2012年7月26日木曜日

■香川マンUで初ゴール、見せる視野の広さと動きとアイデア


香川マンUで初ゴール、見せる視野の広さと動きとアイデア
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0726&f=national_0726_016.shtml
2012/07/26(木) 06:37  サーチナ
       
 25日、マンチェスター・ユナイテッドの香川真司はプレシーズンツアーの上海申花戦に先発フル出場した。後半23分には決勝点となるこのチームでの初めての得点を上げMOMに輝いた。

 上海申花はシーズン中ということもあり、レギュラーであるドログバやアネルカは出場せず控えのメンバー。ほとんど自陣に引き、時折カウンターを狙うという展開で前半は香川が前を向いてボールを持てる場面は少なかった。マンUも控えクラスの選手が中心でアイデアも少なく前半はほとんど見どころなしといういかにもプレシーズンマッチという形のゲームだった。

 しかしその中でも香川は光りを放つ。後半に入るとマンUは積極的に香川にボールを集め、後半11分にはドリブルで中央に持ち込んだ香川がゴール前でペナルティエリアのマケ―ダに絶妙のスルーパス。マケ―ダはそれを決め切れなかったが、その後マケ―ダに代わってエルナンデスが投入されると全体の攻撃のスピードが上がり、後半17分には自らドリブルで持ち込んでのシュートも見せた。決勝点は自ら「あまり綺麗なゴールではなかった」と語ったが、左サイドのべべからの折り返しをゴール前の絶秒のポジションで受けたもの。トラップを浮かせてしまったものの冷静にボレーでゴール右隅へ決めている。

 ファーガソン監督は香川を「ピッチで彼はとても素早く考えて合理的にボールを処理する」と絶賛。確かにプレシーズンツアーのマンUのメンバーの中では誰が見ても格違いのアイデアとテクニックを見せている。ファーガソンがトップ下の位置で彼を使い続けているのもその大きな期待の現れだろう。格下のチームとの戦いということで初ゴールにもそれほどの喜びは表さなかった香川。この後チームは一端イギリスに戻り、いよいよ欧州のチームとプレシーズンマッチを戦う。



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