2012年1月30日月曜日

■訪日PRイベント開幕、JNTOが繁華街で[観光]


訪日PRイベント開幕、JNTOが繁華街で[観光]
http://news.nna.jp/free/news/20120130spd003A.html
シンガポール  2012年1月30日(月曜日)

日本政府観光局(JNTO)は28日、繁華街オーチャードのシンガポール高島屋前を中心とした路上で訪日旅行促進イベントの開幕セレモニーを実施した。東日本大震災後、大きく落ち込んでいる訪日客の回復を促進するとともに、来月開催される地元の大型旅行フェアでの集客を狙う。

あいさつに立ったJNTOシンガポール事務所の足立基成所長は「昨年通年のシンガポールからの訪日客は前年比で約38%減少した。新年を迎え、今年は新たな気持ちで観光客増を狙いたい」と話した。

開催場所は観光庁(STB)が管理する国有地であり、この場所をシンガポール以外の国・地域がイベントに利用するのは初めて。47都道府県の観光名所や名産品などが描かれた大型トランプを展示。現在ギネスブックに記録を申請中という巨大トランプも設置された。セレモニーは週末の夕方とあって、大勢の買い物客や観光客が足を止め、特設舞台での太鼓のパフォーマンスやトランプのイラストを手掛けた千秋育子さんのライブペインティングなどに見入っていた。イベントは来月26日まで1カ月間にわたり開催される。

昨年のシンガポールからの訪日客は震災以降に激減した後、4月を底にマイナス幅が徐々に縮小したものの、9月以降は再び下落幅が拡大。原発事故や円高のほか、日本人観光客の増加で航空座席確保が困難になったことなどが影響した。JNTOは、国内随一の繁華街で日本の魅力を広くアピールすることで、来月開催されるシンガポール旅行代理店協会(NATAS)旅行フェアでの需要喚起につなげたい考えだ。



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