【仏国ブログ】規制対象のコンプガチャ、仏ゲームユーザーも否定的
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0523&f=national_0523_025.shtml
2012/05/23(水) 09:54
ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)を利用し、インターネットやスマホで気軽に遊べるソーシャルゲーム。松原消費者担当大臣は、くじ引きのような形でアイテムが当たり、すべて揃えるとさらに特別なアイテムが得られる「コンプリートガチャ」と呼ばれるシステムは景品表示法に違反するとし、今年7月から規制対象にする考えを示した。
ゲームに関する情報を発信するフランスのサイト「Gamekult」でも、このニュースを伝えている。
フランスでも、インターネットで利用できるゲームは人気があり、ゲームソフトの開発も盛んだ。しかし、月額課金制だったり、無料で遊べる場合にもゲーム内で使用するアイテムが有料で購入できるシステムが主流で、コンプリートガチャのようなサービスはほとんど見られない。
このため、コンプリートガチャとはなにかと尋ねるコメントが寄せられている。これに対し、一部のユーザーがさらにシステムの詳細を説明したところ、「ポケモンカードを思い起こさせる」とのコメントが見られる。
また、フランスで子どもに人気のある中身が見えない小さめの玩具で、コレクションさせる目的のものと類似しているとのコメントが寄せられており、コンプリートガチャが規制対象になることへの驚きが見受けられる。
しかし、これに対しては「本当の玩具ならば、その後友人と交換したり、転売することもできる」と反論の声が上がっている。さらに、ポケモンカードや玩具は、現金を持っていって購入するが、ガチャの場合は支払いは登録してあるクレジットカードからのため、お金を遣っている意識が薄いまま、何度も気軽にクリックできてしまう簡易性も問題視する意見もある。
なにが出るか分からない不確実さや、得られる物がゲーム上だけで有効で、形のある商品ではないこと、消費を促す支払いシステムに加えて、子どもまでが簡単にアクセスできる点があるコンプリートガチャには、フランスのゲームユーザーは否定的な印象を抱いているようだ。
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