米上院軍事委「中国パクリ部品流入で米軍設備危ない」=中国報道
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0523&f=politics_0523_010.shtml
2012/05/23(水) 10:19
米国上院の軍事委員会のレビン委員長らは現地時間22日、米軍の飛行機に大量の中国製ニセ電子部品が使われており、「パクリ」部品によって米空軍の安全性が大きく脅かされているとする調査報告を提出した。鳳凰網が23日伝えた。
民主党のレビン委員長が、共和党のマケイン委員とともに提出した報告書は、過去1年間で1800件のニセモノ部品案件が発生し、その大半はミサイルや潜水艦用コンピューターのチップであったと指摘した。
これらのニセモノ部品は大口業者から購入したものだが、大口業者が中国、カナダ、英国などの小口業者から購入したもだという。報告書は、国内サプライチェーンのずさんさを批判するとともに、中国政府がニセモノ製品を厳しく取り締まらず、同国内の市場で堂々と販売されている現状について糾弾した。
マケイン委員は「中国から来たニセ電子製品はすでに、わが国のミサイル防御局、ヘリコプターや軍事貨物輸送用飛行機に使われており、ニセ電子製品による失敗やリスクに耐えられない」とコメントした。
記事は、両氏が昨年中国に対してニセモノ電子部品の調査に協力するよう求めたものの、中国側は中身のある協力をしなかったうえ、調査員の訪中ビザ発給を拒否したと合わせて伝えた。
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