“中国式道路横断法”、信号無視は成長の歩みを映す鏡―韓国紙
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2013年3月28日 7時10分
2013年3月24日付の韓国紙・国民日報が「中国は急速な成長がもたらした副作用に直面している」との記事を掲載した。中国は様々な面で混乱が生じているという。これを中国・環球時報が26日付で紹介した。
韓国在住の中国人大学教授は、現在の北京について尋ねられるとひと言、「乱」(混乱している)と評した。こうした混乱を代表する現象で、最も知られているのが“中国式道路横断”。信号無視や横断場所以外の場所で道路を横断するのは日常茶飯事で、浙江省ではわずか20日余りの間に1万人以上もの歩行者が“中国式横断”の現行犯で取り締まられた。
中国人の多くは、個人個人のモラルや教養の低さに問題があると考えているが、「問題の本質は別のところにある」と記事は指摘。中国の道路交通は何もかも“自動車優先”に設計され、歩行者への配慮が欠けていることが“中国式横断”の大きな原因になっているとしている。
横断するにも横断歩道が少なく、わざわざ遠回りしなくてはならない。いざ青信号になっても赤信号になるまでの時間が非常に短い。ある人は「中国式の道路があるなら、中国式の横断だってあるだろう」と冗談まじりに話すが、記事は「そうした“中国式道路横断法”はこれまで中国が成長してきた歩みを映し出す鏡だ」とし、周囲を顧みず、前だけを見て突き進む急成長は“死と隣り合わせ”のような大きな副作用を伴っていると指摘している。
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