大阪城売店 事業者公募
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/osaka/news/20120727-OYT8T00161.htm
(2012年7月27日 読売新聞)
大阪市は26日、国の特別史跡・大阪城の本丸にある売店2店の営業を2013年3月末で終了させ、14年4月から二の丸地区南東部の一角に新たに売店と飲食店を設けると発表した。今年10月に運営事業者を公募、施設は事業者の負担で建設させ、地代をとる。
既存の2店は、本丸の天守閣近くで長年、市の許可を得て土産物を販売し、食堂を運営してきた。しかし、史跡を所管する文化庁から「天守閣に近く景観上好ましくない」と指摘を受けていたことから、市は本丸以外への移転を検討。現在の許可の期限が切れた後は、更新しないことにした。
新たに売店として提供する用地は6800平方メートル。国の重要文化財「一番櫓(やぐら)」や豊国神社の周辺。大阪環状線や市営地下鉄の森ノ宮駅方面と本丸への道がそばを通る場所にある。
新施設の営業期間は最長21年。800席以上の飲食店と観光客向けの土産物販売店を自己負担で建設することを条件とする。
本丸で1954年から営業してきた売店「錦秀」の担当者は「長年続けてきただけに残念だが、仕方がない」と話していた。
市は8月1日にホームページ上で事業者の募集要項を公表する。問い合わせは、市観光室大阪城魅力担当(06・6469・5165)。
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