2012年5月31日木曜日

■【米国ブログ】日本でお茶会に参加「内面に変化をもたらした」


【米国ブログ】日本でお茶会に参加「内面に変化をもたらした」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0531&f=national_0531_019.shtml
2012/05/31(木) 10:35
       
 日本に関する情報を発信する米国のブログ「kurikuribebi.livejournal」では、留学中の米国人女性が日本の茶道について語っている。

 筆者は、来日当初、週末になると友人らと合コンや飲み会、クラブで踊ることに明け暮れ、伝統的な日本文化に全く関心がなかったという。しかし、日本での滞在が長くなるにつれ、弁当を作ることや、カラオケなどに興味を持ち始め、日本文化について考えるようになったという。

 そして、茶道に接する機会があり、体験してみたことから茶道の面白さを発見したという。「驚いたことに茶道がとても興味深いことが分かった」と好印象を伝えている。日本語の練習も兼ねて、茶道に関する多くの本を読み始め、学校の茶道部に入り経験を積むことにしたと述べており、茶道への思い入れの深さがうかがえる。

 ある時、友人が時々参加しているお茶会に出席することになったという。「本物のお茶席を訪ねることができた」とうれしそうに語っている。伝統的な日本文化としての茶席なので、当然日本語のみで茶事が進められる。お茶会の主催者の女性は、はっきりとした分かりやすい日本語で筆者に語りかけてくれたという。答えるのは難しかったが、答えられるまで辛抱強く待ってくれたと寛容な態度がうれしかった様子で語っている。

 お茶会では正座が求められるため、正座が苦手な欧米人にとって、かなり辛い経験だったようだ。初めは姿勢をまっすぐにして座ることが不可能だったが、回数を重ねるごとに姿勢を保つことができるようになり、背中の痛みも和らいだという。また、茶席では女性たちは着物を着ており、美しい振る舞いを見て、着物に対して興味を持てたことが茶道をして良かったことの一つだと感想を語っている。

 筆者は、茶道で日本文化をより深く理解でき、自分自身の内面に変化をもたらしたと語り、茶道をたしなむ日本人女性のように品良くなりたいと締めくくっている。



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