2012年7月27日金曜日

■中国女子が「今、行きたいところ」、日本と韓国の回答に意識の差?


中国女子が「今、行きたいところ」、日本と韓国の回答に意識の差?
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0727&f=national_0727_032.shtml
2012/07/27(金) 10:46

中国女子の生活実態白書2012 第1回

 中国で行ったインターネット調査で、中国消費者に「今、行きたいところ」として海外渡航先を聞いたところ、一番多くなったのは「モルディブ、タヒチ、バリなど南の島」で、特に女性だけでは6割以上の回答が集まった。男性だけだと「香港・マカオ」が最も多く、52.1%。

 「日本」との回答は、全体では、「モルディブ、タヒチ、バリなど南の島」「香港・マカオ」「フランス、ドイツ、スイスなど欧州 」に次いで多くなったが、女性だけで見てみると、「韓国」よりも少ない。「韓国」は女性が41.2%に対して、男性はわずか27.9%にとどまり、中国女子による「韓国」行きたい願望の強さがうかがえる。

 日本と同様、韓流は中国においても極めて根強い人気がある。また、ファッションやメイク方法、化粧品に関しても、韓流ドラマやアーティストの影響を受けた若い中国女子の間で高い支持を獲得しており、その傾向は年を追うごとに顕著になりつつある。一例で言えば、中国で以前までは東洋女性の肌に合うとして人気の高かった日本の化粧品だが、現在は韓国の化粧品メーカーの躍進と浸透が進んでいる。

 また、中国では一般的に韓国は「美容整形」を連想させ、“美”を追い求める中国女性にとっては、“あこがれ”という要素もあることは見逃せない。(参考:ジェトロ「中国市場への韓国コンテンツ進出実態調査とその波及効果分析(2011年3月)」)

 対して、「日本」との回答では、男女にあまり差異が見られない。中国女子にとっても「日本」に行きたいという気持ちが決して「韓国」と比べて目立って劣っているわけではないが、男性の回答との比較から見て、「日本」に行きたいという気持ちは男女共通の一般的な願望であり、「韓国」に行きたいという気持ちは女性らしい発想からのものと言えるかもしれない。

 調査は、中国消費者に対するインターネット調査で、2012年7月に行われ、有効回答数は男性1000人、女性1000人。中国女子の生活実態を明らかにするために行われたもので、男性の回答は比較参考するために収集した。

サーチナ総合研究所

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