公費飲食など「三公消費」13兆円、2012年の財政収入の10%に相当―中国
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2013年3月26日 7時19分
2013年3月24日、中国・浙江省公共政策研究院は、「三公消費」に関する談話を同省杭州市にある浙江大学で主催した。中国新聞社が伝えた。
三公消費は公費での飲食、公用車の私用、公費旅行を指し、専門家の予測によれば、近年中国全国の三公消費は9000億元(約13兆円)を超える。これは、2012年の財政収入の10%に当たる額だ。増える一方の三公消費は国民からの不満を買い、政府のイメージを損ねている。
同イベントには、全国各地から10数人の専門家や学者が集まり、意見を出し合った。浙江大学公共政策研究院の範(ファン)副院長は、「三公消費を抑制するには、民衆が管理に参加できる形を作る必要がある。そして、三公の消費と決済を分け、国民の監督を受け入れるべきだ」と指摘。
一方、浙江大学中国地方政府創新研究センターの陳(チェン)主任は、「単に公費での飲食を禁止しても、彼らは別の方法を模索し、公費を使うだろう。そのため、公務は事務所で行い、レストランなどで公務を行う中国の習慣を変える必要がある」と述べた。
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