領土問題、実質論議要請へ 日ロ外相、査証を簡素化
2012年01月27日 18:22米国東部時間 News from Japan
玄葉光一郎外相は28日午前、ロシアのラブロフ外相と都内の飯倉公館で会談する。懸案の北方領土問題進展に向け、実質的な議論に入るよう要請。アジア太平洋地域での安全保障や経済分野の協力強化に関しても意見交換する見通しだ。
会談後に両外相は、日本の企業関係者が訪ロする際の査証(ビザ)取得を簡素化する協定に署名する。
領土問題で、玄葉氏はロシア側が提案している四島の共同開発について、ロシアの主権を認める形での参加には応じられないとの立場を明確にする。ラブロフ氏は、四島のロシア編入は「第2次大戦の結果であり、完全な法的根拠に基づく」との従来の主張を繰り返すとみられる。(共同)
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