2013年3月31日日曜日

■黄河流域で年間100体の遺体、蘭州市取り組み強化で専門チーム設立―中国


黄河流域で年間100体の遺体、蘭州市取り組み強化で専門チーム設立―中国
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=70782&type=
2013年3月29日 10時19分    

2013年3月28日、黄河の蘭州流域で年間100体に上る遺体が発見されているとの情報が広まっていることを受け、蘭州市広報部はメディアに対し、「市は蘭州流域に漂流する遺体の処理作業の強化に関する規定の制定を急いでおり、専門チームを設け、遺体の引き揚げの費用を巡って、遺族との間にトラブルが発生しないよう取り組む」と発表した。中国新聞網が伝えた。

「蘭州流域では、ここ50年間、数万もの遺体が放置されている」との情報がネットに流れたことを重く見た蘭州市共産党委員会と市政府は専門会議を開き、対応を急いだ。

黄河は蘭州市内を東西に流れており、2008年から12年にかけて、警察当局が発見した遺体は417体、川での事故や自殺などによるものである。また、現地住民が回収した遺体もあり、平均すると年間約100体の遺体が発見されている。遺体による水質汚染の問題に対し、蘭州市環境保護局の副局長は「蘭州流域の水環境のモニタリング調査を実施しているが、数値は全て正常で、水質は基準を満たしている」と説明した。

「遺体が放置されている」との報道について、行政部門である蘭州市民政局の担当者は「遺体は通常、発見された地域で処理する。各関連部門は厳格な権限及び職責の分担に基づき対処する。回収した遺体はまず、警察当局が現場で検死を行い、死因や身元を調べ、遺体の引き取り手を探す。民政局は警察当局の指示に従い、遺体の搬送、火葬、埋葬、遺骨の管理などを確実に行う」と説明した。

蘭州市は現在、黄河蘭州流域の遺体処理に関する規定の制定を急いでおり、専門機関を設立し、警察、民政、交通、財政、衛生、環境保護の各部門の責任と役割を明確化し、遺体引き揚げの専門チームを設けることで、遺体の引き揚げを巡って、遺族との間に金銭トラブルが発生するような事態が起きないよう、しっかりとした体制で取り組む方針だ。中国では2009年、長江の荊州流域で溺れた子供を助けようとして、3人の大学生が溺死する事故が発生した際、大学生の遺体回収に高額な費用を請求した会社が道徳に反するとして、世論から激しい批判を受ける事件が起きている。



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