中国の食糧自給率、90%以上を維持=食料生産量は9年連続で増加―中国メディア
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2012年12月27日 14時30分
2012年12月26日、中国国務院新聞弁公室は、中国の食糧生産量の「9年連続増加」などについて記者会見を開いた。中国農業部総エコノミスト、報道官の畢美家(ビー・メイジア)氏は、「中国の食糧生産量は5年連続で1兆500億斤(5250億kg、1斤は500g)以上を維持した」と述べた。人民日報海外版が伝えた。
畢氏は、「2004年以降、中国の食糧生産はさまざまな困難とリスクに打ち勝ち、9年連続増加(計3177億斤)を実現した」と述べた。中国の食糧生産量は9年連続増加を実現したが、食糧の輸入も過去2年間に増加した。中国の食糧自給率は近年90%以上を維持しており、穀物自給率は95%以上に達している。
畢氏は、「輸入増は、主に国内の多様化した消費需要を満たすためだ。特に高級・高品質のコメ、高品質の強・弱グルテン小麦は、適度な輸入による調整が必要だった」と指摘した。この他とうもろこしは重要な飼料作物・工業原料であり、養殖業・加工業等の消費急増に伴い供給が逼迫しており、適度な輸入が必要となった。同3種の糧食の輸入量は、国内生産量の2%未満となった。
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