【台湾ブログ】日本のお土産購入戦略、恐るべし……!
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0326&f=national_0326_010.shtml
2013/03/26(火) 10:43
春節休暇で関西を訪れた、台湾のA母(ハンドルネーム)さんが、息子にせがまれて訪れた大人気漫画「ONE PIESE(ワンピース)」展の感想をつづった。
A母さんによると、一家は4人家族(A父さん、A母さん、A兄、A弟)。そして、毎年日本に遊びに来る大の日本好きだ。A母さんのブログには、日本カテゴリーの記事が全カテゴリー中2位の111件もあり、これまでの旅の様子が細かく紹介されている。
今回は奈良から京都、神戸、大阪を8日かけてまわる、なかなかの豪華コース。そして、A弟の熱烈な要望により、6日目にONE PIESE展を訪れた。チケットも、日本のセブンイレブンで予約するなど、手馴れた様子が分かる。
ONE PIESE展の会場は、どちらも大阪の観光名所である天保山大観覧車、海遊館の隣の建物。けれどA一家はこの2つを無視。「ONE PIESE展」を目指し“まっしぐら”。というのは、A弟が「どうしても待ちきれない」状態だったからだ。
会場をバックに記念撮影したとき、A弟君は「興奮で話もできない」ほどだったという。掲載されていた写真から推察するに、A弟君は中学生か小学生高学年程度の年齢だろうか。A父やA兄が笑顔を浮かべているのに対し、A弟君は「心ここにあらず」といった雰囲気だ。
一方で、A父さん・母さんは、おそらく漫画には興味がなく、「“ONE PIESE”って何?」だったに違いない。
息子にとって「大興奮もの」の展示だったが、A母さんの感想は、「最初にこれまでの漫画のあらすじが3Dアニメで紹介されていて、あと作者による原画も展示されていた。作者が主人公のルフィを作画している映像はちょっと興味があった」程度とそっけない。
まあ、最愛の息子の希望を優先したということだろう。どこの国でも、母親の心情は同じということか。
ただし、A母さんにとっても「重要事項」があった。それは展示の外、会場に併設されたグッズショップ。しかし、関心といっても「どのグッズを入手しようか」ということではなかった。
A母さんさんは、「“順路”の看板が巧みに来場客をグッズショップに向かわそうとしているのが怖い。。」と記載。
「展示出口で記念グッズ満載のカタログを渡してくれる。それによると同じ商品は1人5個まで。けれど、それでも足りないファンは、限定商品を予約購入できるって……あまりにお金を取りすぎじゃない!?」と、巧みなお土産販売戦略に恐れをなした。
A母さんにそう言わせた息子2人の「戦利品」紹介写真によると、2人はここで、ショルダーバッグ2つ、オリジナルTシャツ4枚、登場人物のポスター、トランプ、マグカップ、写真立てにカード、各県限定の携帯ストラップ、下敷きなどなどを購入した。
Tシャツは1枚2500円、バッグは2000円だから、この2つだけで余裕で1万円を超えている。「うちの王子たちは3袋に及ぶお土産を買い込んで、やっと父母を解放してくれた。。。泣きたい。。。」と、A母さんが嘆いたのもうなずける。
ましてやA一家はこの2日前、神戸のアウトレットモールでもA母さん曰く「気が狂った買いっぷり」を見せたばかり。靴、かばんから、シャツ、小物に至るまで、ここでも”戦利品”をずらりと並べ「これは一部」とコメントされた写真がブログで紹介されている。
A一家はこの旅行でいったいいくら使ったのだろうか。一家の財布が少し心配だが、それでもほぼ毎年のように日本に来てくれるのは、ありがたいことだ。
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