中国の映画市場、日本を追い抜き世界第2位に―米映画協会
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2013年3月28日 10時7分
2013年3月26日、米映画協会(MPAA)はこのほど発表した報告で、2012年中国が日本を追い抜き米国に次ぐ世界第2の映画市場になったことを明らかにした。2012年中国の映画興行収入は前年比36%増の27億ドル(約2553億円)に達した。中国経済網が伝えた。
報告は世界10大映画市場のうち、中国の伸びが最も大きいとしている。また、中南米、北米、アジア太平洋地域が押し上げる形で、世界全体の興行収入は6%増の347億ドル(約3兆2818億円)に達した。
北米は6%増の108億ドル(約1兆214億円)。この地域の2012年のチケット販売枚数は13億6000万枚で、11年比8000万枚増加した。一方、フランス、イタリア、スペインなどの興行収入が減少した影響で、欧州、中東、アフリカの興行収入は1%減少し、107億ドル(約1兆119億円)となった。
2012年公開された中国の喜劇映画「Lost in Thailand」の興行収入12億6000万元(約189億円)は、米国の大作「アバター」の中国上映時に迫る歴史的記録となった。このほか、「譲子弾飛(さらば復讐の狼たちよ)」は中国本土で1億1100万ドル(約104億円)、「画皮」は中国で1億1300万ドル(約106億円)の興行収入を記録した。
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