2012年4月13日金曜日

■「売れ残り女」は日中共通問題!?幸せはもしかするとあなたの目の前に


「売れ残り女」は日中共通問題!?幸せはもしかするとあなたの目の前に
http://j.people.com.cn/94475/7778752.html
「人民網日本語版」2012年4月6日

 中国では今、「剰女」(売れ残りの女性)という言葉をよく耳にするが、北京に暮らすフリーライター林秋子さんはこのほど、この問題を分析した記事を発表。経済発展という点で、中国と日本は異なる位置に立っているが、社会の発展の過程で、独立し、自分で願っているにしろ、いないにしろ「剰女」になる女性が増加しているという点では共通していると指摘している。中国国営の通信社「中国新聞社」が報じた。 

 記事の中で林さんは、今の日本の「剰女」は、従来の結婚紹介所や現代のインターネット婚活だけでなく、結婚紹介所主催のコンパや職業の違う男女が集まるコンパ、オタクの男女が集まるコンパ、さらには日本の多くの農家は土地など多くの財産を持っているものの、生活スタイルが原因で出会いがなく「売れ残っている」男子を求めて、都市に住む女性が田舎に行くお見合いなどに参加するなど、「婚活」に必死になっていると指摘。

 それでも日本にはたくさんの「剰女」がまだいる。 「婚活時代」では、大きく分けて2つのタイプの「剰女」がいると林さんは指摘する。そのうちの一つは気楽な専業主婦になりたいタイプ。

 夫が稼いだお金で、シーズンごとに新しいブランドものの服を買い、1年に一回は海外旅行に…。こんな生活を夢見ているのだ。しかし、このような暮らしを妻に与えられる日本の男性は今、限られている。

 もう一つのタイプは、事業で成功を遂げたい職業型の女性。このタイプのほうが今多いだろう。林さんには日本の大企業で研究員として働いている女性の友人がおり、月給は約80万円と、同年代の男性の収入の2倍以上という。ただ「稼ぎ過ぎ」が原因で、適当な結婚相手がなかなか見つからない。

 それでも、林さんは、日本の「剰女」が増加している根本的な原因は「男性にある」と指摘。近年、日本経済は低迷の一途をたどり、一昔前と違い、今の男性はそれほど経済力がなく、自信も失いつつある。それでもプライドだけは以前と同様高いのだ。

 そのため、挫折を経験するのを恐れて、積極的に恋愛するのを避ける男性が増加している。特に、社会で自分より成功を収めている女性などはもってのほかとなってしまう。このように恋愛に消極的になっている独身男性を日本では今「草食系男子」と呼ぶ。

 日本は発展の過程で、女性の立場も大きく変化した。進歩を求めて一生懸命努力し、成功を収めて自分の立場を確固たるものにする女性が増加したのだ。ただ、このような構造の変化が、傍らで見ている男性にとっては逆に、プライドを保てない要素となってしまい、結果「剰女」が増加する真の原因になってしまっている。

 一方の中国でも同じような状況が見られる。中国にはお見合いのテレビ番組がたくさんあり、見合いに参加した多くの男性がよく「中国の今の女の子は現実的すぎる」と強調。「結婚相手を探すときにはまず、相手の家や車、財産、地位を見る。お金も地位もない男性は結婚できない」と嘆いている。

 林さんは記事の中で、多くの普通の「剰女」を取材したことがある中国人の友人が、「実際には中国人の女の子のほとんどが、貪欲というわけではない」と教えてくれたと指摘。

 彼女らには「学歴が高い」などの共通点がある。中には、修士学士や博士学位を持ち現在、安定した仕事に就いて、さらなるキャリアアップを目指している女性もいる。彼女たちは、単に自分とぴったりの男性を求めているにすぎない。

 一方、「多くの若い中国人男性は、実際にはそんな優秀な妻を求めてはいない。求めているのは優秀でなくても、善良で優しいタイプの女性」。

 中国と日本は経済発展の面では異なる位置に立っているが、社会の発展の過程で、独立し、自分で願っているにしろ、いないにしろ「剰女」になる女性が増加しているという点では共通している。

 林さんは最近、「剰女」だった友人2人が結婚して、赤ちゃんも産み、幸せに暮らしているという便りを手にした。2人のうち1人はもうすぐ40歳の日本人で、もう1人はもうすぐ35歳の中国人という。

 やり手の女性という2人だが、結婚相手は共に、お金や地位のある人ではなく、ごく普通のサラリーマン。

 中国人の方の友人を訪ねてみると、彼女たちは古い賃貸住宅に住み、簡単な家具しかなかったという。中国では今、このような新婚カップルは非常に珍しい。

 それでも、夫は料理が得意で、家庭をよく顧みてくれるため、その友人は「こんな小さな幸せが本当の幸せ」と言っていたそうだ。

 つまり、「剰女」の幸福の秘訣は現実の生活の中にあるということだ。目の前にあるごく普通の幸せが本当の幸せで、いつも希望を夢のような未来に託してはならない。

 このように、少し考え方を変えてみるだけで幸せというものは手に入るものだということを、日中の「剰女」たちにも知ってもらいたい。



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