日本の高学歴女性、やむを得ず家庭に=出生率も急低下―中国紙
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2013年3月26日 5時55分
2013年3月24日、チャイナデイリーは、日本で高い学歴を持つ女性が仕事を続けられず、やむを得ず家庭に入らざるを得ない状況に陥っていると伝えた。また、日本の人口危機が徐々に進んでおり、50年後には人口が大幅に減るとの見通しを専門家が指摘している。
日本では高い学歴を持つ女性が多く、働く女性もここ10年で安定して増加している。しかし、その一方で女性の職場復帰が難しくなっている。伊東さん(仮名)は弁護士として働いていたが、現在は仕事を辞めて主婦となった。働いている間は休日出勤も多く、月間労働時間が300時間を超えることもあり、仕事に力を入れれば育児ができず、結局退職せざるを得なくなったという。
こうした事例は枚挙に暇がなく、70%の女性が出産後は仕事を続けられなくなってしまう。働くほど出産や育児から遠のいてしまい、辞めるに辞められないというケースも多い。また、男性も多くが育児のための休暇を取らないか、あるいは取ることができず、伊東さんも「夫は当てにできない」と話す。無理に育児休暇を取ろうとすると仕事を失う可能性もあるからだ。
スウェーデンやデンマーク、米国などの国では女性が働きやすい環境を作ることで出生率を上げることに成功しているが、女性の就職率が低いイタリアや韓国、そして日本では出生率が低いままとなっている。日本の人口は2006年以降徐々に減少し続けており、このままでは50年後の日本は人口が3分の1も減少してしまう可能性があると、専門家が指摘している。
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