反日デモを契機に、中国人の日中関係に対する評価が急激に悪化
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0828&f=national_0828_014.shtml
2012/08/28(火) 10:28
2012年8月19日の反日デモに関する調査 第4回
2012年8月19日に中国各地で行われた反日デモの後に実施された中国でのインターネット調査で、現在の日中関係に関する評価を聞いたところ、「とても良好」が1.5%にとどまり、「まずまず良好」が18.6%となった。「少し悪い」が6割近くに達し、「非常に悪い」が2割を超えた。
尖閣諸島(中国名:釣魚島)の問題に絡み、8月19日、2010年の漁船衝突時以来約2年ぶりとなる大規模な反日デモが中国各地で行われた。翌週末の25―26日にかけてもやはり各地でデモが実施されている。
この調査項目は一連の調査の中でも極力反日デモを連想させない形で聞いた。その結果と、全く同じスペックで行った、2012年7月、2011年6月の調査結果と比べてみると、「とても良好」「まずまず良好」の数値が急減しており、「少し悪い」「非常に悪い」が急増している。
8月19日のデモを基点として、中国消費者の間における日中関係に対する評価が著しく悪化している傾向が明らか。
この調査は2012年8月23日から27日にかけて実施、有効回答数は男性1500人、女性1500人。中国における反日デモと、中国国民の日本に対する感情変化や、日本企業の中国ビジネスへの影響などを定量的かつ客観的に図る目的のために行われた。サーチナ総合研究所(上海サーチナ)が企画、設計、実査を担当した。
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