2012年12月23日日曜日

■「外国人=中国人より裕福」ではなくなり、「中国=安価」ではなくなった―米紙


「外国人=中国人より裕福」ではなくなり、「中国=安価」ではなくなった―米紙
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=67480
2012年12月16日 8時10分      

2012年12月14日、環球時報によると、米紙インターナショナル・ヘラルド・トリビューンは13日、ある記者の体験を通じ、中国において外国人が中国人より裕福であるという時代は終わったと報じた。以下はその内容。

私たちは、子供との約束を果たすため、子犬を買うために北京市通州区にあるブリーダーを訪れた。私たちの目に留まったのは、茶色いボクサー犬だった。ブリーダーの楊さんはその犬の値段を「1万5000元(約20万円)」と言った。一般家庭にとっては高すぎる値段だ。私は値引き交渉することにした。理由は至極正当だ。私たちが外国人だからといって、金持ちだと思ってほしくないからだ。

中国では、外国人はこれまで中国人より裕福だというのが多くの人の共通認識だった。同じ物でも、外国人はより多くのお金を支払わなければならない。しかし過去30年で、中国人は巨額の富を得るようになり、多くの中国人にとって、今や子犬1匹を飼うために1万5000元払うのは、別に驚くことではないのだ。

「今朝、中国人男性が1匹1万1500元(約15万円)で買っていった。これが最低価格だ」と楊さんが言うので、私は「私が金持ちではないことが分かるでしょう」と答えた。楊さんが恨めしそうに「私は子供を学校に通わせなければいけない」と言うので、私は構わずにこう答えた。「私には子供が二人いますよ」。

結局、交渉は成功とは言えず、売値よりは安く変えたものの、私の提示した価格よりは高い金額で子犬を入手した。今回の件を通じ、今や中国では、外国人はもはや中国人より裕福でないばかりか、中国が安価を意味することはもうないことがよく分かった。



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