女性の目で観光プラン 民間人ら県に来年報告
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kochi/news/20120726-OYT8T01253.htm
(2012年7月27日 読売新聞)
女性の観光客を呼び込む戦略を考える県の「こうち女子旅プロジェクト」の初会合が26日、県庁で開かれた。民間からは、県内の旅行会社などに勤務する20~40歳代の8人が参加。食や美容、癒やしといった視点での情報発信や、自然やパワースポットを盛り込んだプランなどを検討し、来年2月には最終報告をまとめるという。
坂本龍馬など男性好みの内容に加え、女性向けのPRを強化してほしいと、ハローキティの3代目デザイナーで、6月に県観光特使に就任したサンリオ取締役・山口裕子さん(高知市出身)が提案した。
アドバイザーを務める山口さんは「女性が旅に求めるのは食、美、癒やし。目的さえあれば遠くにも1人で行く」と説明。最近は伊勢神宮(三重県伊勢市)参拝が人気で、「働く女性が増え、仕事の疲れを癒やす一人旅のニーズが高まっている」と述べた。
出席者からは、太平洋が望める室戸岬付近の洞窟「御厨人窟(みくろど)」や、日本一大きいとされる大豊町の「杉の大杉」などがパワースポットとして売り出せると提案があった。
「高知市の日曜市や飲み屋街などで地元住民と気さくにふれあえる」「『はちきん』にちなんで、〈力を蓄えられる旅〉とアピールしては」という声も。さらに、車の運転に不慣れな人用に、道路事情を解説する地図を作成することも提案された。
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