2013年3月27日水曜日

■桜の起源は中国 なぜ日本の象徴となったのか=中国専門家


桜の起源は中国 なぜ日本の象徴となったのか=中国専門家
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0327&f=national_0327_052.shtml
2013/03/27(水) 16:18

  武漢大学のキャンパスは桜(さくら)の名所だ。中国網日本語版の記者がこのほど武漢の桜の名所を取材した際、武漢大学園林環境衛生サービスセンターの黄徳明主任、中国科学院武漢植物園の専門家の張忠慧氏、磨山管理所の園林エンジニアの張艶芳氏は、桜は中国原産で、宋代に日本に伝わったと主張した。中国網日本語版(チャイナネット)が報じた。(写真は「CNSPHOTO」提供)

  ■日本の史書、桜の原産地は中国と証明

  張氏は、「日本の権威ある桜専門書・桜大鑑には、桜の原産地は中国であり、日本で名を馳せたとされている。桜の起源はヒマラヤ山脈にあり、その後日本に伝わり、桜の変種が発展した地方となった」と述べた。

  張氏は、「当初の桜、つまり山桜と野桜は代表的な中国の桜だ。日本の桜は中国の宋代のころより、中国の野生の桜の栽培を開始した。さらに現地で改良を続け、現在の有名な日本の桜に進化した」と語った。

  日本の桜は重弁花で、野桜と山桜は単弁花だ。これを鑑賞した場合、日本の桜はボリューム感があり、野桜と山桜は寂しさが目立ち、木の寿命も短い。しかし野桜と山桜の鑑賞期間は20日以上に達し、日本の桜より1週間ほど長い。

  ■文化の差、桜が日本の象徴に

  桜は中国原産であるにもかかわらず、なぜ桜は日本の象徴とされるのだろうか。張氏は、「これは長期的な文化の差により形成された誤解だ。中国の歴史において、桜はほかの名花ほど知られていなかった。中国人は富を象徴する牡丹、高潔な品格を示す梅の花を好む。日本人にとって、桜は純粋かつ剛直で、潔く滅び行くイメージがあり、武士道の精神に合致するのだろう」と主張した。



0 件のコメント:

コメントを投稿