2013年3月26日火曜日

■【米国ブログ】登山や日本食、日本には多様な魅力がある


【米国ブログ】登山や日本食、日本には多様な魅力がある
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0326&f=national_0326_003.shtml
2013/03/26(火) 09:56

 日本に滞在中の米国人男性が、日本に関する情報を発信するブログ「jlptbootcamp」で、日本の魅力について語った。

 筆者の日本に対するイメージは「国土が狭く、人が多い」ことだった。実際、米国に比べると小さいが「米国よりずっと多様性に富んでいる」と伝えた。

 日本に住み始めたころはさまざまな日本の観光地に行くことに魅力を感じたという。「観光地には古い建物があり、とてもユニーク」と感想を語った。しかし、数年住むうちに、日本の魅力は古い建物だけではなく、ほかにもたくさんあることに気づいたという。

 まず、「至る所に食べ物がある」と語る。米国から来た筆者は食べ物に高い価値を見出せなかった。自国ではメキシカン・ファストフードがごちそうだったため、新米と古米の違いも見分けることができなかったという。「食べ物に興味がなかったが、日本に来て食べ物が好きになった」と打ち明けた。

 筆者は、日本食には寿司だけではなく、天ぷらやお好み焼きなど、さまざまなバリエーションがあることを知ったという。また、「日本食は地域によっても異なることに驚いた。日本に住んで、新しい食べ物に挑戦するのが楽しい」と食への関心を示した。

 日本の魅力は住んでみないと分からないことがたくさんあると紹介。例えば山は、富士山以外の山は旅行パンフレットであまり紹介されておらず、観光客が日本に数々の名山があるのを知らないのは残念だと語った。

 筆者は、米国にいた頃よりはるかに多くの登山をしたようで、「日本人は山に親しみがある」と表現した。人気の高い山には多くの登山客が訪れ混雑しているが、日本語の練習をする絶好の機会だと思い登山をするのだという。「山では誰もが親しみやすく、気軽に会話を楽しめる」のが良い点だと語った。

 観光スポットを回るだけでは味わえない日本の良さを、日本で暮らすうちに発見したという筆者。登山好きの日本人との触れ合いや日本食の探訪を楽しんでいる様子がうかがえた。

 日本人の立場からすれば、日常の生活の場で外国人を見かけた場合と、旅先などで見かけた場合には、接し方が違うかもしれない。まず、日常生活の場で見かけた場合だが、日本人にとっては「生まれ育った場所」、外国人にとっては「異国の地」ということで、その場所にいる意味合いは異なる。

 旅先、例えば筆者が挙げた「登山の際」に日本人が外国人とであったならば、両者にとって「山登りのためにそこにいる」という目的は共通だ。そして、日本人にとっては「自分がこの場所に、外国人がわざわざ来てくれた」ということで、嬉しさも感じることになるだろう。

 外国人が日本の山を評価し、登山をしながら日本人との会話も楽しむ。日本語会話の練習にもなるとすれば、日本人にとっても大いに歓迎すべきだろう。



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