2012年4月27日金曜日

■【海外情報ブログ】春の酸っぱいスープ


【海外情報ブログ】春の酸っぱいスープ
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2012/04/24(火) 10:52

東欧・中欧現地生情報スタッフブログ

スープの種類がいろいろとあるなかで、ポーランドのスープ代表各といえば、国旗の配色同様、赤いバルシチ(赤ビートのスープ)と白いジュレックというものがあります。どちらのスープも酸味がきいていて、ポーランド人好みなのでしょうか、多くのレストランのメニューの中でも見かけます。ジュレックは主にポーランド、ベラルーシ、チェコ、スロバキアなど北のスラブ地域の特産料理とされていまして、ポーランドでは年間イベント的にイースターに食卓に上ります。

このジュレック、「酸っぱいスープってどんなもんでしょう」と聞いただけではピンとこないかもしれませんが、敢えて言葉にするならですね、もっちりした舌触りの中にあるスッキリとした酸味があるというのでしょうか。それがどうも多くの日本人の口に合う様子です。日本の皇族の方がポーランドを訪問された折に「このスープは一体何なんだ!(素晴らしい味だ!)」と驚かれたという話も聞いたことがあります。

さて、このジュレックと呼ばれているスープ、何から出来ているかと言いますとライ麦粉とふすまが基本、という健康マニアが泣いて喜びそうな原材料。これに乾燥キノコやゆで卵、さらに白いソーセージなどを加え食べることになります。

粉から作るスープが店の棚の大半を占めておりますが、さらにナチュラル度をあげたい人におススメなのが瓶詰めのジュレックの素。原材料の表記を目で追ってみますと、着色料や人口調味料無添加の水、ライ麦粉、ふすま以上。そ、それだけ?と驚いてしまいますが、こちらは家庭で好みの味付けをする必要があります。水を加えればいい粉スープに比べ、ちょっと1手間かかりますが我家ではこちらのほうが人気。一番体にも環境にもよさそうなのは、鍋に残った野菜スープと混ぜ、少々生クリームを落とすというもの。コンソメ野菜スープがジュレックに早代わりします。野菜スープがない場合はコンソメのルーを使ってもいいかもしれません。

これがお気に入りのジュレックの素。

もちろんポーランド産。(国旗で表示されているのが実に愛国的です)値段は、粉スープより安いのでさらに魅力。

特に野菜を取るのが苦手な子供のために、わざわざ野菜スープでだしを採り、ジュレックに混ぜ込む親もいます。なるほど、なるほど。

粉スープ。手軽で携帯に便利。

外国人と子供が喜ぶ?ジュレックの食べ方ナンバーワンがこちら。パンの中でスープが泳いでいます。これを食べたら、食の細い女性の方はメインディッシュは必要ないかと思います。

日本人の駐在者が日本に帰国する際に、インスタントのジュレック・スープを大人買いをされることも耳にします。ということで、旅行者の方も是非自分用のお土産にどうぞ。



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