【米国ブログ】日本の花見「宴会よりも、穏やかに花を楽しみたい」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0328&f=national_0328_003.shtml
2013/03/28(木) 10:19
日本に滞在中の米国人女性が、日本文化に関する情報を発信するブログ「vivianlostinseoul.blogspot」で、花見について記している。
今年は例年より開花が早く、「ほとんど一週間予定より早く桜が開花したので変な気分だった」と感じたようだ。テレビなどで行う桜の開花予測について、「日本では桜の季節は重視されていて、いつ開花するかを数週間前から予測し、それに従って花見の計画をたてる人が多い」と伝えた。
花見については、「花を愛でるのか、アルコールを飲むのか、どちらがメインか分からないが、宴会が開かれる」と紹介し、「お酒を飲み活気づく宴会も1週早めなければならず、計画を変更せざるをえない」と今年の状況を語った。
日本では桜が咲く頃に一時的に冷え込むことを「花冷え(はなびえ)」というが、その日は「気温が寒く、凍るように冷たい空気がまるで1月のよう」と感じたと心境を述べた。
筆者は「美しい花を見ながら友人らとピクニックをして、屋外でお酒を飲むのはとても好き」と好印象を語った。しかし一方で、人で混雑しているところや、「一部の泥酔した人々と公園のトイレに並ぶのがいや」だと語る。
日本の最も美しい季節を人ごみから離れて静かに花見をしたいという筆者。毎年の穏やかな花見は、これまでの日本での自分を思い返す「特別大切な時間」だと締めくくった。
花見をしながら飲む花見酒は風情があるが、団体客などで騒々しくなることも少なくない。ゆっくり桜の花を楽しむ心を大切にしたいという筆者の気持ちが伝わってきた。
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