2012年4月27日金曜日

■【米国ブログ】自然との触れ合いを大切にする日本人


【米国ブログ】自然との触れ合いを大切にする日本人
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0426&f=national_0426_058.shtml
2012/04/26(木) 09:54
 
 米国のブログ「japanbeneathourfeet.blogspot」では、日本に留学中の米国人女性が日本文化と自然との関わりについて記している。

 初めて日本を訪れる外国人は、日本社会と建物を取り巻く自然に興味を示すことがあると記している。伝統的な日本文化について耳にするとき、人々は日本の家は木々に囲まれており、建物も木造建築をイメージするようだと筆者はつづっている。

 筆者は、実際に訪れてみると、高い人口密度のせいか、都市にはそのような景色を見つけることはできず、がっかりしたと印象を記している。しかし日本に滞在中、工業化された都市をよく観察していると、あらゆる地域に可能な限り、緑樹が植えられていることに気付いたという。筆者は、日本人が建物の実用性と同様、自然も重要だと考えていると感じたと語っている。

 さらに筆者を強く印象づけたのは、ある大企業の建物の前に植えられた1本の桜の木だったという。筆者のよく通る道にシンプルな外観のコンクリート作りの建物があり、玄関には芝生エリアもなく簡素な感じだが、一本の桜の木だけが玄関先に植わっている。よくメンテナンスされた桜で、プランターには季節の草花が植えられ、とても美しいと好印象を伝えている。

 この様子を見た筆者は、桜や草花が建物の美しさを引き立てていると高く評価している。ほかの国でも大きな建物に緑樹プランターがあるのを見たことがあるが、日本のようによくメンテナンスされていないことが多いと指摘している。

 神社や寺など、伝統的な日本建築は高いレベルで自然と融合しており、日本人は小さな頃からそれらを訪ね、親しみを感じていると日本人の自然観について触れている。

 筆者は、日本の都市生活者は実用性を重んじたライフスタイルを送っているが、日本人が自然との触れ合いを大切にしている様子がうかがえたと締めくくっている。




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