2012年7月4日水曜日

■【中国ブログ】「核心的利益」とばかり言っていては国際社会で孤立する


【中国ブログ】「核心的利益」とばかり言っていては国際社会で孤立する
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0704&f=politics_0704_020.shtml
2012/07/04(水) 18:46
       
 中国人ブロガー「鄒木清」さんは、「中国の核心的利益」をテーマにブログを書いている。「核心的利益」という言葉は近年、中国が領土問題などについて語る際にたびたび使う言葉で、日本のニュースでも取り上げられている。

 ブロガーは「今の中国では何かと『核心的利益』という言葉が使われるが、それはどこまでの範囲のものなのか」と問いかける。無闇に核心的利益という言葉を使うのではなく、範囲を明確に定めた方が良いと主張しているようだ。

 そして「核心的利益というのは、絶対に守るべき妥協の余地のない事柄を指す」と解説。だが、「何でも核心的利益とばかり言って妥協しないようでは、国際社会で孤立してしまう」と指摘する。

 中国の核心的利益とは、ブロガーはによれば「経済発展と、主権に関する問題。すなわち台湾、チベット、南沙諸島、そして釣魚島における主権だ」と主張。とはいえ、「核心的利益を守るためには、中国は国際社会と融和しなくてはいけない」、「国際社会においては中国はまだまだ新参者。まずは融和することで、中国は発展を続ける」と言い、穏健な路線を示した。

 だが、文末では中国人らしい歴史観も提示。「歴史というのは強者が作るもの。強い国とは、すなわち経済的に強い国のこと。経済力なくして、強国は存在し得ない」と結び、経済発展の重要性を強調していた。



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