中国の青年社会人、3割が依然として親のすねかじり―SPメディア
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2012年12月30日 19時44分
2012年12月28日、環球時報によると、シンガポールのニュースサイト「チャンネル・ニュース・アジア」は27日、中国では一人っ子政策の影響で、学校を卒業して社会人になった後にも依然として親に依存して生活する若者が増加していると報じた。
ある調査によると、中国の青年社会人の約30%が親に経済的に依存しているという。一人っ子政策の導入以降、中国の親は幼児期の教育から就職まで子供の生活のあらゆる分野まで面倒をみる傾向が強くなった。そして今、一人っ子政策の第2代目が生まれ始め、親世代の影響はさらに大きくなっている。3歳の男の子の父親である王飛(ワン・フェイ)さんは、「祖父母が上海で生活している子供は、大きくなった時に同じく一人っ子と結婚したら、彼ら夫婦は3~4戸のマンションを相続でき、その家賃収入だけで悠々と暮らせる」と話した。
一方で、上海外服心理援助センターの戈登顧(ガー・デングー)主任は「中国には『富は三代続かず』と言うことわざがあるように、親が子供を過度に加護すると、結果的に子供は立派に育たない」と指摘した。
親の子供に対する庇護が大きければ大きいほど、子供の親に対する依存度合いは大きくなるが、一部の親はそうした甘えを子供に奨励さえしている。戈主任によると、「仕事では何も遠慮することはないよ。会社があなたをクビにしても別にかまわないし、仕事が嫌ならさっさとやめてしまいなさい。どうしても働かなきゃいけないの?私たちが全部援助してあげるから大丈夫」と子供に話す親さえいるという。
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