2012年7月20日金曜日

■欧州学生らが五輪清掃員に、宿泊施設「10人部屋」に不満も


欧州学生らが五輪清掃員に、宿泊施設「10人部屋」に不満も
http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPTYE86I05D20120719
2012年 07月 19日 16:35 JST

[ロンドン 18日 ロイター] 夏季五輪の開幕を来週に控え、世界各地から選手らがロンドン入りする中、同市には会場の清掃を担当する人たちも次々と集まってきている。

ロンドン五輪で働く清掃員のほぼ全員は欧州の学生。大半はハンガリーとスペインからで、このほかフランス、ニュージーランド、米国などの出身者もいるという。

ハンガリーから来た医学生の女性(21)は、「ロンドンは良いところ。五輪で勤務できてうれしい」と述べた。

清掃員の時給は8ポンド(約990円)以上で、英国の18─20歳の最低賃金である時給4.98ポンドを大きく上回る。このほか1日3回の食事も提供される。

一方で、宿泊施設については、1部屋当たり10人が生活するほか、1つのシャワーを75人が共有するなどの悪条件も報じられており、不満を示す清掃員もいるという。宿泊料は1日当たり18ポンドで月額約550ポンドとなり、1部屋のアパートの家賃とそれほど変わらないとされている。



0 件のコメント:

コメントを投稿