2012年7月27日金曜日

■【仏国ブログ】フランス人が日本で就職することは容易ではない


【仏国ブログ】フランス人が日本で就職することは容易ではない
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0727&f=national_0727_029.shtml
2012/07/27(金) 10:17
       
 日本に滞在しているフランス人女性のブログ「A VOS BAGUETTES!」では、フランス人が日本で就業する場合の状況を紹介している。

 筆者は、ワーキングホリデービザで来日した。高等教育機関で情報工学を専攻した筆者は、学業の一環としてアメリカで生活するなど、フランス語だけでなく英語も堪能。さらに、外国語教授資格も取得していた。

 友人から、日本にワーキングホリデーに行った知人は、英会話教室での英会話講師の職を、比較的簡単に見つけたと聞いていた。そこで筆者は、2つの語学に加え、情報工学の分野でも就職のチャンスがあるだろうと考えていたと語る。

 しかし、来日してすぐに、楽観しすぎていたことに気づいたと紹介。東京なら英会話講師の求人も多いが、筆者が滞在したのは地方都市の中でも、また規模が小さい都市だったため、このような求人はほとんどなかったと述べている。

 個人に英語を教えたり、幼稚園での英語教師アシスタントをしたが、日本の公立の教育機関で教える場合、必ずといえるほど公的な教授資格が求められると記し、決して簡単にこのような仕事に従事できるのではないと伝えている。

 その後、ハローワークを通じて仕事を探したが、日本人と同等程度の日本語が求められる仕事ばかりだったため、このレベルの日本語能力がなかった筆者は、農作業や清掃員など、日本語能力が求められない仕事に就いたこともあると、日本語が堪能でない場合の日本での就職状況は決して容易ではないことを示している。

 できたら、来日する前に就職先が見つかっているのが理想だが、そうでなければ日本では働く機会が得られないのではないが、外国人にとって日本での就職は、ビザの手続き以上に難しい状況であることが、記事からうかがえる。



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