2012年7月17日火曜日

■不況で消費パターンに変化 中・低価格商品が人気


不況で消費パターンに変化 中・低価格商品が人気
http://japanese.joins.com/article/709/155709.html?servcode=300&sectcode=300
2012年07月17日14時25分 [ⓒ聯合ニュース]

  【ソウル聯合ニュース】景気低迷の影響で消費パターンが変わりつつある。高価製品の販売は減少したが、中・低価格の化粧品や衣類はむしろ以前より高い人気を得ている。不況になると購買意欲が比較的価格の安い商品に向けられる「リップスティック効果」が強まったと言える。

  韓国統計庁によると、4~5月の化粧品と衣類の売上高指数は前年同月比で2カ月連続で下落した。当局は全般的な消費鈍化を原因として挙げている。企画財政部関係者は「化粧品の小売販売額は昨年下半期から増加率が減少を続けている」と説明した。

  ただ、化粧品業界は別の見方を示した。

  化粧品メーカー大手のアモーレパシフィック関係者は「売上高自体が大幅に減少したとみることは難しい」と話す。景気低迷で合理的な商品を求める消費者が増え、流通チャンネルが百貨店から中・低価格商品を備えたブランドショップに移動したと指摘する。

  衣類の売上高指数も4、5月にともに下落した。企画財政部関係者は「景気不況とともに、5月に高温現象で、春物が売れなかった影響が大きい」と分析する。

  これについて、アパレル業界の専門家は「景気悪化で消費パターンが変わっているが、百貨店は高級化路線を維持し、格安店は低価格商品だけにこだわり、消費志向をつかめなかった。そんななか、合理的な価格のSPA(製造小売り)ブランドが成長を続けた」と説明した。



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