【仏国ブログ】フランスと違う日本の高校の授業、文化の違いが反映
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0524&f=national_0524_030.shtml
2012/05/24(木) 09:35
日本に留学中のフランス人女性が、ブログ「Voyage au Japon」で、日本の高校の授業内容を紹介している。
筆者はまず在籍する高校での英語教育の比重の高さについて語っている。一週間のうち、一般的な英語が4時間、英文法が2時間で、担当する教師がそれぞれ異なると紹介。高校でも英語は細分化せず、1科目として扱われることが多いフランスとの違いを上げている。
またフランスでは、フランス語と英語は類似した単語も多いため、単語を記憶させることにはそれほど重点が置かれていない。しかし、筆者が在籍する日本の高校では、1週間当たり80もの単語を覚えることになっており、厳しい内容との印象を受けている。
次に紹介しているのが家庭科だ。家庭科教育はフランスの高校ではほとんど行われていない。家庭科の授業では、赤ちゃんの世話や子どもの発育過程などの講義に加え、裁縫や料理の実技もあると説明し、基本的に男女平等の教育をしているフランスとは異なると伝えている。
体育実技も男女別に行われるが、女子のクラスではあまり厳しさが感じられない内容との見方を伝えている。筆者の視点からは、体育教師が学生の友人のような雰囲気と感じられることが原因のようだ。フランスでは、学生と教師の境界線が比較的明確で、くだけた雰囲気で雑談することがほとんどないため、このような印象となったようだ。
その国の文化なども学校の授業に反映されており、フランス人の筆者にとっては日本での学生生活は授業も含めて異文化体験ととらえられていることが、記事からうかがえる。
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