【中国BBS】尖閣問題でもめている責任の半分はわが国にある?
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0330&f=national_0330_008.shtml
2013/03/30(土) 11:44
中国大手検索サイト百度の掲示板に「尖閣諸島(中国名:釣魚島)問題でもめている責任の半分は中国にある?」というスレッドが立てられ、スレ主の主張に対してさまざまなコメントが寄せられた。
スレ主によれば、中国の責任とは、“主権意識が低く、中国領なのに日本人が上陸しても駆逐しなかった”ことらしい。さらに、早く軍隊を動かしていればこんな面倒にはならなかったと述べている。また、1950年代の人民日報が、「釣魚島は沖縄に属すると書いてしまったために、日本に弱みを握られてしまった」とも主張した。
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スレ主の主張に対して、「50年代の朝鮮戦争に中国も参加したし、海軍は49年に設立した。主権意識が低かったのではなく、国家の存亡の危機にあってかまう余裕がなかったのだ」という理由が挙げられ、仕方がなかったという意見があった。
しかし、今は状況が変わったため本来の領土を取り戻すのは当然だというコメントもあり、「新政府は当時、確かに貧しくて力もなかったから、ただ忍ぶしかなかった。でも歴史は釣魚島が中国の領土であることを確かに証明している。政府は金がある今、歴史的責任を取って失った領土を取り戻すべきだ」という意見があった。
また、トウ小平時代に、尖閣諸島の問題について「われわれには知恵がない。後の世代に解決を託そう」と棚上げ論を出したことがそもそもの原因との意見もあり、「この種の問題は解決が早ければ早いほどいい。でもトウさんがわれわれに問題を残してしまった」というコメントもあった。
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中国共産党機関紙・人民日報は1953年1月8日付で、琉球諸島は台湾の東北と九州の西南に位置する諸島で、それには尖閣諸島、沖縄諸島…などが含まれると報じている。当時より中国共産党は尖閣諸島は日本領であることを認識していた可能性が高く、少なくとも当時は尖閣諸島が中国領であるとは主張していなかった。
一方で中国は、当時の人民日報の記事に対し、当時の沖縄は国連が委任管理しており、主権も日本に属していなかったと反論、さらに、同報道は日本語の資料を翻訳した無署名の資料で、評論でも社説でもなく、中国政府の帰属に関する立場を代表するものではないと、苦し紛れの主張をしている。
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