2012年7月26日木曜日

■なでしこ左サイドを制し勝つ、佐々木監督「我々はチャレンジャー」


なでしこ左サイドを制し勝つ、佐々木監督「我々はチャレンジャー」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0726&f=national_0726_013.shtml
2012/07/26(木) 06:06  サーチナ
       
  
 25日(日本時間26日未明)なでしこジャパンはロンドン五輪グループリーグ女子1次リーグF組第一戦を行い、カナダを2-1で破り白星発進を決めた。なでしこはボールの走るピッチで持ち前のパスサッカーを展開、前半33分に澤の浮かせたバスをペナルティエリアでキープした大野がサイドからゴール深く走り込んできた川澄にバックパス、それを川澄が角度のないところから鮮やかに蹴り込み先制点をあげるとさらに前半44分には鮫島のアーリークロスを宮間がヘディングで決め2点差とカナダを突き放した。後半10分一瞬の隙を突かれカナダに得点を許すもその後も攻撃の手を緩めず、2-1のスコアで難しい初戦を勝ち切った。

  
 フランス戦で見せた動きの悪さはこの日は全くなく、サイドで優位を取れたことが前半の2点に繋がった。特に鮫島、川澄の左サイドは縦にシンプルに繋ぐ事でゴール前まで迫り、あと一つのアイデアで得点の予感をさせていた。日本の得点は全てこのサイドから。川澄の動きは特によく、再三カナダDFを慌てさせている。

 また澤が攻守に利いていたのも大きい。危険察知能力の高さが如何なく発揮され、攻撃のポイントでも常に顔を出しコンディションは完全に戻ってきた。気になるのは宮間が決定的なパスにこだわる余り、プレーを難しくしているところ。初戦という重圧から逃れてシンプルさを取り戻してほしいところだ。

 佐々木監督が「五輪では我々はチャレンジャー」という通りのアグレッシブな姿勢で初戦をもぎとったなでしこ。後半の決定機を決め切れなかったところや不用意な失点はまだ修正の余地があるが、まずは好発進といえよう。次戦は同じ会場で28日スウェーデンと戦う。



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