沖縄への外国人観光客30万人超 中国人が急増
2012/4/14 6:00 日経Web
沖縄県が13日に発表した2011年度の入域観光客数は、アジアを中心とした外国からの観光客が前の年度比6.6%増の30万1400人となり、初めて30万人を超えた。昨年7月、中国人富裕層向けに沖縄で1泊以上すれば3年間は何回でも来日できる「数次査証(ビザ)」の発給が始まり、中国本土からの観光客数が急増した。
全体の観光客数は3.1%減の552万8000人となった。東日本大震災を受けて旅行自粛の動きが広がったほか、8~9月に台風の接近などで旅行をキャンセルする動きもみられた。
外国客は、米国、台湾など前の年を下回る国・地域があった一方、中国本土や韓国からの観光客が急増した。中国本土からの観光客数は87%増の4万4500人となった。
国内客は3.6%減の522万6600人。全体のほぼ半数を占める東京方面からの観光客が4%減となったほか、関西方面が2.5%減となるなど、全ての地域で前年割れとなった。
12年度について、沖縄県は国内客、外国客ともに堅調に推移すると予測、過去最大となる620万人を目標に掲げる。国内客は震災の影響が薄れるほか、「那覇空港を発着する格安航空会社(LCC)の就航効果も期待できる」としている。外国客についても「沖縄と台湾を結ぶ新規航空路線や増便などで、引き続き好調に推移する」とみている。
沖縄県が同時に発表した3月の観光客数は前年同月比23.5%増の53万3100人だった。県は空港で実施した聞き取り調査に基づき、航空機利用客に占める県外在住者の割合を下方修正。入域観光客数を11年4月に遡って改定したため、前年同月を上回るのは2カ月連続となった。
国内客は20.5%増の51万200人。震災で落ち込んだ前年同月を大幅に上回った。外国客は前年同月の2.7倍となる2万2900人。クルーズ船の寄港で中国本土などからの観光客が増えた。
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