2012年12月21日金曜日

■大学キャンパス内に「子犬ルーム」を開設 カナダ


大学キャンパス内に「子犬ルーム」を開設 カナダ
http://www.cnn.co.jp/fringe/35026095.html?tag=top;topStories
2012.12.21 Fri posted at 12:03 JST

(CNN) カナダのノバスコシア州ハリファックスにあるダルハウジー大学が、学生のストレス解消のためにキャンパス内に「子犬ルーム」を期間限定で設置したとの記事をカナダの日刊紙ナショナルポストが掲載した。

これはシンプルながら素晴らしいアイデアだ。子犬ルームが一体どんな部屋なのかイメージしづらい人も、3日間の日程で行われたこのイベントの宣伝文句を見れば容易に想像がつく。

そう、子犬ルームとは要するに子犬が沢山いる部屋のことだ。

発案者の環境科学部3年生マイケル・キーンさんはナショナルポストのインタビューで次のように述べた。

「(子犬ルームは)今、学生たちが必要とするニッチを埋めるものだ。なぜなら、彼らは大きなストレスを抱えているからだ」

キーンさんらが、カナダのアニマルセラピー団体「セラピューティック・ポー・オブ・カナダ(TPOC)」との連携を決めたのはそのためだ。

学生の間では、イベントが行われるかなり前から子犬ルームのうわさが飛び交っていた。ダルハウジー大学の学生自治会で学生生活担当バイスプレジデントを務めるギャビン・ジャーディンさんは、ナショナルポストのインタビューで次のように語っている。

「われわれはポスターすら作っていない。フェイスブックのページにPDFのポスターを掲載しただけだが、すでに『シェア』が1800件、『いいね』は数千件に達している。またツイッターでも急速に広まっている」

中には子犬ルームに入るために1時間近く待った学生もいた。これには少々驚いた。というのも、普通、大きなストレスを抱えた人々が長蛇の列で長時間待たされたら暴れ出すからだ。

長蛇の列の話はともかく、このニュースを知って驚いたのは、私の知る限り、そもそもこんなに素晴らしいアイデアを誰かが思い付くまでにこれほど長い時間がかかったということだ。私が学生の頃は大学に子犬ルームなどなかった。

いずれにせよ、子犬が沢山いて誰もが楽しめる部屋を提供したことはダルハウジー大学のお手柄だ。これは多少のばかばかしさはあるものの、大変優れたアイデアだ。子犬ルームのおかげで学生たちはリラックスでき、試験もさぞかし良く出来たことだろう。そうでなければ、せっかくの良いアイデアも台無しだ。




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