2012年5月30日水曜日

■人民元の偽札が急増、中国人旅行客の増加も悲喜こもごも=韓国


人民元の偽札が急増、中国人旅行客の増加も悲喜こもごも=韓国
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0530&f=national_0530_044.shtml
2012/05/30(水) 14:00
   
 韓国では大きな消費能力を持つ中国人旅行客が増加すると同時に、人民元の偽札が急増し、悲喜こもごもな状況だ。中国メディアの東北網が29日付で報じた。

 韓国中央銀行は28日、韓国国内で2011年度中に117枚の人民元の偽札が見つかったことを明らかにした。これは韓国で発見された偽札全体の21.2%を占めており、米ドル(410枚)に次いで第2位となった。

 国際貨幣偽札鑑別士の専門家によると「中国人が多く訪れる東大門や南大門などの観光地や中国人居住地を中心に、人民元の偽札が多く発見されるようになっている」と指摘、発見される人民元の偽札は精巧に作られており、一般人では見分けがつかず、被害が増加しているという。

 中国から韓国を訪れる旅行客や労働者は年々増加しており、換金の手間を省き、商品の購買意欲を高めるために、韓国では人民元での支払いが可能な店舗が増加している。さらに韓国人が中国を訪れた際に、鑑別できないことを理由に偽札をつかまされて韓国に持ち込むケースも見られている。

 専門家は「韓国の一部の銀行は信頼低下を防ぐために、偽札の発見情況を隠していることが考えられる」と述べ、それゆえ韓国国内で実際に流通している偽札の数はもっと多いのではないかと指摘した。



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