2012年5月29日火曜日

■【中国ブログ】中国人が語る日中の違い「恥ずかしく思った」


【中国ブログ】中国人が語る日中の違い「恥ずかしく思った」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0529&f=national_0529_076.shtml
2012/05/29(火) 15:39
       
 日本に住んで3年になる中国人ブロガーの「〓天大聖(〓は王へんに「其」)」さんは、来日前は日本と中国に大きな違いはないと思っていたというが、来日後にはその違いに驚かされたと述べ、筆者が感じた「日中の違い」について自身のブログに綴った。

 筆者によれば、日本と中国の違いとして「伝統文化に対する認識」があげられるという。歴史の授業で、日本は唐の時代に遣唐使をつうじて中国文化を取り入れたと学んだそうだが、日本人は中国人以上に春分、端午の節句、七夕などの習慣を大切にしていることに「わたしは恥ずかしく思った」と綴った。

 例えば、中国での七夕は、いつのころからか商業化され、まるでバレンタインデーのような恋人のための」と呼ばれるイベントと化してしまった。スーパーでもレストランでも販促のためにカップルに向けて宣伝を行うが、日本では現在でも伝統にのっとり、ゆかたを着て笹に願いごとを書く習慣が残っている。

 また筆者は、日本と中国では伝統衣装に対する認識の違いもあると指摘。「日本人は和服を愛しており、現在に至るまで和服は文化の一部になっている」と主張する一方、中国では漢民族の伝統衣装など遠い昔の衣服という認識しかなく、世界の人びとが想像するチャイナドレスもレストランの店員の制服という感覚しかないと語った。

 筆者は、もしも外国人が日本に来て和服や伝統行事を見れば、日本という国にいるという実感を抱くだろうが、中国に来ても伝統の衣装や習慣が見られないのであれば、ただアジアの国にいるとしか感じないだろうと締めくくった。



0 件のコメント:

コメントを投稿