2012年7月15日日曜日

■【コラム】 中国オタク的に「歳をとったら面白くなった」日本のアニメ・漫画作品


【コラム】 中国オタク的に「歳をとったら面白くなった」日本のアニメ・漫画作品
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0713&f=column_0713_027.shtml
2012/07/13(金) 10:09
       
 同じ作品でも、歳をとってから改めて見直してみると昔とは違った印象を受けるかと思います。中国オタクにとって、日本のアニメや漫画は娯楽の少なかった昔から今に至るまで日常的な娯楽として接してきた存在ですし、子供の時に見た作品を大人になってからまた見てみるなんてことも結構やるそうです。中国のネットではそういった印象の変化に関してのやり取りが行われていました。

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 歳とってから改めて見たら別の印象になって面白く感じるようになった作品って無いか?自分はなんか歳とったらダメ人間というかマダオ的なキャラを妙に愛おしく感じるようになって、作品の楽しみ方が増えてきているんだが。

 歳をとると富野由悠季作品が面白くなってくる。

 面白さが変わったというか、前より更に面白くなったのが「ハチミツとクローバー」だ。自分の感情移入する対象がかなり変わった。

 私の場合は「うしおととら」とかかな。画がダメだったのと、主人公のスタイルにカッコよさを感じられなかったんだが、歳とったらそういう偏見が消えて楽しめるようになった。

 新海誠の「秒速5センチメートル」だね。1回目みた時は何にも感じなかったんだが、今では年に何度も見返すようなことになっている。

 確か「めぞん一刻」を初めて見たのは中学の頃だったんだが、当時はラブコメの一種と受け取った程度だった。しかし、大学卒業して仕事を始めてから見たら、もう。

 歳とったら「プリキュア」がスゴイ良い作品だと思えるようになった。あの手の作品は子供向けだと軽蔑していた昔の自分からすると、不思議なほどの変化。自分は退化したのか、それとも進化したのか……

 イロイロとあったけど、歳をとったら結局宮崎駿の作品に戻ってきてしまった。

 なんか、不思議と「子供向け」だと思っていた作品が面白くなってくるかも。自分の場合は「クレヨンしんちゃん」の良さに今になって気付いた。劇場版も、日常のTV版もかなりスゴイ作品だと思うわ。

 歳とってみると、仕掛けの多い作品や展開の忙しい作品はちょっとキツくなってくる。別に癒し系を見たいわけでもないんだが……自分の最近の再発見的なお気に入りは「カレイドスター」かな。

 王道的展開の作品に戻るとかいうのはあるかも。私の場合は「テッカマンブレード」かな。子供の頃は特に何も感じていなかったんだが、この間何となく見返してみたらDボウイの悲壮な戦いにめちゃくちゃ感情移入してしまった。

 「ウルトラマン」「仮面ライダー」「スーパー戦隊」といった日本の特撮が今自分の中で大ブームだ。昔はこんなのはガキの見るもんだと笑っていたんだがなぁ。

 「グレンラガン」は熱血モノとしても昔より面白く感じるようになったけど、キャラクターの立場に関しても見方が変わってきた。特に中盤以降のロシウに対しては最初見たときと全く別のモノになった。彼の立場と選択について、自分は責めることができない。

 イロイロと考えてみたが、自分にとって歳をとって更に面白くなったのはやはり「ドラえもん」だ。この歳になって読んでみると、昔は気付かなかった部分があったり、まるで別の面白さに感じられる。

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 中国オタクの多くは80年代、90年代生まれの若い世代などと言われてきましたが、そんな彼らも段々と歳をとってきていますし「歳をとって見て面白いと感じる作品」なんてのが出ているようですね。



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