高架橋の崩壊事故、コンクリートから木片や合成樹脂が=中国
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0826&f=national_0826_018.shtml
2012/08/26(日) 11:33
中国黒龍江省ハルビン市で、総工費18億元(約234億円)を投じ、18カ月をかけて2011年11月に完成したばかりの高架橋が1年も持たずに崩壊した。崩壊によって「短命橋」と呼ばれるようになった高架橋の内部からは木片や合成樹脂が埋め込まれているのが確認された。中国メディアの長江商報が25日に報じた。
ハルビン市で24日午前5時、突然のごう音とともにに高速道路につながる高架橋が崩壊、8車線のうち2車線が長さ130メートルにわたって崩れた。走行中のトラック4台が橋の下に投げ落とされ、3名が死亡、5名が重軽傷を負った。
警察によれば、投げ落とされたトラックのうちの3台は石灰を積載しており、3台の総重量は500トンを超えていた。事故当時、4台のトラックはすべて右端を走行していため、高架橋に不均等な圧力がかかり、崩壊したのではないかと考えられている。
しかし、崩壊した高架橋のコンクリート内部には木片や合成樹脂などが確認されているほか、使用されていた鉄筋が規格外のものではないかとの指摘もあり、工事そのものが「手抜き工事」の疑いもある。
事故を受けて政府当局は、「完成から1年も持たずに崩壊するとは、まちがいなく橋自体に問題があったはずだ。何が問題だったのかは調査後に明らかになるだろう」と表明した。
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