「英王室を侮辱している!」と国民激怒、女王のソックリさんが出る成都市のCM―英メディア
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2012年7月3日 14時19分
2012年7月1日、英紙デイリー・メールによると、中国四川省成都市のCMが制作されたが、このCMを見た英国民からは「英王室を侮辱している」との非難の声が上がっている。2日付で環球網が伝えた。
四川省成都市対外文化交流協会が制作した同市のCMは、英国のエリザベス女王即位60周年祝賀行事に合わせて公開された。その内容は、宮殿の門の前に傘をさして立つエリザベス女王とウィリアム王子、ケイト妃の3人がタクシーを拾おうとしている。女王が手を挙げ「タクシー!」と叫び、口笛を鳴らすがタクシーは通り過ぎていく。ケイト妃が「なぜ王室専用のリムジンに乗らないの?」と言うと、女王は「国の経済はひっ迫しているの。私たちが節約して国民にお手本を示さなきゃ」と言い返す。ケイト妃は「私、タクシーに乗るために結婚したんじゃないのよ」と文句を言うが、「女王の言うとおりだよ、ハニー」とケイト妃をなだめるウィリアム王子が携帯電話でどこかに電話すると、成都市のパンダタクシーが瞬時に現れ、3人は無事祝賀行事の会場に到着するというもの。
ロイヤルファミリーの3人はもちろんソックリさん。同協会は「成都市が購入した50台のロンドンタクシーを宣伝するためのものだ」と説明。このタクシーにはすべてパンダの顔に見えるよう塗装が施されている。
同協会はCMについて「差し障りのないジョーク」と説明しているが、このCMを見た英国のネットユーザーは「非常に侮辱的な内容。友好的な人たちをこれほど愚弄して『差し障りのないジョーク』だと?」と怒り心頭。「われわれ英国民だけが英王室をジョークにする資格がある。しかも女王にはもっと尊敬を払うべきだ」という声も寄せられている。(翻訳・編集/本郷)
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