2013年3月26日火曜日

■【コラム】 日本への観光客激減?上海でも楽しめる桜 求められる「桜+α」


【コラム】 日本への観光客激減?上海でも楽しめる桜 求められる「桜+α」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0326&f=column_0326_017.shtml
2013/03/26(火) 10:56

 東京では桜の開花が平年より10日前後早く、記録的な早さになりました。新浪微博上のツイートで私が桜の写真を貼ったりすると「4月の日本旅行じゃ間に合わない!」という中国朋友の嘆きが伝わってきました。

 しかし、実は上海の旅行社の調べによると「上海でも桜が見られる」ということで花見時季に日本へ旅行する中国人がもともと減っているというのです。上海青年旅行社日韓部によると「3月中旬から4月中旬まで、日本へ桜を見に行く観光客は前年同期比50%減」とのこと。シートトリップ日韓部によれば「日本への個人・団体旅行客とも2~3割は減少した」そうです。

 そこで気になるのが「上海のどこで桜が見られるのか?」ということですが、上海では実は2012年12月に宝山顧村公園で『上海桜研究所』なるものが設立されていたのです。ここでは将来100種類もの品種まで桜を増やす研究が続けられているといいます。

 更には今年の2月の春節前に、上海松江区にて、桜をテーマにした大型公園「櫻花園」の第1期工事が完工し、それが3月には一般公開されたのです。『櫻花園』は、総面積49万3千平方メートルで、敷地内には桜ストリートや桜丘を建設中。今回開放されたエリアだけでも約9万2千平方メートルで、植えられた桜は約7,800株、桜並木は920メートルにまで及ぶとのことです。

 東京も暑くなりましたが、上海でも既に最高気温が27度にまで達した日があるといいます。この度、開園した『松江櫻花園』を筆頭に、『同済大学愛校路』、『上海植物園』、『魯迅公園』、『中山公園』などでも今週末辺り、桜を楽しみ人々が多いことでしょう。日本は観光誘致のために「桜+Α」を考える必要性に迫られています。



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