回

 中国で12月に行われたインターネット調査で、日本車4S店(ディーラー)に対する姿勢を聞いたところ、「行くことに特に抵抗はない」が23.7%、「行くことに若干の抵抗がある」が33.5%となり、「行くことはありえない」が21.7%、「日本車購入意欲がそもそもないので行かない」が21.1%となった。

 定点で行っている中国人の日本に対するイメージや日本製不買に対する考え方から見ると、9月国有化直後と比べて、中国人の感情が鎮静化に向かってはいるものの、一部には引き続き根強い日本製購入に対するネガティブな意識がある。一方で、各種報道では、9-10月に大きく販売成績を落とした日本の自動車各社から、11-12月以降「中国のディーラーに客が戻りつつある」との声もあがっている。このギャップを把握するために、12月の今回の調査では上記の設問を追加した。

 この結果から見ると、そもそも日本車のターゲットにならない(日本車購入意欲なし)のが約2割のほか、残りの8割は日本車を購入する可能性が(度合いは様々とはいえ)あることになる。その中で、全体の2割はやはり現在の情勢において、日本車ディーラーに行くことはない、と断言している(情勢判断による拒否=日本製不買)。逆に、現在の情勢においても、「行くことに特に抵抗はない」も2割強存在している。

 この「行くことに特に抵抗はない」層が、実際に日本車ディーラーに足を運び、結果として日本車の販売成績に回復の兆しが見え始めているということが考えられる。この「抵抗のない層」だけで集計してみると、例えば日本に関心があるかどうかでは「非常にある」が全体では26.3%であるのに対して、この層だけでは34.2%となり、明らかにそもそも日本に関心がある人が多いのが特徴だ。

 日本は信頼できるかどうかでは、「できる」が全体では25%程度にとどまっているのに対して、「抵抗のない層」では60%を超えている。中国にとって日本との友好関係は重要かどうかでは、「非常に重要」が全体では20%弱に対して、やはりこの層だけでは42%に達している。

 また、日本車ディーラーに行くことに「抵抗のない層」は、今後1年間の自動車購入意向でも高い数値を示している。購入意向があるとしたのは全体で63%だったが、この層だけでは75%を超えている。逆に、「日本車購入意欲がそもそもないので行かない」層では購入意向がわずか45%弱にとどまっている。

 その他の指標でも、「抵抗のない層」は、日本製不買に対しても消極的で、傍観者の立場に立ちやすく、中国における日本製不買の動きが今後鎮静化すると見る人が多くなっている。

 結局、現時点において日本車ディーラーに行くことに抵抗のない中国人は、日本車に限らず、日本に対する関心や日中関係に対する重要視にもポジティブな影響を与えており、また日本製不買という中国国内の動きにも左右されにくく、しかも自動車そのものに対する購入意欲も旺盛なケースが多い、ということが言えそうだ。

 この調査は2012年12月6日から24日まで実施、11月には中国で習近平体制が、12月には日本での総選挙で自民党による政権奪取があったタイミングと重なる。有効回答数は中国消費者のうち男性1500人、女性1500人。

 日本政府による尖閣諸島購入を契機とした、中国国民の日本に対する感情変化や、日本企業の中国ビジネスへの影響などを定量的かつ客観的に図る目的のために行われた。サーチナ総合研究所(上海サーチナ)が企画、設計、実査を担当した。



■【米国ブログ】日本のクリスマス「美しい装飾と不思議な習慣」


【米国ブログ】日本のクリスマス「美しい装飾と不思議な習慣」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1227&f=national_1227_006.shtml
2012/12/27(木) 10:36

 日本に滞在中の米国人男性が、日本文化に関する情報を発信するブログ「lostinanime」で、日本のイルミネーションについて感想をつづった。

 筆者は、休暇を通して日本の文化を知ることも多いという。特に今年のクリスマスは三連休だったこともあって、「東京スタイルに浸った」と語った。 筆者が語る東京スタイルとは、毎年恒例のクリスマス行事を指す。

 「クリスマスイブにはなぜかケンタッキーフライドチキンに行列ができる」と語り、「今年は日本の伝統にならって列に並んでみた」という。そしてイチゴのショートケーキも定番だと紹介。「漫画によく見られる光景だが、コンビニエンスストアやケーキ屋の店員がサンタの帽子をかぶって売る姿。伝統的な東京のクリスマス風景だ」と伝えた。

 また、「アニメファンなら漫画で読んであらかじめ知っているかもしれない」と述べ、日本のクリスマスはほかの国とかなり異なり特別だと語った。なかでも特徴的なのは「ロマンチックな雰囲気が漂う」ことだという。

 町は美しくライトアップされ、クリスマスの装飾が至る所にあり、イルミネーションは特に印象的だと語る。六本木のミッドタウンに行った筆者は、「地上はまばゆく輝き、衝撃的な美しさだった」と好印象を伝えた。スカイツリーは遠くに見えてもとても華やかで、旧式の東京タワーは少し感傷的に見えさえしたという。

 夜に照らし出される景色はとてもハイセンスなデザインで日本独特だと感じたようだ。ショッピングセンターやエンターテインメント施設が融合していることも多いので、建築的にも見応えがあるが、買い物も楽しくなるのが特徴だという。

 ショッピングセンターでは、日本の商品が輸入品より多く、そこでしか買えない品物もたくさんあり魅力に感じたようだ。「ショッピングにたくさんお金を費やすのも良いけれど、人間ウォッチングとウィンドウショッピングでも十分楽しめる」と東京スタイルの楽しみ方を伝えた。

 筆者は、日本には美しくハイセンスなイルミネーションを楽しめる一方で、伝統的に続く不思議なクリスマス行事があると述べた。



■【米国ブログ】韓国在住の米国人、訪日して日本食のとりこになった


【米国ブログ】韓国在住の米国人、訪日して日本食のとりこになった
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1228&f=national_1228_009.shtml
2012/12/28(金) 10:23

 韓国に在住する米国人女性が、旅行に関する情報を発信するブログ「vickieeisenstein」で訪日の印象、特に「食べ物」で感激した様子をつづった。

 「韓国から最も安く行くことができる渡航先が日本」と紹介。「観光地として魅力的で、韓国とは異なる雰囲気があるので、これまで2度も訪日した。日本がとても気に入った」と述べた。

 韓国のソウルから九州の福岡に飛ぶのが便利で、往復航空運賃が1万6千円程度なので気軽に行けるという。筆者にとって、日本には歴史や興味深い場所がたくさんあるが、日常的な視点から日本食の魅力を紹介したいとつづった。

 筆者は「日本食は驚くべきおいしさ」、「絶対に食べてほしいのが焼き鳥」と強調。焼き鳥は串に刺してグリルで焼かれた鳥で、異なる種類の串を選んで注文できる。味のバラエティも多く、友人らと食べるのにちょうどいい夕食だと写真を掲載して説明。「写真を見た人はこれまで食べた食品で、おいしさの見当をつけるかもしれないが、焼き鳥は想像を超えた味だ」と好印象を語った。

 さらに、緑茶にアレルギーがないなら勧めたいのが「かき氷」だと、これまた称賛。日本語での呼び方を知らないため、「餅と緑茶の驚くべき氷のタワー」と表現し、人を引きつける食べ物だと紹介した。

 また日本食ではないが、イタリア料理の野菜料理「バーニャ・カウダ」を食べ、「信じられないおいしさだった」と記した。ただの野菜料理なのに、また必ず食べたいと思わせる味だったという。

 さまざまな日本で食べた食事を振り返って、筆者は「日本人はたとえ外国の料理でも、本来の味を守って料理しているように感じた」と説明。一方、韓国では「韓国の味覚に、レシピを微調整するのが好き」だと感じたようだ。

 筆者は韓国と日本の外来の食べ物に対する姿勢の違いを分析。その上で、また日本食を食べに戻ってきたいと表明した。

 筆者は「韓国とは“一味違う”日本の食文化」を体感し、すっかりファンになったようだ。気軽にやってこれる韓国に住んでいるだけに「日本食リピーター」になってくれることだろう。



■【仏国ブログ】日本の「スーパーヒーロー」…それは肉まんだ


【仏国ブログ】日本の「スーパーヒーロー」…それは肉まんだ
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1228&f=national_1228_008.shtml
2012/12/28(金) 10:15

 日本に滞在しているフランス人女性が、自身のブログ「matkanese's Blog」で、日本の肉まんについて紹介した。

 多くのフランス人は、それぞれ行きつけのパン屋があり、そこでフランスパンを買う。筆者にとって残念なことに、日本のパンはフランスとは少し違うため、お気に入りのパン屋は見つからなかった。その代わり、「大きい蒸しパン」のような肉まんという、とってもおいしい”スーパーヒーロー的な存在”を見つけたという。フランスパンと同様に1-2ユーロで買えることにも魅力を感じた。

 肉まんは、中国に起源を持つ肉詰めの蒸しパンで、通常は豚ひき肉やいろいろな食材が詰まっていた。近所のコンビニのほか、専門店で見つけることができ、きちんと保温されており、しばしば巨大なものも見かけると述べた。

 筆者は、肉まんにはいろいろな味のバリエーションがあることを説明。豚ひき肉や、タケノコ、キノコなどが詰まった典型的な肉まんのほか、赤小豆の甘いパテが詰められたあんまんというものがあり、これはフランスのマロングラッセ(砂糖漬けの栗菓子)に味が似ていた。

 ほかに筆者が今後食べたいものとして、イタリア風のトマトとチーズの入ったピザまんを挙げ、ほかにも牛肉の詰まった牛肉まん、チョコまん、にくじゃがまんがあると説明した。

 肉まんを食べる際の注意点としては、やけどをする程、熱いので気をつける必要があり、「スーパーヒーローはそう簡単には食べさせてくれない」とつづった。

 筆者にとっては、日本の肉まんがお気に入りの食べ物の1つになり、味のバリエーションも豊富で新鮮に感じているようだ。



■【台湾ブログ】横浜を観光「異国情緒にあふれる美しい街」


【台湾ブログ】横浜を観光「異国情緒にあふれる美しい街」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1228&f=national_1228_011.shtml
2012/12/28(金) 10:47

 台湾人ブロガーのhironaさんがこのほど、観光に訪れた横浜について、異国情緒にあふれ、とても美しい街と絶賛し、横浜観光で感じたことを自らのブログにつづった。

 横浜は江戸時代末期までは半農半漁の小さな村に過ぎなかったが、黒船の来航と日米修好通商条約によって横浜港が開港され、国際色豊かな都市として発展した歴史を持つ。

 横浜について、訪れる人を心地よい穏やかな気持ちにさせてくれる街と絶賛するhironaさんは、「都市からすこし距離を置いて生活したいと願う人にぴったり」と感じたそうで、買い物などを通じて、横浜の人びとは「人付き合いが良くて親切」とコメントした。

 さらに、ブログの読者に向けて、「横浜に来たら異国情緒があふれる商店街を訪れるべき」と勧め、「まさに外国に来たという感じがする!」と、とても楽しそうな様子が伝わってくる。

 異人館へ向かう途中、外国人墓地を通りがかったhironaさんは「怖がっていちゃダメ!」と気分を奮い立たせ、異人館では西洋の佇まいの建物の写真を収めた。また、異人館の付近では、制服を着て下校する小学生やたくさんの外国人が生活している光景に「本当に居心地の良い場所!」と大絶賛した。

 アメリカ山公園の後は赤レンガ倉庫に向かったhironaさん。赤レンガ倉庫は横浜を代表する観光地の1つだが、「横浜に来たら必ず訪れるべき場所」と紹介、残念ながらhironaさんが訪れた際は一部で修繕が行われていたそうだが、「相変わらず美しい姿をしていた」と改めて絶賛。

 横浜の観光をしながら夜を迎えたhironaさんは、「この街は夜景も美しい」と述べており、多くの写真と文面からは横浜観光を心から楽しんだ様子が伝わってきた。



■【中国ブログ】日本のマナー「和食に添えた飾りを食べると恥かく」


【中国ブログ】日本のマナー「和食に添えた飾りを食べると恥かく」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1227&f=national_1227_009.shtml
2012/12/27(木) 12:41

 中国では食事で人をもてなす際、食べきれないほどの量を提供し、客も食事をすべて食べずに残すことがマナーとされる。これは客が「食べきれないほどもてなして頂いた」ことに感謝を表すためだが、日本であれば出された食事を残すことはマナー違反となるだろう。

 食事のマナーは国や文化によって大きく異るが、細かい礼儀作法が多い日本で、中国人が日本人と食事をともにするうえで必要となるマナーについて、中国人ブロガーの曹旭さんが自身のブログにまとめた。

 曹旭さんは中国の食事マナーと比較したうえで、「日本人の食事に関する決まりごとは多い」とし、お箸(はし)を持つ前に「いただきます」と言うこと、食事後には「ごちそうさまでした」と感謝を述べないと失礼になると紹介。確かにこれらは幼少期に教えられる基本的なマナーだ。

 また、「もし日本人に『おいしいですか?』と尋ねられた場合は、味はどうあれ『おいしい』と答えるべき」とも述べる筆者だが、これも日本特有の気遣いなのだろうか。

 また、日本と中国では客を食事に招く目的も違うらしく、中国は主人の寛大さを示すため、あるいは役人に賄賂をおくるために食事が利用されてきたが、日本はそうした目的はまったくないと主張。確かに中国では食事または酒の席で商談がまとまることが多く、「酒に酔ったうえでの発言は、その人の本音である」と考える中国では、酒の席での失態は人間関係に致命傷を与えかねない。

 和食は「目で楽しむもの」も多く、1つ1つの器にはわずかばかりの料理しか盛り付けられていないこともある。筆者は「料理には、食べられない飾りが盛り付けられていることがあり、一緒に食べてしまうと恥をかく」と述べた。

 曹旭さんは日本で生活した2年間に多くの友人から食事に招かれたそうだが、和食の量の少なさに若干の不満があるのだろうか、「食事に行く前に少し食べておくか、帰宅後に少し食べる予定にしておくと良いだろう」と語った。



■【中国BBS】最大の苦痛はトイレ問題…日本から帰国して辛いこと


【中国BBS】最大の苦痛はトイレ問題…日本から帰国して辛いこと
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1228&f=national_1228_006.shtml
2012/12/28(金) 09:52

 中国大手検索サイト百度の掲示板に「日本から中国に帰ってきてもっとも辛いこと」というスレッドが立てられた。スレ主は、日本と中国とでは公衆トイレのレベルがあまりにも違いすぎるため、もっとも苦痛に感じているという。

                    **********

 スレ主によれば、中国の公衆トイレは汚いだけでなく、有料であり、トイレットペーパーが必要な場合はさらにお金を払う必要があり、もっとも苦痛だと感じるのは、「どの便器にも汚物が残っていること」だという。

 スレ主の主張に対して、中国人ネットユーザーからは次のような反論が寄せられた。

・「いまだに有料のトイレがあるのか? ありえないだろう。スレ主はわが国を悪く言いすぎだ」
・「スレ主はどこの人だ? オレのところは数年前から全部無料になったぞ。紙は有料だけど中はキレイだ」
・「オレのところは、トイレは無料だし水も紙も無料だ。それに移動式のトイレもある」

 中国でも大都市などでは公衆トイレも無料となっているようだが、地方や小都市ではまだまだ有料のトイレも多く、有料トイレの経営者も少なくない。スレ主に同意する意見も多く、「汚くて乱雑で臭い。これが中国におけるトイレの形容詞」、「中国のトイレは中に入ると気持ち悪くなる。オレは普段はマスクをしないが、トイレに入る時だけマスクをする」というユーザーがいた。

 また、ほかの方法を提案するユーザーもいて「マクドナルドに入ればいいさ! 全世界どこも変わらない」、「スレ主は知らないのか? 中国の公衆トイレとはマクドナルドとケンタッキーのことだ」、「ちょっと大きめのホテルに行けば1階にきれいなトイレがあるよ」などの意見があった。

 ほかには、トイレが汚いことは中国人の数が多いので仕方がないという意見や、国が大きいので場所によって異なるという主張、中国に帰ってきたのなら慣れるしかないという意見がある一方で、事実を変えることはできないから日本へ逃げるしかないだろう、という意見もあった。

 日本のトイレは非常にきれいであり、日本から中国に帰国したスレ主が中国のトイレを苦痛に思うのは仕方がないことだろう。しかし、北京市は「公衆トイレ管理サービス基準」を定め、「公衆トイレ内のハエは2匹以内」とすることなどの規定を盛り込み、トイレの美化に取り組んでいる。



■【中国BBS】わが国が頻繁に尖閣へ航空機を派遣する意味は?


【中国BBS】わが国が頻繁に尖閣へ航空機を派遣する意味は?
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1227&f=national_1227_016.shtml
2012/12/27(木) 18:04

 中国の掲示板サイト虎撲の掲示板に「12日間で3回も釣魚島(尖閣諸島の中国側呼称)付近に飛行機を飛ばす意味って何だ?」というスレッドが立てられた。スレ主の質問に対して、中国人ネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。

                   **********

 12月13日、中国のプロペラ機が尖閣諸島の領空を侵犯し、航空自衛隊のF15戦闘機が緊急発進する事態が発生した。その後、中国のプロペラ機は22日と24日にも尖閣諸島の領空に接近し、やはり自衛隊機が緊急発進したが、ともに領空の侵犯はなかった。

 スレ主は同ニュースを伝え、「わが国は一体どういう意味があって釣魚島へプロペラ機を飛ばしているのか」と質問したところ、次のような回答が寄せられた。

・「日本からの発砲を誘っているんだろう」
・「日本の最低ラインがどこまでかを試しているんだろ」
・「日本の油を消耗させるためさ。中国はプロペラ機が行って、日本はジェット戦闘機が出てくる。日本はもたないよ」

 そのほかの意見には、「中国は冷静な対処をしているだけだ。公務船や飛行機を派遣して摩擦を引き起こす。でも日本側は違う。実効支配を失ったら大変だからメディアも外交も一緒になって大騒ぎする」というユーザーや、「日本の海保はもう疲れているらしいよ。中国がちょっと動くとすぐ出動。自衛隊も同じだろうね」とのコメントもあった。
 
 また、この数カ月で漁船すら上陸できていないことに対する不満を表明するユーザーや、こういうことはもっとやったほうが良いと煽るユーザーもいた。

 中国が尖閣諸島へ航空機や巡視船を派遣している理由は、日本による尖閣諸島の実効支配の打破にあるとの見かたがある。防衛省防衛研究所はこのほど『中国安全保障レポート2012』を発表し、日本を含む周辺国との海洋権益の争いに、中国は軍事力を投入する可能性が高いと分析した。



2012年12月27日木曜日

■中国の新しい移民問題、「嫁探し」目的で都会へ流れる農民たち―米メディア


中国の新しい移民問題、「嫁探し」目的で都会へ流れる農民たち―米メディア
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=67811&type=
2012年12月26日 8時40分      

2012年12月20日、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカは「中国の新しい移民問題―嫁探し」と題した記事を掲載した。22日付で環球時報が伝えた。

古来、人類は1つの地域から別の地域への移動を繰り返してきたが、それはすべて生きるための手段であった。しかし、中国では専門家たちが注目している大規模な民族移動が思いもよらない理由で行われている。それは「嫁探し」だ。

中国文化は男性至上主義だ。「一人っ子政策」と堕胎手術の安全性の向上から、中国の人口の男女比率は圧倒的に男性が高い。米調査会社によると、現在中国では4100万人の男性が結婚できない状況にあり、今後10年でその数は5500万人に膨れ上がるとみられている。中国農村部の男性が都市部に押し寄せる理由は、「嫁探し」のためだ。

作家でジャーナリストのマーラ・ヴィステンドール氏は著書「不自然な選択」のなかで、「中国国内の人口移動はさらに拡大しており、その移民の多くは男性。男女比率の不均衡が売春と性病のまん延を引き起こしている」と指摘している。

人類の正常な男女出生比率は105:100。だが今の中国は120:100だ。ヴィステンドール氏は「19世紀にも数十年間にわたって男性過多の時代があったが、その時は多くの中国男性が米カリフォルニアに移住し、鉄道建設に従事した」と指摘。現在の中国の状況はさらに深刻なものだが、「男は結婚すべし」という強固な観念が根づいているため、結婚できない15%の男性の苦悩ははかり知れない。「彼らに対する家族からのプレッシャーは非常に大きく、特に一人っ子政策の下では、祖父母の世代が家系の絶えることを強く恐れている。しかし、今の中国では多くの男性が血脈を残すのが困難な状況にある」と同氏は述べている。



■“インターネット上のおくりびと”が話題に=死者の生前の書き込みからその人物像を紹介―中国


“インターネット上のおくりびと”が話題に=死者の生前の書き込みからその人物像を紹介―中国
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=67815&type=
2012年12月26日 21時33分      

2012年12月25日、中国で“インターネット上のおくりびと”が出現し、注目されている。死者を追悼する目的で、亡くなった一般のネットユーザーについて、その過去の書き込みから簡単な人物紹介を行っている。新快報の報道。

ネット上で“おくりびと”としての活動をしているのは、IT業界で働いているという福建省出身の25歳の男性。2011年7月より中国版ツイッター「微博」(ウェイボー)で、こうした死者の紹介を約350人分も行っているという。活動をするようになったのは、同じく中国版ツイッター上で誰かが訃報を打っているのをたまたま見たのがきっかけだった。

“おくりびと”としての書き込みは死者を哀悼することが目的ゆえ、紹介する人物の死亡を確認する作業を含めて慎重に行われ、内容は淡々としたものとなっている。亡くなった人の生前の投稿内容から、その人の経歴や趣味、人生のエピソードまでストーリー性の高いものをあたたかみのある語調で紹介する。中には死者のアカウントが恋人すら知らない“秘密”のものであったり、遺族や友人から紹介記事を削除してほしいと求められたりすることもあるという。



■“世界最長”京広高速鉄道が全面開通=物流や観光業の構造転換を後押し―中国


“世界最長”京広高速鉄道が全面開通=物流や観光業の構造転換を後押し―中国
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=67845
2012年12月26日 18時14分      

2012年12月26日、中国の首都・北京市と広東省広州市を結び、営業距離が世界最長となる「京広高速鉄道」が正式に全面開通した。これにより北京~広州間の移動はこれまでよりも大幅に短縮され、約8時間で結ばれることになった。中国新聞網の報道。

同路線は北京市から石家荘(河北省)・鄭州(河南省)・武漢(湖北省)・長沙(湖南省)を経由して広州市へと南北を縦断する全長2298km。華北・中部・中南部・珠江デルタなどの主要経済地区、主要28都市を通ることから、その開通は「新たな大動脈」として沿線一帯の地方経済にとっていっそうの発展への起爆剤になるものと期待されており、とくに高速物流の実現と産業構造のアップグレード、産業移転の後押しになると目されている。

同路線の開通によって、陸上輸送と航空輸送の競争も激化している。一部の航空会社は京広高速鉄道の沿線一帯を結ぶ路線自体を廃止したり、短距離路線を中心にチケットを大幅に値引きして価格で対抗したりするなどの対応をとっている。広東省の大手紙・南方日報は「京広高速鉄道の開通で武漢から北京の航空運賃が200元(約2700円)を下回った」と報じている。中国の国内路線は離着陸時間の遅延が常態化しており、高速鉄道を利用した方が時間的に正確だという状況もある。貨物輸送に関しても、大幅なコストダウンが実現できる鉄道輸送は航空輸送にとってかわる輸送手段になるかもしれない。京広高速鉄道が開通したことによって、同じルートを走る従来便は本数が大幅に整理された。これを貨物線にシフトすることによって、同線沿線の貨物輸送能力は3倍以上になるという。

また、観光業界にとっては市場の拡大に大きな追い風となっている。北京市、天津市、河北・河南両省、湖北・湖南両省、広東省の7省と31都市の代表が石家荘で「北京・香港・マカオ 高速鉄道沿線観光市場推進連盟」を設立するなど、観光商品の開発や観光産業のアップグレードを図る動きが活発となっているという。これまでの主力だった詰め込み式の団体旅行にかわって、個人の自由旅行などが脚光を浴びるものとみられる。



■<コラム・巨象を探る>日中両国、「戦略的互恵関係」の発展に期待=第2次「氷を砕く旅」も―安倍政権発足


<コラム・巨象を探る>日中両国、「戦略的互恵関係」の発展に期待=第2次「氷を砕く旅」も―安倍政権発足
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=67851&type=
2012年12月26日 16時26分      

2012年12月26日、衆参両院本会議の首相指名選挙で自民党の安倍晋三総裁が第96代の首相に選出された。安倍首相に対する期待が日中両国で高まっている。

安倍氏はタカ派の代表格と目されているが、小泉純一郎首相時代に「政冷経熱」といわれ、すっかり冷え込んだ日中関係を改善したことで、中国側も一目置いている。前回、2006年の首相就任後、直ちに中国へ「氷を砕く旅」に出発、日中関係を「戦略的互恵関係」と位置づけ、日中関係に新たな発展の機会を開いた。

安倍氏は17日の記者会見で、「日中関係は日本にとって最も重要な二国間関係のひとつ。粘り強く中国との対話は続けながら、良好な関係に改善をしていく努力をしていきたい」と明言した。

同氏はかねて、「日本にとっても、中国にとっても、良好な関係は極めて重要。中国の成長をいかに日本の経済に取り込んでいくかが、日本経済の発展にとって大きな鍵になる。中国にとっても日本の投資が必要。切っても切れない関係であり、両国は引っ越しのしようのない隣国で、この関係を確かなものにしていくことは、両国の利益に合致し、繁栄につながる。アジア太平洋地域や世界全体にとってもプラスとなる。日本も中国も、エネルギーや人口といった問題に遭遇しており、両国が協力して、新しい解決の道を模索していくべきだ」と語っている。

さらに、安倍氏は2006年の第1次安倍内閣と同様、政治的な問題を事実上棚上げして経済分野の共通利益を発展させる「戦略的互恵関係」を志向する考えを強調。「尖閣問題」が経済など日中関係全体に悪影響を及ぼさないようにすべきだとの考えを繰り返し示している。

安倍氏は25日、中国の程永華駐日大使と自民党本部で面会した。首相就任を控えた安倍氏を大使が表敬訪問した格好だが、日中関係の打開に向け話し合われた可能性がある。

中国国営新華社通信は、衆院選結果についての論評記事の中で、「外交政策を再構成し、隣人のイメージを変える機会となる。新指導者は理性的な外交政策を取るべきだ」とし、日中関係改善のきっかけとするよう求めた。中国社会科学院日本研究所の高洪副所長は「安倍氏には経験と柔軟性がある。首相就任後は国益を踏まえ、現実的な判断をする可能性がある」と日中関係の局面打開への期待を表明している。

対中ビジネスの悪化に直面している日本の経済界も「安倍氏と習近平総書記の新体制で事態が打開されることを望む」(日本経団連幹部)と熱い視線を送っている。中国への出張から帰国したばかりの日本の有力シンクタンク研究主幹も「関係正常化への機運が両国で高まっている。“雨降って地固まる”ことになろう」と分析している。

日中両国の行く末を考えたときに、一刻も早くウインウインの関係を構築しなければならない。今こそ「小異を捨てて大同につく」の精神を実行に移す時だろう。



■厳冬の日中関係、日本の漁業にも大打撃=日本企業は「越冬」を切望―中国メディア


厳冬の日中関係、日本の漁業にも大打撃=日本企業は「越冬」を切望―中国メディア
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=67846&type=
2012年12月26日 20時1分      

2012年12月26日、ドラッグストアや家電量販店など多くの商店がしのぎを削る東京都新宿。しかしここ数カ月、「大口顧客」であった中国人旅行客がぱたりと姿を消した。年初には好調な回復ぶりを見せていた日本経済だが、日中関係の冷え込みを受け下半期に急ブレーキがかかった。その影響は旅行業だけでなく、貿易など経済の主要分野にも波及している。中国紙・大公報が伝えた。

日本経済がなかなか不振から立ち直れない中、自民党の安倍晋三総裁は選挙の際、より積極的な通貨・財政政策をとる方針を繰り返し表明した。具体的には日本銀行に対し、思い切った量的緩和を実施し、短期的なインフレ率を1%から2、3%に引き上げることを提案している。しかし、分析によると、国債が膨れ上がる中、人口高齢化や出産率低下の理由から、安倍政権が財政の再建を進める道は険しく、社会保険料の支出が絶え間なく増加するなど公共費用の支出増加の問題に直面せざるを得ない。

日本企業界がより心配しているのは、中国での日本製品不買の動きが日本の自動車や電子製品の中国輸出に大きな打撃を与え、原材料を提供するサプライヤーにまで影響が及んでいる点だ。中国での経営業績が振るわない現状について、パナソニック株式会社コーポレートR&D戦略室・技術戦略グループの松本幸則参事は「日中両国の政治的な緊張がもたらした経済的圧力を感じている」と率直に認めながらも、「中国は日本企業の海外における重要市場であり、一部企業の中国から工場を撤退するなどの行動はあくまでも経営戦略方針の調整でしかない」と強調した。

両国の関係改善を求めているのは、パナソニックのような大企業だけではない。石巻魚市場(宮城県石巻市)の須能邦雄社長は「原発事故に伴う風評被害で、地元産業の柱である水産物の中国・アジア向け輸出が大幅に減少した。これに日中関係の緊迫化が追い打ちをかけ、現在の輸出はゼロに近い」と語った。須能氏は「両国のトップレベルで合意ができれば、輸出が増えるだけでなく、商品の価格が上がり、漁業関係者の収入増にもつながる」と熱を込める。現地の水産物価格は昨年に比べ約3割落ち込み、漁業関係者の生活水準も同時に低下したという。

株式会社舞台ファーム(宮城県仙台市)の針生信夫社長は、「尖閣諸島(中国名:釣魚島)」問題は経済問題と分けて考えるべきだと主張する。日中韓3カ国の自由貿易協定(FTA)については、「中国の巨大消費市場は日本の産業界にとっての好機。農産物を例に挙げると、日本は中国の富裕層に向けた高品質の食材輸出に狙いを定める一方、中国でも日本の先進的な作物育種技術を必要としている。何より、中国の安い農産物は低迷する経済環境の中で生活する日本人にとってはありがたい存在」と熱く語った。