金勘定だけで中国本土客を見るな!=食べ残し再利用の牛肉麺店騒動を受けて―中国共産党機関紙
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2012年7月27日 7時9分
2012年7月24日、中国共産党機関紙は、台湾のレストラン「大牛牛肉麺」が食べ残しを再利用し客に出していた件で、台湾に対し、中国本土客を金勘定だけで見るべきではないと報道した。シンガポール華字紙・聯合早報が伝えた。
中国共産党機関紙が指摘しているのは、高雄市中正二路の「大牛牛肉麺」で、同店は中国本土からの観光客も数多く訪れていた有名店。問題となったのは今年5月、同店がコスト削減のために食べ残しの料理を再利用していたことを元スタッフがメディアに暴露。高雄地検が店のオーナーに見せた録画映像には、厨房に下げられた食べ残しの料理を、劉氏自らスタッフとともに盛り付け、再び客に出している様子がはっきりと映されていた。
党機関紙の報道は台湾当局に対しても、中国本土旅行客と今後長く付き合って行けるためにはどうしたら良いのかを真剣に考えるべきだと指摘している。
有名店だけに反響も大きく、かつて同店に訪れたことのある中国の作家・徐蕾(シュー・レイ)氏は、「中国本土の多くの人は、台湾と中国が同胞であり、互いの絆を信じているからこそ台湾に足を運ぶ。しかし、絆の前に金銭の誘惑に駆られた一部の台湾の人たちは、誠実ではなくなった。“大牛牛肉麺”がよい例だ」と発言している。
さらに徐氏は、「私もかつて“大牛牛肉麺”の評判を聞き、同店に訪れたことがあり、中国本土に戻った後は、友人にも勧めたほどだった。今回の件で同店は閉店に追い込まれたが、これを教訓にして、台湾の人たちは誠実さを取り戻すべきである」と話している。
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