2012年12月30日日曜日

■<2012年、中国版ツイッターが見た日本10-4>好きな気持ちに国境なし…ロンドン五輪体操で内村が金


<2012年、中国版ツイッターが見た日本10-4>好きな気持ちに国境なし…ロンドン五輪体操で内村が金
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=67967&type=
2012年12月30日 5時20分      

2012年、情報鎖国が続いていると考えられていた中国で、大きな異変が起きた。依然として政府の検閲下にある同国のインターネット界で、4億人近い一般市民が“中国版ツイッター”と呼ばれる簡易投稿サービスを通じ、発言権を持ちだしたのである。情報の受け手としても十全とは言えない状況にある彼らだが、それでも個人の意見を自由に発言し、情報の送り手側ともなったのだ。

この“中国版ツイッター”を通じて、既存のメディアからはうかがい知ることのできない中国人の本心を知ることができるようになった。彼らは、日本のことをどう思っているのか?今特集では、2012年に“中国版ツイッター”をにぎわせた日本関連の話題をご紹介する。第4回は「ロンドン五輪体操で内村が金」。

8月、ロンドン五輪男子体操個人総合決勝で、内村航平が金メダルを獲得。日本選手としては1984年ロス五輪の具志堅幸司以来、28年ぶりの快挙だった。大きな重圧をはねのけての勝利。表彰台でやっと心からうれしそうな表情を見せた内村選手に、“体操王国”中国からも多くの賛辞が飛んだ。

■内村をたたえる声
「ラララ~、今日は口笛吹きながら出社したよ」
「彼は完璧だった。彼は日本人だけど、人を好きになるのに国境なんて関係ないよね。彼、すごかった、チャンピオン、イエ~~イ」
「やっぱり内村におめでとうを言いたい、あの失敗(=団体総合決勝でのミスを指して)から、こんなに早く立ち直るのはスゴイと思うんだ」
「今大会ではずっと眉間にしわを寄せていたよね。昨日はやっと笑顔になった~、彼はやっぱり笑顔がイチバン」
「跳馬で着地した時の安定感を見て、彼が王者の風格を取り戻したことを感じた」
「内村航平、大和民族の誇り…(※中国人のコメント)」

実は、中国は個人競技には参戦していなかった。そのため、張り合いを感じなかったとの声も当然、多かった。

■中国不在を惜しむ声
「内村の金メダル、28年ぶりの個人総合金メダル、ドイツの銀メダル、本当におめでとう。田中選手、残念でした。しかしながら、決勝に中国人選手の姿を見ないとは!」
「中国人選手が1人も参加していないのは、内村が強すぎるから試合放棄したんじゃないの?きっと種目別に集中するんだろう」
「もし中国人選手が参加していれば当然、内村選手よりも彼らを応援したけれど」
「個人総合の世界で楊威(ヤン・ウェイ)が不在となってから、内村無敵の時代になったね。中国が第2の楊威を輩出して空白を埋めてほしいね」
(※楊威:“体操王”と呼ばれる元・中国のエース。北京五輪金メダリスト。2009年に引退)

それにしても中国ファンの視線は熱い。こんなコメントまで見られた。

「選手の傍らにいた冨田さんがやっぱりカッコイイ」




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