2012年4月27日金曜日

■【仏国ブログ】仏大統領選、極右のルペン氏支持者の動向が鍵か


【仏国ブログ】仏大統領選、極右のルペン氏支持者の動向が鍵か
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0424&f=national_0424_023.shtml
2012/04/24(火) 10:46
 
 22日に行われた仏大統領選第1回では、最大野党である社会党のオランド氏(57)が得票率28.6パーセントと首位に立った。続いて現職大統領のサルコジ氏(57)が27.2%の得票率となり、5月6日の決選投票に進むこととなった。

 フランスでは、大統領選第1回について、極右とされる国民戦線のルペン氏(43)が得票率17.9%で3位に入ったことに注目が集まっている。決選投票では、オランド氏が当選する可能性が高いが、国民戦線などに多くの票が流れたため、今後の見通しが不透明とみられている。

 仏メディアは「ルペン氏への投票者の影が、決選投票の結果を独占するだろう」(レゼコー紙)、「ルペン氏が審判のもとで、オランド氏とサルコジ氏の決戦」(メトロ紙)などと報じている。

 記事のコメント欄には、「第1回投票でルペン氏に投票した。決選投票では、オランド氏に1票入れる予定だが、国民戦線に投票した人の多くがそうするだろう」といった意見が寄せられている。

 この理由として「次回の大統領戦で、オランド氏相手の方がルペン氏が当選する可能性が高まる」という意見や「とにかくサルコジ氏の再選はありえない」「サルコジ氏は、今までの大統領の中でも一番、好意がもてない」など、現職大統領の政権への否定的な見方が示されているコメントが多く寄せられている。

 決選投票前の5月1日には、国民戦線の集会が開催され、ここでのルペン氏の発言により、決選投票の結果が左右される可能性もある。このため、決選投票前のルペン氏の発言や動向に高い関心が寄せられている。



0 件のコメント:

コメントを投稿