2012年7月20日金曜日

■【中国ブログ】娘から聞いた日本「民度の高さ示すゴミの分別」


【中国ブログ】娘から聞いた日本「民度の高さ示すゴミの分別」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0720&f=national_0720_056.shtml
2012/07/20(金) 14:04

 中国・上海で育ち、大学進学を機に訪日した娘をもつという中国人ブロガーの「千尋」さんは、訪日したばかりのころの娘は日本社会の常識に対する適応に苦労していたようだと語り、特に「ゴミの捨て方」が分からず苦労していたとし、日本での経験から学べることを自身のブログに綴った。

 日本ではゴミの分類はとても複雑だ。ゴミの種類別に分けるだけではなく、指定されたゴミ収集場所に捨てなければならない。筆者が日本へ出張した際、大学に通う娘を訪ねたところ、娘の部屋には紙類、プラスチック、空き缶のゴミ山があり、驚いたという。しかし娘は、牛乳パックや空き缶を洗ったうえで保管していたほか、アパートのエレベーターや廊下にゴミの正しい処理方法の説明が貼られていることを教えてくれたそうだ。

 娘が訪日したばかりのころ、分別方法を知らずにゴミを捨てたことがあったそうだが、町内会のゴミ処理担当の女性が訪ねてきては、辛抱強く分別方法について説明してくれたという。筆者によれば、「娘はその女性から分別の重要性と方法を学べた」と述べている。

 筆者によれば、上海では「回収可能」と「回収不可」のゴミ箱がたくさん設置されているが、「ほとんどの上海人は2つのゴミ箱の違いを知らない」うえ、指導・監督する人員も少ないため、ゴミ分別はかなり曖昧(あいまい)だ。

 実際、筆者の住む上海の住宅地にもゴミ箱はあるものの、いつもネコなどの動物に荒らされているという。「管理人は些細なことと見なして、まったく関与しようとはしない」と非難し、ゴミ処理を含めた都市の環境管理は国民の民度と道徳教養を反映するものだと語った。



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