2012年5月29日火曜日

■【米国ブログ】日本のかわいいキャラクター文化、公共サービスにも


【米国ブログ】日本のかわいいキャラクター文化、公共サービスにも
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0525&f=national_0525_032.shtml
2012/05/25(金) 10:19
   
 米国では、子供を対象にしたアニメキャラクターが、公共サービスの宣伝に使用されることはあまりない。日本の情報を発信する米国のブログ「kansaigaijinkid.blogspot」では、日本のキャラクター文化についてつづっている。

 日本では1970年代以前はキャラクターを使用した商品の対象が主に子供だったが、80年代以降、銀行のキャッシュカードや通帳にキャラクターが採用されるなど、大人たちへも広がってきた背景がある。

 筆者は、日本では子供のおもちゃから文化や自然の目印まで、キャラクターが多岐に渡って宣伝に使われる傾向にあると記している。この広告の形態は日本のポップカルチャーの一部と考えられている「かわいい」文化と密接な関係があると指摘している。

 かわいい文化はキャラクター自体のかわいらしさと丸い形で表現されることが多いという。無邪気で素直なキャラクターは、当初中高生から中年の女性をターゲットに作られたが、今では子供から大人まで、男性女性問わず人気があると背景を説明している。

 筆者は、これらのキャラクターは製品の宣伝のためだけではなく、公共事業などにも使われることがあることに驚いている。キャラクターには、米国でも人気があるポケモンやリラックマ、ハローキティなどがあると紹介。製品広告を越えた人気で子供のおもちゃから家事のアイテムまで広い分野で活躍していると記している。

 またSuica(スイカ)は、JR東日本などで導入されている共通乗車カードで、ペンギンのキャラクターが使用されている。筆者は、スイカのカードは公共事業にキャラクターが使われている好例だと高く評価している。ペンギンのキャラクターが世界的に有名なわけではないが、主な目的は情報を伝達することや、人を引きつけることにあると記している。

 これらのキャラクターが、製品やサービスの説明や表示に利用されること自体、驚きだったという。日本に住んで、今まで考えもしなかった多くの視点があることに気付かされたようだ。筆者は、他国にはない日本文化特有のかわいいマスコットが、ソフト面で日本の原動力になり経済効果を高めていると締めくくっている。



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