【米国ブログ】東北を旅行「がんばろう」応援メッセージの旗に感動
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0523&f=national_0523_028.shtml
2012/05/23(水) 10:04
日本に関する情報を発信する米国のブログ「zoomingjapan」では、東北地方を旅行した筆者が被災地を訪れ、その印象を記している。
ゴールデンウィークを利用して東北地方を旅行した筆者。宮城県石巻市を訪ねて、まるで昨日のことのように震災の影響が残っていたと心を痛めている。
石巻市は2011年3月11日に発生した東日本大震災と、それに伴って発生した津波で壊滅的な被害を受けた。
海岸線沿いを歩き回った筆者は、荒廃した様子にショックを受けたという。震災から1年以上も経ったが、まるで昨日のことのような被害状況だと記している。地震発生当時のまま洗濯物が干され、机の上に食事をした皿があるなど、津波にさらわれた時の生活を物語っていたとつづっている。また、多くの家が津波で流され、家の基礎部分だけが残っていたことや、大きな船が家と家の間にぶらさがるように打ち上げられていた状況を見て、恐ろしかったと印象を伝えている。
また、周辺は猛烈な悪臭を放っており、写真を撮っている間に気分が悪くなったと語っている。しかし、それは悪臭のためだけではなく、津波がどんなに恐ろしいかという現状を目の当たりにしたからだという。がれきが放置され、周囲が巨大ながれきの山になっている状況に驚いた筆者は、処分する場所がないことは大きな問題だと感じたという。
被災地のがれき処理は受け入れ先が十分確保されておらず、環境省は引き続き自治体に協力を求めている。
町には、あちこちに「がんばろう」という旗が掲げられ、日本中の人々からの応援メッセージが込められていたと深く感動した様子を伝えている。また、震災以来外国人観光客が来ることが少なくなっていた石巻では、人々が筆者に出会ってとても満足した様子だったように感じたと語り、一日も早く復興できることを願っていると締めくくっている。
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